プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

よく海外の刑事ドラマなどでパソコンのプロが消去されたデータを復元するという作業をしていますよね。

そこで質問なのですが、例えば、500GBのHDDがあって消去したデータが25GBであったとします。そのHDDには上書きで500GBフルに新しいデータを入れました。

もしこの状態から消去されたデータが復元できたとしたら、都合HDDには500GB以上(525GB)のデータが記録されていたことになってしまいます。

これはどういうことなのでしょうか?わかりづらい文章で申し訳ありませんが教えて下さい。

お願い致します。

A 回答 (2件)

ご存じのように、HDDから消去すると言っても、実際はデータそのものでは無く、そこの場所を管理するデータから無くなるだけです。


なので、実データそのものは存在するから、復元も可能なのです。

おっしゃるように、500GB一杯に書き込んでしまえば、当然消去したデータの位置にも書き込まれてしまいますから、復元は出来ないでしょう。

HDDデータ消去ソフトのほとんどは、ランダムにデータをHDDに上書きしてしまうものですから、「上書きしても元のデータを復旧できる」となれば、大問題w
まあ、出来ないものは出来ませんね。
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この回答へのお礼

早速の御回答有難うございました。

お礼日時:2013/12/25 10:34

HDDはご存じのとおり、磁気で情報を記録しています。

NかSかで1と0を区別しているわけです。

理屈の上では、消したデータの上に新たなデータをおっ被せてしまえば、消したデータは取り出せないはずです。ところがここに罠があって、磁力を精密に調べる機器を使うと、そこが前回N,Sどっちだったのかを判定することがそこそこの精度で可能なんです。これはある意味、鉛筆で書いた文字を消しゴムで消しても、紙に跡が残っていて前の文字が読めるようなものですね。

なので万全を期すのであれば、一回上書きしただけではダメなんです。それが解っているから、情報漏洩を防ぐためのHDDの情報抹消ソフトでは消したはずの物がこうやって再現されてしまうことを防ぐために、一回だけではなく何度も書き込み、さらには書き込むデータパターンも変えて書き込んでいます。こうすればそうそうは復元できない。

ただそれでも100%復元できないとは言い切れないため、アメリカ国防総省みたいな極めて機密度の高いデータを扱うところでは、HDDを高熱で溶かしてしまうそうです。さすがにそこまでやれば完璧!でも普通はここまでできない!
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この回答へのお礼

御回答有難うございます。

完全に消去するにはHDDを溶かすというのには驚きました。

質問の意図としては、データが復元できるとして500GBに525GBが結果的に保存できるというのが不思議だなぁ、ということでして。もしこの技術が応用できればデータの保存が格段に拡大するのではと思ったのでした。

鉛筆の例は大変わかりやすかったです。

重ねて御礼申し上げます。

お礼日時:2013/12/25 10:39

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