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アメリカは理数教育がのんびりしている、レベルが高くないと聞いたことがあります(数学オリンピック等でも決して上位ではないと思います)。でも、一方で国の主要産業としてITや医学、軍事分野では世界的にもトップのレベルにあると思います。これらの産業は基礎的な学力として数学等の理数系学力が必要と思うのですが、理数がレベルがそれほど高くないと言われているアメリカでなぜそのような先端技術が発展できるのでしょうか?
それとも、ITや医学、軍事は移民による(例えばインド人エンジニアなど)貢献が大きいのでしょうか?
でも、軍事は国家機密にかかわる分野だから生粋のアメリカ人でないと困る気がするのですがどうなのでしょうか?

A 回答 (7件)

自由主義だからです。


日本人が優秀だったとしても日本人の思想が反自由主義でお仕舞いです。かつての帝国陸海軍のエリートの思考力や感性がアメリカの白人より低いわけがないのです。しかし日本人は反個人主義思想でお仕舞いです。信じられないことに現在進行形です。アメリカ帰りのアメションもネットで博識の評論家もみんな日本人は個人主義で日本はダメになり救う方法は反個人主義だと言っています。お仕舞いです。中国に抜かれます。韓国に国力が抜かされることはなくても今後は個別的には抜かされまくるかもしれません。
本題は、自由主義で個人主義のアメリカは個人の利権(私有財産)を強烈に自己管理する国です。詐欺的な欧州連合と異なり社会主義的な自滅を歩みません。アメリカの自己責任主義の連鎖がアメリカの国益と連結しているのです。利権の基盤がアメリカ社会にあるからアメリカは守られるのです。
日本のようにドルを買っているようでは国は守れません。
留学生や研究者が出たり入ったりしようがそいつらに利権が渡るようにはしません。相対的に利権を失いたくないからです、アメリカのドルとゴールドに基盤を置くアメリカ人がその上の管理者であるかぎり。
卑近に例えれば自由主義社会では師匠は自分の利権が減らないような形でしか弟子に教えないのです。利権の食い合いが激しいので守りは固いのです。日本はユルユルの馴れ合いです。みんなでみんなでですからみんな無責任です。
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この回答へのお礼

ありがとうございます 大変参考になりました 引き続き勉強していきます

お礼日時:2013/10/28 10:47

>でも、一方で国の主要産業としてITや医学、軍事分野では世界的にもトップのレベルにあると思います。



優秀な理系の外国人を輸入するので世界のトップレベルになります。

第二次大戦中には敵国からドイツ国籍のアインシュタインを輸入しましたし、戦後は日本生まれのノーベル賞受賞者もアメリカが輸入しました。
最近ではアメリカのITを支えている技術者の過半がインド系で、インドのすぐれた理数系教育の成果がアメリカの繁栄を支えています。

軍事研究、兵器開発そのものはアメリカ生まれの科学者、技術者が好ましいのでしょうが、軍事予算で実施される広範な基礎研究は世界の英知を活用しても問題ないと思います。

アメリカ人(とくにアングロサクソン人)の考えは、技術を輸入するよりも、人材を”輸入”する方が安いと考えている節があります。人材獲得競争に敗れて技術を他国に占有されるのが一番高くつくという判断でしょう。

この考えは韓国発祥の多国籍企業であるサムスン電子などでも採用されており、日本の電機メーカーの技術者を数千万円の高額報酬で短期契約し、自社開発すれば数億円~数十億円かかる技術を安く手に入れます。
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この回答へのお礼

ありがとうございました 大変参考になりました やはり海外の技術者の果たす役割は大きいんですね 引き続き勉強していきたいと思います

お礼日時:2013/10/28 14:38

資本主義、特にマーケティングに関して、日本人はまるで勉強不足だと思います。


実は、以前数学オリンピックの問題作成に携われた方にお会いしたことがありますが、、
個人的にはそういうものは、面白いんだけど、ファミコンの高0名人みたいなものだと思います。お勉強キャンペーンの一環というか、なんというか。。そういう方はそれはそれで必要ですが、そういう人ばかりでもだめでしょう。

