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合唱曲での歌い方についての質問です。
和音で、トニック、サブドミナント、ドミナントとありますが、どの和音のときに強く出して歌うとか、どの和音のときに優しく歌うとかっていうのはあるのでしょうか?
教えていただきたいです。

A 回答 (2件)

>和音で、トニック、サブドミナント、ドミナントとありますが、どの和音のときに強く出して歌うとか、どの和音のときに優しく歌うとかっていうのはあるのでしょうか?



終止の時にはありますが、それ以外ではないと思います。
終止のときには、フレーズの最後のトニック和音は「安定」が基本なので、ビブラートをかけません。かけても、それはゆるやかに安らぐようなビブラートです。
一方その直前の和音、とくにドミナントは強く出し、ビブラートも強い目にかけて「不安定」な感じを演出します。 そうすることにより、次のトニックが鳴ったときに、「不安定」→「安定」という動きが感じられ終止感が強まります。
もちろん曲の感じにもよるのですが、一般に、素人はドミナントを強くせずにトニックを強くする傾向があります。これはドミナントモーションの意味が解っていないために起こります。ドミナントコードは文字通り「ドミナス」すなわち「支配する」という意味で、その曲のキーを支配しているのはトニック(主和音)ではありません。主人(トニック)は、強烈な嫁さん(ドミナント)に呼び出されてヘコヘコ出てくるに過ぎません。そのためにドミナントコードを強く聞かせれば、聴衆の気持ちの中に次のトニックを早く聞きたいという欲求が生じます。そこでトニックを静かに鳴らしてやれば聴衆はとても安心するのです。ところが強弱が逆になると、不安定な感じを強く持たない耳に、安定な和音を強く鳴らしかつビブラートをギンギンに掛けても、終止におけるストーリー性がでません。
音楽は「安定」→「不安定」→「安定」という基本で成り立っているのですが、これはテレビドラマと同じで、主人公が危険な目に逢って(不安定)→助かる(安定)という構成と同じことです。不安定なところが弱ければ、安定な気持ちが沸いてこずにストーリー性が弱くなるということです。
まずは、ロングトーンでドミナントをビブラートをかけながらクレッシェンドして、すっと抜くようにトニックコードに移行する練習をし、「終止感」というものを体験することです。もちろん最初は遅く、あるいは遅い曲を使い、解って来れば速い曲にも応用できます。また力強い曲で、最後がフォルテシモのときは、ドミナントのところで強くビブラートをかけ、トニックではビブラートを排除すれば、トニックが強くても終止感が出ます。
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こんにちわ



・どうなんでしょう。
「合唱」や「合奏」の編曲もしますが、
トニック、サブドミナント、ドミナントをそういう風に
意識する・・・かな?

確かに、関係はあります。
しかし、「半終止」の部分は、「偽終止」に繋がる場合は
ドミナントが多いですが、弱めると思います。

ですが、「半終止」で終わる場合は、
「テンション上がりますよね」(笑)

・また、そもそも、一般の方には、
「トニック=T、サブドミナント=S、ドミナント=D」を区別できる人は
少ないでしょうから、意識できませんよね。

・ついでに、
「コード」とは、「絶対」的ではありません。
例えば、
「T-S-D-T」と記されていても、場合によりますが、編曲によっては
「T-D-T」に、編曲できる場合も、あります。

すなわち、
「編曲」(コード付け)は、同じメロであっても、
個人差があるので、異なるコードをつける場合が多々あります。

そうなると、
トニック、サブドミナント、ドミナント
自体、前提が崩れてしまうので・・・

ということで、
結論としては、「それだけで強くとか、優しく」歌う。
ということは、決められないです。
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