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日本人はノーといえないらしいのです。
外人と話したときってことかな?
・なぜノーと言えないのか?
・大日本帝国以前もノーと言えない国民性だったのか?
・ノーといえないことが問題視され、最近は言えるようになった?
・海外、外人と話した体験談とかあれば。
・外人はノーと言えるのかね?

A 回答 (8件)

基本的には「通訳」を介す場合の話しで、「言えない」では無く、「言わない」文化である結果、トラブルがあったと言う話しですよ。



自分で英語を話す場合、英語と言う言語上、Noを言わないなど、ほぼ不可能です。
たとえば白州次郎などは、流暢な英語で、何度もマッカサーに「No!]と怒鳴ってます。

日本同士の間では、「善処します」「検討しておきます」などと言われたら、「お断り」の常套句と感じますが。
それを「I'll do my best!」なんて訳して外国人に伝えたら、外国人は大喜びします。

実際、佐藤内閣の時だかに、外交上でそのトラブルがあったのですよ。
それ以来、アメリカの対日外交官の間では、「日本のYesはNoの意味」などと皮肉を言われ、世界的にも通説になりました。

一方、1990年頃に、『「NO」と言える日本』と言う本がベストセラーになり、世界的にもそこそこ知られてます。
この本は、別に「日本人はNoと言えないから、もっとNoが言える様になろうぜ!」と言う主張じゃありません。
どちらかと言うと、「日本の国力からして、もっとNoが言える力がある」と言う主張です。

それがいつも間にか、対米追従外交などに関し、アチコチでもじられて、「ノーと言えない日本(人)」などと言われてるだけです。

まあ直接的な表現は下品で、婉曲表現を上品とするなど、日本語は曖昧さの多い言語ですが。
良く言えば、「Noと言わずにNoが伝えられる」わけで、かなり高度な言語であり、その言語の使い手である日本人も含め、両方が存在せねば、成立しない言語です。

実際、戦後にアメリカが、漢字,ひらがな,カタカナを用いる日本人の言語能力や識字率に疑いを持ち、調査を行ったところ、殆どの日本人の大人は、そのいずれもを完璧に理解していることが判明し、アメリカ人言語学者を驚かせたそうです。

そんな日本人が、No(いいえ)くらい、「言えない」わけがありません。
言語力が高いからこそ、否定的な強い表現を避ける様になって行き、ややこしい言語化しても、言語力が高い日本人同士では通用したのです。

私自身はさほど英語は堪能じゃないのですが・・。
その結果、特にビジネスなどでは、むしろ外国人に「Yes」「OK」などと言う場合が慎重です。
当たり前でしょ?

ただ、日本人らしく、Sorry, but I cannot agree with you.みたいな表現にはなりがちですが。
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ノーは使わないでしょう。



嫌とか駄目とか要らないとか・・・
日本語って深いねww
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・なぜノーと言えないのか?


   ↑
#1さんが回答している通りですね。
同質的な人間だったから、あえてノーと言わなくても
解る、という文化だったし、
相手を疵付けない為の思いやり、ってことも
ある訳です。

・大日本帝国以前もノーと言えない国民性だったのか?
    ↑
 そーです。

・ノーといえないことが問題視され、最近は言えるようになった?
    ↑
同じです。変化無し。

・海外、外人と話した体験談とかあれば。
    ↑
中国人などは、まことにはっきりとノーと
言います。
慣れないとケンカにまではならないけど、
気分が悪くなります。
慣れればどうということも無いです。
時々、日本人は何を言わんとしているのか
判らない、とかうじうじしていて豪快でない
と文句を言われます。

・外人はノーと言えるのかね?
    ↑
ワタシの知る範囲では、日本人だけですね。
ノーと言えないのは。
米国のような、多民族国家では周りの人間の文化
などが異なりますので、ノーとはっきり言わない
と誤解されることになります。
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日本人は”不言実行”を重んじる文化がありました。

今も他国と比較すると発言よりも行動を注視する文化が残っていると思います。

したがって、口でイエスといおうがノーと言おうが、その後の行動に注目するのです。

イエス、ノーをはっきり言わなくても、態度で示す。行動でしめすことが重要とされたからです。

でも、日本以外の国々では言論で勝負するれば良いという文化があります。
それらの国の文化、具体的にはアングロサクソン人中心として欧米の文化では日本的な態度(行動重視)は高く評価されません。

しかし、チベットやインドやその他のいろいろな地域で、イエス、ノーをはっきり言わない文化があるようです。

>・外人はノーと言えるのかね?

たぶん、欧米のキリスト教徒だけを見れば「ノーと言える」のが多いと思います。
それから、自国の文化伝統を捨てて、宗教や言語、思考方法など、なんでも白人の真似するような一部の国では「ノーと言う」訓練がされて、白人と同じようになっていると思いますs。
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 相手を傷つけたくないからです。


 婉曲に遠回しに、角が立たないようにやんわり断ります。
 なので、鈍感な人は??? ということになります。
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実際に外国人と接すれば分かりますよ。

おトナリの国の人たちでさえ私たちがびっくりするほどイエス、ノーをはっきりいいます。

イエス、ノーをはっきりいうと、外国人は「君は日本人なのに自分の意見をはっきり持っていてスマート(頭がいい)だね」といわれます。勉強してみると分かるのですが、英語って演説や自己主張するのにとても話しやすい言葉なんです。主語の後に動詞がくるから、「私は~だ」と言いやすいのです。中国語はまったくできないけど、文法は英語と同じ主語+動詞だから、自己主張はしやすいと思います。

日本語は、口説きの言葉がないですね・笑。アイラブユーとかアイニージューとか「僕はこうなんだ」という意思表示が示せますが、「僕は君が好きだ」だと単に自分の気持ちを伝えているだけで説得にまでならないし、「我は君を愛す」なんて絶対いわないし・笑。
なお、文豪夏目漱石によるアイラブユーの翻訳例は「月が綺麗ですね」だそうですが、伝わるかしら・笑。
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直接外国人の方と会話したことはないのですが、


以前海外プレイヤーも多く参加しているオンラインゲームで
よく遊んでいました。

基本的に多人数で目的をクリアすることが多いゲームだったのですが、
日本人プレイヤーは自分の意見を言わず付いていく方が多かったです。
逆に外国人の方(アメリカ人、中国人、韓国人、フランス人など)
色んな国の方がいましたが、皆さんイヤなものはイヤと言うし
自由な感じでした。

たぶん、日本人は自己主張が苦手だから断れないのでしょうか。
昔からそうだったのかは謎ですが・・
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>なぜノーと言えないのか?




ほとんどの人が狭い村社会で生きてきたから、
「相手の立場を否定するような言葉は吐かずに
あえてうやむやにあいまいに返事を濁す」
習慣が根付いているだけです。

島国で単一民族だから、
ある程度、生活習慣、言語、風習などが似通っているため、
大抵のことは話し合いで丸く収める知恵が備わっている。

というか、聖徳太子以前にそれができなかったために、
国を挙げての大乱があったとも言われている。
聖徳太子が17条憲法の第一に
「和を以て尊しとせよ」と上げたのはそれに由来する。
などとも言われています。
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