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ネットで調べると、首座は勝手掛とは同じ意味というような解釈がたくさん見当たりますが、そうではないんではないかと・・・平岩弓枝の「妖怪」という小説の中で水野忠邦が老中再登板するにあたって「首座」にはなったが「勝手掛」にはならなかったのであまり力は発揮できなったというような記述があります。
さてどうなんでしょうか?大変詳しい方のお答えお待ちしてます。

A 回答 (3件)

首座・・・老中筆頭


勝手掛老中・・・財務・農政担当老中
勝手掛でない老中は個人で政務を分担せず、首座を議長とした老中寄合い(閣議)による
合議制会議で決定したが、勝手掛老中は財務農政については、ある程度まで、
担当奉行から直接、報告を受け、
老中寄合いに、はからず、独断専行で迅速に決定することも、できた。
また勝手掛老中も、稀に月番で二人いることもあるが、
通常はは月番順のある普通の老中と違い、一人で通年登城して政務を行うので、
幕政への影響力絶大であつた。
そういう重責なので、老中首座が、兼任することが、多かった。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。3人の方から答えいただきました。みなさん表現の違いこそありますが内容は同じだったので大変参考になりました。とりわけ詳しかったのでベストアンサーにさせていただきました。

お礼日時:2013/11/12 05:14

「首座」は位であり「勝手掛り」は職務であり別物です。


勝手掛りは財政と一部の内政を担当する重要な職で
首席老中が担当することが多かったのですが、別な
老中がすることもありました。
水野忠邦が首座老中で再登板した時は、先のいきさつ
で、勝手掛りから外されたので権力を失ったのです。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。3人の方から答えいただきました。みなさん表現の違いこそありますが内容は同じだったので大変参考になりました。

お礼日時:2013/11/12 05:13

syoutyan7 さん、こんにちわ。



老中首座というのは老中の中で一番の先任であるとか、特別の名門大名であるとか、将軍のお気に入りの老中がなるものです。幕政全体を統轄しました。
勝手掛老中というのは財政担当の老中です。勘定所の役人の任免や幕府の財政を監督する老中ですので、老中の中でも実力がありました。
老中首座でありながら、勝手掛を兼任している人は何人かいますが、結局は別物なのです。

詳細は下記のURLを参照してください。



勝手掛
http://kotobank.jp/word/%E5%8B%9D%E6%89%8B%E6%8E …
老中首座
http://kotobank.jp/word/%E8%80%81%E4%B8%AD%E9%A6 …
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この回答へのお礼

ありがとうございました。3人の方から答えいただきました。みなさん表現の違いこそありますが内容は同じだったので大変参考になりました。

お礼日時:2013/11/12 05:12

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