No.4ベストアンサー
- 回答日時:
言葉は時代とともに動いていきます。
全然~ない、とあとに否定形を使うように教わりましたし、今でも肯定形をあとに持ってこられるのは抵抗感がありますが、若い方の中では一般化しています。あと20年もすればまるで違和感なく使われると思います。
日本語の乱れなのかなと思っていたところが、先日明治時代には、実は肯定形で使われていたという話を聞きました。夏目漱石の文章の中にもあるということで、驚きでしたが、時代とともに言葉は本当に動き、意味も変わっていくものだと感じました。
No.8
- 回答日時:
「全然、美味しいです」
「全然+肯定形」の話ですよね。
結論を先に書くと「間違い」とは言えません。
でも、異和感をもつ人も多いので、避けるほうが無難です。
ついでに書くと「美味しいです」に関しても諸説あります。「間違い」ではありませんが、個人的には使いません。
詳しくは下記をご参照ください。
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/8329341.html
「全然+肯定形」について下記から抜粋します。
【よくある誤用18──ラ抜き言葉 的を射る/的を得る 全然+肯定形】
http://note.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/n121646
================引用開始
全然+肯定形
Yahoo!知恵袋に限っても、同様の質問が何度出たことか。
結論だけ書きましょう。
もともと肯定でも否定でも○だったようです。一時期肯定は×になりましたが、最近は「×とは言い切れない」という説が増加傾向にあるようです。
ただし、現在の出版・編集の現場では基本的に肯定は×です(微妙なものもありますが……)。
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-1641. …
以下は要約。
全然+肯定形はいくつかに分けて考えるべきでしょう。
●「全然+フツーの言葉」
「全然明るい」「全然おいしい」など「全然」を「very」(とても)の意味で使うもの。これは基本的に×でしょう。
●「全然+否定的な肯定形」
「否定的な肯定形」は、形の上では肯定形だけど、意味が否定的な言葉のことです。
「全然ダメ」「全然違う」「全然別(のこと)」
この場合の「全然」は「まったく」の意味なのでOKでしょう。
●「全然+大丈夫系」
これがイチバン微妙です。「全然大丈夫」のほかに「全然平気」などがあります。
個人的には、異和感がなくなりつつあります。おそらく、「全然大丈夫」が「全然問題がない」とほぼ同じニュアンスになるからでは……。「全然OK」だとさらに得体がしれなくて……。
下記の2記事は読みごたえがあります。
【なぜ広まった? 「『全然いい』は誤用」という迷信 】
http://www.nikkei.com/article/DGXBZO37057770W1A2 …
【「『全然いい』は誤用」という迷信 辞書が広めた? 】
http://www.nikkei.com/article/DGXBZO42854280R20C …
ただし、ちゃんとした原稿を書く場合は話が「全然別」になります(やはりちょっとヘンだな「まったく別」とかを使うべきだろう」)。「誤用」と思われる可能性のある言葉をわざわざ使う理由はありません。
「ラ抜き言葉」は使いません。
「的を射る」を使い、「的を得る」は使いません。
「全然+肯定形」は基本的に使いません。「全然+否定的な肯定形」は、ラフな文体ならこっそり使うかも。
Yahoo!知恵袋のやり取りだと、下記あたりが参考になると思います。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question …
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question …
================引用終了
No.7
- 回答日時:
下記辞書に3つの意味が記されています。
1 (あとに打消しの語や否定的な表現を伴って)まるで。少しも。「―食欲がない」「その話は―知らない」「スポーツは―だめです」
2 残りなく。すっかり。
「結婚の問題は―僕に任せるという愛子の言葉を」〈志賀・暗夜行路〉
3 (俗な言い方)非常に。とても。「―愉快だ」
http://dic.yahoo.co.jp/detail?p=%E5%85%A8%E7%84% …
これらの記載順を見ても、当初は否定の意味で用いられていたのでしょう。
しかし、この辞書にも明記されているわけですから、3の意味で肯定的に使われることが間違いと言うことはできない、と思います。
わたしも以前は、若干の違和感はありましたが、今は、ほとんど抵抗なく使います。
言葉は世につれ変化するものと良く言われます。
だから、なんでもあり、文法など気にする必要はない、と飛躍する方もおられますが、そういうことではありません。
そうした中、「全然」の肯定的な使い方は、おそらく幾多の試練を経た結果として今は市民権を得ている、あるいは得てまもない、新鮮な言葉の意味なのだと思います。
大いに使っていって良いのではないですか。
ただ、過渡期にあるとお考えになるのが妥当であり、つまり、それに違和感を覚える方もおられる、という事実も頭の片隅においた上でお遣いになるのがよろしいでしょう。
つまり、普通に使っても構いませんが、違和感がある、と言われた場合には、その感覚も素直に受け止めるということです。
ただし、辞書にも明記されている用法ですので、訂正する必要はありません。
No.6
- 回答日時:
結論からいえば「間違いではありません」との話になります。
この「全然+肯定表現」は夏目漱石の時代には既にあったとされ、それが「全然+否定形」に転化したのは戦後のことで、それも文部省の役人による通達だけでした。その見解の適否がそのまま「言語の一般的特性」になるかといえば、それは「ノー」です。言葉の適否は政治的に決められるほど卑小な性質の存在ではありませんから。No.5
- 回答日時:
全然の使い方そのもの自体は
間違っていると思います。
これは、文法というより略語のような気がします。
『全然不味くないです。美味しいです。』
を略して
『全然、美味しいです。』
ってことだと思います。
『全然大丈夫です。』
も略さず言うと
『全然問題ないです。大丈夫です。』
になると思いますし、
他の『全然○○です』も
同じように略語として考えたら
うまいこと成り立ちます。
No.3
- 回答日時:
私が子供の頃は、6~70年代頃は間違いって教わりましたね。
全然の後は否定形がつながり、肯定形は来ないと。
最近結構聞くようになって、かなり耳障りではありますが、
私が寿命になる頃は、正しい日本語と認知されるかもしれません。
言葉は変化しますから。と拙者は思う。
今時拙者など言う人いないし。
No.2
- 回答日時:
たとえば、この発言の前に
「大丈夫?美味しくないんじゃ?」なんて質問があれば、その質問の打ち消しとして「全然 美味しいです」はアリだと思います。
「怪我してない?」「全然大丈夫です」というのも普通の流れでしょう。
ウィキペディアによると
「日本語検定 公式○×速解問題集(日本語検定委員会 著)」においては全然の用法についての語彙問題で『「全然おいしい」「全然平気だ」などの言い方も耳にしますが、これらは広く認められた言い方とは言えません』との解説があり、不適切な使い方とみなされ、×が正解となっている。
その他、秘書技能検定、ビジネス実務マナー技能検定、ビジネス文書技能検定、日本語文章能力検定などの参考書、問題集においても、肯定表現に用いることを適切とするものは皆無である。
また入試問題、入学模試などにおいても同様に肯定表現で用いることは不適切または誤用との扱いがされている。
となっていますね。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%A8%E7%84%B6
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