そもそも、数学オリンピックの問題というのは、いくら難しくても、必要な情報はすべて集まっているのが大前提です。あるものの見方をすると、これは一種のシュミレーションゲームなのです。
シュミレーションのエフワンゲームで必ず優勝できる技術を身に着けたからといって、必ずしも現実のレースで最強というわけではありません。。


以前、アメリカやカナダの大学をうろうろして感じたことですが、、「他の人が面倒に思っていることを、簡単に解決する方法をみつければ、あなたはミリオネアになれる」というたぐいのことを何度も聞かされました。つまり、ふだんから、異分野交流やビジネスチャンスをうかがうことが推奨される環境にあるわけです。



私が具体的に見た例では、あるアメリカの企業向け流体シュミレーションソフトの会社(車のまわり、冷蔵庫の中、など、開発したいものの周りの空気の流れをシュミレーションを行うソフト。実験のてまを減らせる。)では、一番売りである高度な技術の真ん中にある研究は、ヨーロッパ産でした。つまり、ヨーロッパの大学と提携し、これを、アメリカでユーザー側が使いやすいソフトにして売るわけです。日本に支社がありましたが、ここでは機械工学科の学生さんが大量に雇用されていました。
機械工学科の学生さんには、ソフトの中身はブラックボックスです。
日本にも、流体シュミレーションの研究者はおり、流体そのものの研究については、ヨーロッパで懸賞金を受け取ったような方もいますが、(ナビエストークス方程式)機械工学科出身で企業に勤めて、ニーズがあっても、日本の流体研究者を専門用語や言葉が違う彼らに紹介して商売しようという学生はあまりいません。
前述の機械工学科の学生さんの中には、「いずれ中身も勉強したい」という人もいて、日本人らしいと思いました。
一方で、アメリカの機械工学科の学生さんのなかには、友人の医者に医療機器を改良して売りつけているひとや、自分のノートを販売している人もいます。


大げさに言うと、アメリカ人は、誰に頼むべきか誰が購入するか考えるところを、日本人は何を勉強すべきか考えるといったところでしょうか。そうして行き詰まっているところに、圧倒的な情報収集力を持った外国の商売人が、「あなたが面倒に思っていることを、簡単に解決できる人を紹介します」とやってくるわけです。

このシュミレーションの時代に、シュミレーションはばかにはできませんが、売る側になるか買わされる側になるかというところで、日本の教育はすきだらけです。
学習塾で、親や先生に頼まれなだめられ勉強している子どもたちを見ると、これはただの消費者教育なのではないかとさえ思えてきます。
日本の子どもは、もっとやりたいことをやったらいいと思うし、大人はもっといろんなものを見せたほうが良いと思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます 大変に参考になりました 目から鱗とはこのことかとおもいました というのも私は今まで頭脳さえ、中身さえいいものを持っていれば日本の国際競争力は必然的に強い立場になると当たり前のように思っていましたが、回答者さんのお話を伺うと、それだけではなく「マーケティング力」もとても重要なんだなということがわかりました。そして、頭脳がなくてもその情報をうまく動かすことで優位に立つこともできることがあるんだなと。新しい物の観点が増えました 引き続き問題意識をもって勉強していきたいと思います

お礼日時:2013/10/28 14:47

>>理数がレベルがそれほど高くないと言われているアメリカでなぜそのような先端技術が発展できるのでしょうか?



