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決算時に未収収益を計上し、翌期首に再振替仕分け(反対仕分け。収益のマイナス)をするということになっていますが、翌期以降何年も入金がない場合には、マイナスのままずっと残っていくことになるのでしょうか。
その時には損益計算書の収益はマイナスされた状態で計上されるということになるのでしょうか。
たとえば、
×1年3月31日
 未収収益 10 受託販売手数料 10
×1年4月1日
 受託販売手数料10  未収収益 10
×1年10月1日 手数料入金(前期分10、今期分20)
 現金  30    受託販売手数料 10
           受託販売手数料 20
×2年3月31日の損益 受託販売手数料 20
×2年3月31日
 未収収益 15 受託販売手数料 15 ・・・以下繰り返し。
しかし、翌期に入金がないと、
×1年3月31日
 未収収益 10 受託販売手数料 10
×1年4月1日
 受託販売手数料10  未収収益 10
×1年10月1日 手数料入金(今期分20)
 現金  20    受託販売手数料 20
×2年3月31日の損益 受託販売手数料 10(前期分10が受託販売手数料のマイナスになっている?)
×2年3月31日
 未収収益 15 受託販売手数料 15 ・・・以下繰り返し。

という風になるのでしょうか。
ちょっと解りにくくて申し訳ありませんが。どなたかご教示ください。よろしくお願いいたします。

A 回答 (2件)

期中現金主義は簡便法であって、経理の原則は発生時計上です。


簡便的に期中現金計上処理をしているから、仕方なしに期末に未収収益の拾い出しをするのです。それは理解していますか?
普通、期中現金主義は、現金商売や特定の取引先との取引など、債権回収にさほど心配がない場合に採用します。
原則どおり、発生主義で計上していれば、期末に格別の調整は不要ですが、利益の計上が未収入金(売掛金)の発生を伴うので、別途売掛台帳を作成するなどして債権管理をします。御社の場合、債権回収に不安があるなら発生主義で計上したほうがよいと思いますが。

>前年度に収益計上したものが今期も収益計上されると言うことでしょうか。期間損益から考えるとチョットおかしい気がしますが・・・。
あなたは最初に何を質問したか覚えていますか?翌期首にマイナス計上するので入金がないままの場合にはマイナスで残るのですか、というものでしたよね?そのマイナスを打ち消すためにこういう処理をするわけですから、
×1年3月31日:プラス計上
×1年4月1日:マイナス計上
×2年3月31日:プラス計上
で、トータルプラス1でしょう?なにがおかしいんでしょうか。
 
>そうすると期中も未収入金(未収収益)の勘定科目に残高があるということになるのでしょうか。
当然です。債権管理の観点からすればこの方が自然です。得意先に対して「未収入金が残っているから至急支払ってください」と督促できるでしょ?未収なのに未収入金を消してしまったら、未収であることを見落とす危険もあるでしょう。

>それに今期発生分が累積されると言うことでしょうか。洗い替えとかはしないのでしょうか。
実務では、代金を回収したもののみ洗い替えする、といっているのです。前期分が未回収のまま新たな取引が発生したのなら、累積するのは当然でしょう。
いくら仕事をしても代金が回収できないと会社は成り立ちません。未収入金がいくらなのか正確に計算する必要があることを認識してください。
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この回答へのお礼

kitchanさん、どうもありがとうございました。
初心者の質問にお答えいただきありがとうございました。
これからも継続して勉強していきたいと思います。

お礼日時:2006/04/23 10:34

3月決算で、発生時計上ではなく、いわゆる期中現金主義で計上しているということですね。


この場合、翌年の決算時にまた未収分が収益計上されますから、マイナスにはなりません。


例示については、誰に対する売上なのかの記載がないのでわかりにくいのです。このような場合、特定の一人について記載すべきです。また、経理実務では「未収収益」とはいいません。「未収入金」です。

×1年3月31日(当期未収収益の計上)
 A社未収入金 10 A社受託販売手数料 10
---------決算-------------
×1年4月1日(前期末未収収益の振戻仕訳)
 受託販売手数料10  A社未収入金 10
   |
期中は動きなし
   |
×2年3月31日(当期未収収益の計上)
 A社未収入金 10 A社受託販売手数料 10
---------決算-------------
ということでしょう。

発生時計上であれば、入金の有無にかかわらず収入の帰属年度が正しく計上されますが、期中現金主義の場合、収入が実現していても入金するまで収益に計上されませんので、会計理論の求める実現時計上をするために、期末に未収入金を拾い出して収益に加算する必要があります。
また、拾い出した未収入金は通常は翌期早々に入金となり、そのときに収益に計上されますから、前期末と二重に収益計上されることになるので、翌期首に再振替仕訳をして相殺するということです。
別の考え方をすれば、期中はあくまで現金主義での計上なので、前期末に計上した「未収収益」というものは決算の都合上のイレギュラーな処理なので打ち消すということ、そしてまた期末が来れば一時的に未収収益を加算する、ということです。
ただ、翌期首に再振替仕訳をする、というのは簿記の理論であって、経理実務では、翌期末に、入金状況を確認して入金済みのものを相殺として振替仕訳しているのが一般的でしょう。

この回答への補足

kitchanさんありがとうございます。
すみませんが追加でお聞きしたいのでよろしくお願いいたします。
ご説明の中の発生時計上と期中現金主義の違いは何でしょうか。
翌期に入金ならなかったばあいに再度未収入金(未収収益)に計上されると言うことは、前年度に収益計上したものが今期も収益計上されると言うことでしょうか。期間損益から考えるとチョットおかしい気がしますが・・・。
また、実務では翌期末に相殺して振り替えし分けするとありますが、そうすると期中も未収入金(未収収益)の勘定科目に残高があるということになるのでしょうか。
ということは、入金がなければ未収入金(未収収益)のままずっと残り、それに今期発生分が累積されると言うことでしょうか。洗い替えとかはしないのでしょうか。

簿記初心者なもので、質問になっているか疑問ですが、再度よろしくお願いいたします。

補足日時:2006/04/22 08:58
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