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例えば
決算時に
前払保険料 100/保険料 100
を計上した場合、
翌期首に
保険料 100  /前払保険料 100
とするのは、
B/Sのためではなくて
P/Lのために行なうのですか?

B/Sのためにもなっているのでしょうか?

A 回答 (2件)

こんにちわ^^



理由は一会計期間(1年間)の経営成績、財政状態を明らかにするために、今期(1月1日~12月31日までの費用、収益)に合わせているのです。ここで例を挙げると

・3月1日に支払った保険料の支出効果が支払日(3月1日)~来期(2月28日)に来た場合

 (1)期中では、保険料という仕訳をを行い、仕訳帳→総勘定元帳などに  記帳します。

 (2)決算では、1月1日~12月31日までの費用、収益がどの位だっ  たのかを調整します。

  lokijuhさんが載せた質問内容を元に説明すると

  2ヶ月分(来年の1月1日~2月28日)の支払い額が100円の場合、来期分の支払いは繰延べ計上(後回し)するため、一旦前払保  険料として振り返るのです。
  理由:当期1月1日~12月31日の1年分に合わせる為である。

  だから
     (前払保険料)100 (保険料)100
      【資産】       【費用】
  となるのです。

  来期の期首時、当期に繰延(後回し)にしていた来期(1月1日~  2月28日)分の支出は来期分の支出なのですから再振替仕訳しま   す。

     (保険料) 100  (前払保険料) 100
     【費用】       【資産】
>B/Sのためではなくて
 P/Lのために行なうのですか?

 結論は両方です。

 P/L(損益計算書)、B/S(貸借対照表)は1年間(1月1日~ 12月31日)の財政状態、経営成績の状態がどうなっているのかを 社長、上司に報告するからです。

 yuzuibuさんが説明した前払費用(資産)、前受収益(負債)は当期 に支払、受取った来期分の費用、収益効果が、当期分でないから、
 余分な資金を貸借対照表(B/S)として記帳しているのです。
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この回答へのお礼

有難うございます。参考になりました。

お礼日時:2009/10/07 21:11

前払保険料を次期に繰り越すのは何の為ですか?


その期の費用を適切に反映させているのですよね。
前払保険料とするのは当期の保険料分としては
払い過ぎているために行う仕分けですよね。
だとすれば、翌期首に再振替仕分をしなければ
保険料の支払いが完了し翌期以降払わなくて
済んだ時の事を考えてみてください。
永遠に前払保険料の勘定科目は消えませんよね。
保険料勘定もおかしな状態になってしまいます。
前払保険料の勘定科目が消えないと言う事は
まだ次期以降にも保険料の支払い分があると言う事になります。

期首戻しの 保険料/前払保険料 とするのは
前期にはまだ先の費用である為に繰越したのであって
期首になったら前期に前払保険料とした部分は
当期費用として発生する費用になるからです。

B/Sにも前払費用があります。
P/Lは販売費及び一般管理費の箇所に記載するので
P/Lの為でもあります。

言葉で上手く説明できないので申し訳ないですが
少しでも理解に役に立てればと思います。
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この回答へのお礼

有難うございます。参考になりました。

お礼日時:2009/10/07 21:11

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