No.1さんの回答にありますが、アメリカ(に限らないけど)は個性尊重、独創性重視、まわりとは違うことは良いことだという価値観の国です。
日本のように、周囲と大きく違うことをすれば、子供・大人をとわず、イジメを受けるような価値観の国では、最先端のものを生み出すことはできませんし、そんな方は排除されがちです。たとえば大学で2人のどっちかを、あるポジションにつけるとき、既成概念に合わないことをやっている人は、選ばれないでしょう。

アメリカでは、軍事系の研究で、最先端の研究テーマとして承認されるには、「なにバカなことを言っているんだ!」というくらいのテーマでないとダメだという記事を目にしたことあります。まあ、新兵器は、敵が想像もできないような攻撃手段のほうが効果があるわけです。一番いいのは、「甚大な被害が出たけど、これは自然現象だから、どうしようもない」と敵国が思うような兵器かもしれませんね。

日米の上記のような文化的相違により、IT関連でいえば、日本のプログラマは、「権威や伝統を非常に重んじる態度」をとりますけど、アメリカのプログラマは、「奔放さと反体制的な気質」だったりします。(私が、あるイベントでGNUプロジェクトのストールマン氏に会った時、ヒッピーのおっさんと思うようなスタイルで驚いたものです)

また、日本人って「恥ずかしがり屋」っていう面から、フりーソフト・プログラムのソースコードを公開することが少ないですが、米国では、ソース公開しているケースが多いようです。なので、初心者プログラマがベテランの技術を習得して成長するチャンスも多い面もありそうです。

日本人ってIT分野に限らず、戦術的、あるいは作戦的な狭い範囲での戦いが得意ですが、米国は、大きな構想を持って、それを実現するための戦略・戦術という流れを作り出すのが得意なようです。(日本軍の真珠湾攻撃の奇襲をわざと成功させ、そして米国国民に参戦を認めさせるという流れを作るとか・・・)

たとえば、あるデータベースソフトのソースコードを米国から購入して、日本語が使えるようにしたことがありますけど、C言語のソースコードを読んでいたとき「日本人にこの全体構想を考えるのは難しいのでは?」なんて感じました。
また、最近は、MSの.NetFrameworkとC#を使っていますけど、その.Net構想って、MSが2000年に発表して始まっています。その当時は、米国のプログラマでさえも、.Netに疑問を持っていたようですが、今では、効率よいソフト開発ができるとして受け入れられているようです。

また、「アメリカの理数レベルが高くない」が本当かどうか判りませんが、もしそうだと判明したら、米国は、「じゃあ、海外から理数の得意な人間を留学させればいい」ということで、「留学費用・授業料免除」などの特典で、そういう学生を集める方策をとると思いますし、現在、そういうやり方で優秀な学生を集めている大学もあるようです。
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この回答へのお礼

どうもありがとうございました 大変参考になりました アメリカは移民の国で多様な人がいますものね 個々人でバックグランドも違うし人と違うことに寛容な気がします 引き続き勉強してきたいと思います 

お礼日時:2013/10/28 14:52

>理数がレベルがそれほど高くないと言われているアメリカでなぜそのような先端技術が発展できるのでしょうか?



レベル(平均)が日本よりも低くても、日本の2倍以上の人口の国ですから、全体の分布を考えればピークに属するトップレベルの学生も確率的には存在するはずですし、絶対数としても相当数居ると考えられます。
民間の企業や中小企業の底上げには一般レベルの高いほうが有利です(日本がそれで成功したように)が、最先端の研究開発には多数の人材は不要でありむしろ極少数のエリートが自由に進めるほうが効率が良いかもしれません。
米国ではそういった極めて優秀な一握りの若者がとびぬけた発見をし、成功し、全体を引っ張っているのでしょう。
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この回答へのお礼

どうもありがとうございます 大変参考になりました 引き続き勉強していきたいと思います

お礼日時:2013/10/28 14:54

アメリカで数学オリンピック関連のコンペティションなどに頻繁に参加している高校生として言いますが、数学オリンピックでのアメリカは常に二位三位を維持する強豪中の強豪です。

