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 フッ素系不活性液体のような特徴(無色透明、低粘度、水より重い、水と混じらない、無毒)をもつ液体を探しています。

フッ素系不活性液体
http://www.mmm.co.jp/emsd/fluorine/products/fluo …

 市販されているフッ素系液はコストが数万円/リットルと高価のため、その代用液を探しています。用途は水と油のように混じり合わない液体の境界面に生じる波形の実験です。

 その実験の条件は、水が上層で下層に重液の場合に生ずる波形で、下層にくる重液はフッ素系不活性液のような特性が理想です。

 だれかそんな液体、ご存知でしょうか?

A 回答 (3件)

波形を観察するなら粘性を合わせた方がいいのかしら。

(物理的な話になりそうなので。
となると水と同じ温度で似たような粘性率をもつものを選ぶのがいいかな。
こういうことは化学便覧なんかをあたれば書いていますよ。
(化学系の学科がある大学ならば図書館に1式くらいは備えてあるでしょう。)

で、パッと見てみて安いものとなると、四塩化炭素になります。
(20℃で0.97mPa・s、水が20℃で1mPa・sなのでほぼ同じ値)
(価格は関東化学で3L、8000円程度)
ただ、毒性があるので注意が必要です。
また、実験終了後に問題になるであろう廃棄方法とそのコストも勘案しないとフッ素不活性液体よりトータルコストが安くなるか不明です。
(四塩化炭素はかなりうるさい規制物質なので、このあたりはちゃんと考えないといけない。)
また、有機溶媒の類なので実験容器の素材が侵されないか確認しましょう。

上記性質でさらに無毒となるとかなり難しいと思います。
必要な量が分かりませんが、特殊な有機系液体だとフッ素系液 数万円/リットルの方がむしろ安いなんてこともあり得ます。
必要な液量が少なければ、そういった有機系液体も候補に入るかもしれませんが。

以上、参考まで。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

四塩化炭素、毒性さえなければ理想なのですが、、、やはり劇薬や有機溶剤になってきますよね。

たしかにそう考えようによっては、フッ素系のほうがむしろ安いかもしれません。

ありがとうございました。

お礼日時:2013/11/17 22:50

私は、クロロホルムを思いつきました。

(麻酔性、毒性に注意)
二硫化炭素にも毒性はあるので、実験の際は注意してください。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

やはり毒性はつきものですよね。。。

お礼日時:2013/11/17 22:43

すぐ思いつくのは、ベンゼン/四塩化炭素混合物ですが、四塩化炭素には毒性があるため実験室レベルでの使用にとどめましょう。

四塩化炭素の代わりに二硫化炭素も同様に使用できますが引火点が低いので火のないところで・・
 ⇒四塩化炭素 - Wikipedia( http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%9B%E5%A1%A9% … )
 ⇒二硫化炭素 - Wikipedia( http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%8C%E7%A1%AB% … )

 モーゼ効果の実験で水よりわずかに密度を高く調整した混合液を使いますね。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

やはり毒性や引火点などの縛りが出てきますよね。

でも、モーゼ効果というものは初めて知りました。勉強になりました。ありがとうごうざいます。

お礼日時:2013/11/17 22:43

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