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間違った仕訳をしてしまって修正するとき、戻しの仕訳を行いますよね?
どうして「戻す」のでしょうか?
マイナス計上では駄目ですか?

例えば
旅費交通費 3,000 / 現金 3,000 をなかったことにするために、
旅費交通費 -3,000 / 現金 -3,000 とすることは不可能なのでしょうか。

それがルールだから、と納得するしかありませんか?
それとも、「特に問題はないけれど一般的ではない」のでしょうか?

A 回答 (2件)

複式簿記に“-”を付けることはほとんどありませんね。



ただ,それについて明確に説明された見解は見あたりません。

私的見解ですが,
1.複式簿記の原点は様々な見解がありますが,貿易商の物々交換ではないかとも
 考えられます。その点では,荷物αをA船からB船に積み替える代わりに荷物βをB船からA船に積み替える,
 それがキャンセルされたら荷物αとβを積み戻す,なので引き算はあり得ない。
2.外国人は引き算が苦手‥1000円で800円の買い物をすると800円に
 100円,200円と足して1000円とするような計算をする。
3.何が変化したかが一目でわかる。昔は全て手書きでした。そこで,特に“売上/現金”が
 キャンセルされたとき各々を“-”で記入したときには見落としやすいですが,
 普段見ない勘定科目があったらば注意して見る。
4.コンピュータ処理の場合,0か正の値しか値が無いとすると,使える値が倍になる。
 例えば,範囲が-32,768~+32,767のときは0~65,535になる。
などが考えられます。

 コンピュータ会計システムの場合,0や“-”が付いた価はあり得ない値として
エラーとして処理しないことがあります。
 また,簿記会計は同じ表記を使うことで,誰でもが理解できることを目的に
考えられていますので,「特に問題はないけど一般的ではない」ではなく
「一般的でないものは問題になる」ということになります。
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この回答へのお礼

単なる思いつきの質問に詳しいご回答を頂き、ありがとうございます。

いくつか提示していただいたご見解が、非常に参考になりました。
(不勉強のため、コンピュータ処理の件につきましては理解できかねましたが。。)
また、簿記が「誰でも理解できることを目的」に作られていることをすっかり失念しておりました。
ご意見頂きありがとうございました。

お礼日時:2008/11/15 16:23

複式簿記のルールです。

マイナス計上はできません。

この回答への補足

早々にご回答いただき、ありがとうございます。

マイナス計上を不可とするそのルールの根拠をお伺いしても宜しいでしょうか。
マイナスで仕訳を切ることに、実務上何かしら問題があるのでしょうか?

補足日時:2008/11/14 22:57
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この回答へのお礼

ご回答、ありがとうございました。

補足質問させていただきましたが、他の方がお答えくださったので、このまま締め切らせていただきます。

かなり早い段階でご回答いただき、ありがとうございました。

お礼日時:2008/11/15 16:19

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