平均10位以下の日本やそれ以下のインドなどとは比べることもできません。しかしながらアメリカ代表のそのほとんどがアジア系で構成されている事実をアメリカにおける白人の全体に対する人口比と合わせて考慮することによって、アメリカの全体的な数理教育のレベルの低さを論じることはできますが、数学やその他の科学系オリンピックで好成績を収めた人々のほとんどがアメリカで教鞭をとっているので、アメリカは中国を凌ぐ世界最高のオリンピック向けの教育システムを持っていると言えます。物理オリンピックや化学オリンピックなど全ての同様のコンテストでも常にトップレベルです。もしそう思わないのであれば、アメリカのそういった国際的なコンテストでの成績を参照してからそう論じてください。妄想で語られても虚偽の事実を広められたアメリカ人が可哀想そうだとはおもいませんか?以下が数学オリンピックに関するソースです。http://www.imo-official.org/results.aspx

全体的に見てアメリカ人の数理教科に対する理解が低いことは事実です。しかしながらトップの水準が日本のそれよりもはるかに高いことは、数学及び科学系オリンピックの成績、ノーベル賞受賞者数、世界大学ランキングにおいてトップ100校がアメリアの大学である事実、留学生の人気度、及び研究者や大学教授の質的かつ量的な高さなどから明らかです。また、全体的な教育レベルが高くとも、一人あたりGDPでは日本はアメリカほど高い水準を保ってはいません。このため、国民全体が高い教養を持つことは必ずしも国民の所得に結びつきません。教養が低くとも所得が高い人間になりたいかその逆になりたいか、それはあなたの自由ですが、資本主義社会である現在では後者を選択する人々は頭が悪いのだと結論付けざるを得ません。なんのための教養でしょうか?それはあなたが社会で役立てるためであって、社会にでるのはお金を稼ぐためです。教養をひけらかすことに人生を捧げたとて、30代になって誰が微分方程式の解き方を覚えているでしょうか?知識は消滅するものですが、富は蓄えられている限り残ります。アメリカの富は富裕層に一極集中しているという批判もあるでしょうが、一方でアメリカは資源大国かつ国土が広いといった多大なアドバンテージがあるので、所得の高さ低さにかかわらず平均的に日本よりも高い物質的な豊かさを保持することができます。これを否定するのであれば、それはあなたがアメリカでの生活経験が無いために、ネットで蔓延している虚実のみで作り上げられた「アメリカ観」を通してアメリカに対しての貧困の度合いを過剰に受け止めているからでしょう。事実が異なることは、これら二つの国での生活経験が長いため分かっています。

先端技術の多大な発展に対する理由はアメリカの大学以降の教育が単に効率的で他国のそれよりも高価ではあるが優れているためです。優秀な留学生を世界中から集めることのできる魅力の恩恵によってのみアメリカの今日の科学技術における繁栄が成せれていると論ずるのも、インド系などのアメリカ国籍を持つ少数派の恩恵によるものだとするのも強引な考えだと言わざるを得ません。アメリカの大卒者や修士博士などの多くが適切な教育を受けて、健全な競争のもとに各企業、研究所、大学などに過不足なく就職できる環境があることがより重要な要因であると考えられます。例えば、グーグル、フェースブック、マイクロソフトなどのIT系の大企業のCEOの多くはマジョリティである白系のアメリカ人です。それらの企業の社員もそのほとんどがインド系などではなくアングロサクソンが占めてます。

ちなみに、アメリカの義務教育は高校まで続きます。アメリカの最底辺は日本の最底辺よりも少しばかり多くの教育的アドバンテージを持ってます。それらの知識レベルの比べることはできませんがね。
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この回答へのお礼

ありがとうございます!大変参考になりました☆引き続き勉強していきたいと思います

お礼日時:2013/10/30 04:39

米国は格差が大きいのです。



トップは天才が揃っていますが、ボトムは
字も読めないのがゴロゴロしている、
というのが米国です。
だから平均値は低くなることがありますが
トップが優秀なら問題無い、と考えるのです。

トップさえ優秀ならば、そのトップが国を
引っ張っていけば、それでOKだろう、という
のが米国の思想です。

日本のように、少しの格差でも大騒ぎして、
皆一緒にゴールイン、という国とは異なる
のです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます!大変参考になりました

お礼日時:2013/10/30 04:38

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