この人頭いいなと思ったエピソード

簿記2級取得にむけて勉強しています。

期末に売買有価証券A株(帳簿価額200円)の時価が250円、B株(帳簿価額180円)の時価が100円である場合の仕訳。

諸資産10000円、負債7000円の会社を吸収合併し、資本金が5000円増加した。

この二つの問題が理解できません。
解説つきで詳しく教えていただけないでしょうか。
宜しくお願いします。

A 回答 (1件)

こんにちは。



最初の問題:
有価証券評価損益  30/ 売買目的有価証券  30

A株は50円の評価益、B株は80円の評価損で合わせて30円の損。
評価損と評価益は合算して計上するので、「有価証券評価損益」という勘定科目を使って上記のように仕訳する。
もしこれが最終的に30マイナス(評価損)でP/Lへの記載なら、「有価証券評価損」の科目を使って営業外費用へ計上する。今回の問題は仕訳なので、頭書の解答となる。


2番目の問題。これも仕訳でいいのですかね。
諸資産 10,000/ 諸負債 7,000
のれん  2,000   資本金 5,000

会社を吸収合併とは、会社を買ったこと。「買う」という実態は資産を受け継ぎ、負債を引き受ける事。つまりプラスの財産10,000とマイナスの財産7,000を手に入れた。純額は3,000(差額)。
一方、誰から買ったかと言うと、吸収された会社の株主から。その株主への対価は、この場合金銭ではなく自社の株で賄った。それが「資本金の増加」という表現に表れている(新たに自社株を発行したと推察できる)。
吸収した会社の純額は3,000なのに対して対価として支払った自社株の価額は5,000ということは、その会社を会計上の評価よりも高く買ったということになる。それだけこの会社が、財務諸表上の数字以上の将来性があると見込んで高く支払ったと考えらる訳で、この将来の収益性を見込んで支払った超過部分を「のれん」という。結果頭書の仕訳になる。
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この回答へのお礼

ありがとうございました!
どの教材をみても分からなかったので
とても分かりやすい説明で助かりました。

お礼日時:2013/11/10 22:30

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