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連結仕訳 少数株主持分アップストリームについて

 独学で勉強しているため、簿記1級の未実現利益の意味がわかりません。

下記のような場合です。

連結子会社から親会社への売却取引(アップストリーム)の場合で、
親会社A社に連結グループ子会社B社から仕入れた棚卸資産100があり、そのうち20がB社がのせた利益。
 少数株主にこの利益の減少分を負担してもらう必要があるため、アップストリームの場合、棚卸資産の未実現利益消去の仕訳は次のようになる。少数株主持分比率は20%とする。

 借方:(売上原価)  20  貸方:(棚卸資産) 20
   (少数株主持分)4      (少数株主持分損益)4

*上記の場合、売上原価が増えて利益が減少するのはわかります。でも「少数株主にこの利益の減少分を負担してもらう」と、どの参考書にもでていますが、なぜ少数株主持分損益が貸方にくるのでしょうか?これでは、少数株主は利益が出てしまうのでは??
意味がわかりません。
もう1年悩んでいます。
簡単すぎることなのでしょうが、どなたかわかりやすく教えていただけないでしょうか?
よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

>なぜ少数株主持分損益が貸方にくるのでしょうか?これでは、少数株主は利益が出てしまうのでは??//



少数株主が自らの財務諸表上で計算しているのなら、kazkaz921さんが言われていることは当たっているかもしれません。
しかし今見ているのは、親会社の連結会計です。勘定式の連結P/Lを考えて下さい。少数株主利益ってどこにありますか?借方にありますね。つまり親会社にとって少数株主利益は費用と同位置にあるのです。ということは、

>「少数株主にこの利益の減少分を負担してもらう」//

という言葉の意味は、親会社の連結会計上で少数株主利益を減らす=少数株主利益という費用項目を減らす
と同意と考えられると思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。なんとなくわかりました。
下(子会社)から見るのではなく、上(親会社)から見るのですね。

親会社(連結会社)が利益を出したときは、少数株主に利益をあげる(利益が減る)ので、利益科目が借方にくる。
(少数株主損益)4  (少数株主持分当期変動額)4   
逆に親会社(連結会社)が利益を減少したときは「少数株主に利益の減少分を負担してもらう」、つまり親会社は利益を返してもらう、親会社は儲かるので、利益科目は貸方にくる。
(少数株主持分当期変動額)4 (少数株主損益)4  

(少数株主損益)というのは、親会社が使う損益科目。
こんな考え方でよろしいのでしょうか?
ありがとうございました。

お礼日時:2010/05/30 20:43

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