主に高齢者について考えているのですが、
日本ではあの高名な評論家の江藤淳、「自我」は十分過ぎるほど確立されていた方と思うのですが、
それなのに、奥様の死の8ヶ月後に「自分は形骸化した」と後を追って自殺しました。
一般の日本人でも「後追い自殺は」は昔から結構あったようですが、欧米ではどうなんですか?
有名無名を問わずですが・・・アジアのことを質問しないのは、多分そんなことはしないだろうと分かるからです。白人は、モノゴトを突き詰める性格の人が結構多いから、後追い自殺もあるのでは?
と思ったからです。
宜しくお願い致します。
No.1ベストアンサー
- 回答日時:
「ウェルテル効果」という言葉があります。
ゲーテの「若きウェルテルの悩み」によりますが、これはイギリスの社会学者が名づけたそうです。
マスメディアの自殺報道に影響されて自殺が増える事象を指しますが、日本では某アイドルが事務所ビルから飛び降り自殺をした後に、30名以上が後を追ったとされています。
また有名ロックバンドのギタリストの自殺報道でも後を追った人が多数いました。
アジアでは多分そんなこと・・・などと書かれていますが、お隣の韓国では近年、有名芸能人の自殺が相次ぎ、これもまた後追い自殺が増えています。
もっとも厳密に言えば質問者さんは「高齢」「欧米」と書かれているのでこの「ウェルテル効果」は当てはまらないかもしれませんね。ただ、最初に書いたようにこの言葉はイギリスで出来た言葉なので欧米でも若い世代なら後追い自殺はあるのでしょう。
この回答への補足
回答ありがとうございます。
>欧米でも若い世代なら後追い自殺はあるのでしょう
ニュースなどにはならないですか?
韓国のことは承知しているのですが、嫌韓のネトウヨのような輩が絡んで来るのを避けるため、ワザと出さなかったのです。質問を出すにも苦労するんですよ^^;
No.5
- 回答日時:
●ベルギー安楽死容認法の制定経緯
〔経緯〕
安楽死容認の法案は、昨年(二〇〇一年)、ベルギー国会の上院(senate)において承認され、続いて下院(House of Representative)で審議されていた。そして、二〇〇二年五月一六日、賛成八六、反対五一、棄権一〇で可決され、特定の条件下で、終末期患者が死にたいときに幇助をする権利を、患者に依頼された医師に与えた。本審議における反対議員は、キリスト教民主党員と右翼党員であった。
●安楽死容認法の内容
〔対象者の年齢制限と容認条件〕
本法律では、「安楽死」は、法的成人年齢(一八歳)に達した患者により、自発的に、頻回に行われた「医師への特殊な要望」に基づいて、その医師のみが目的的にその患者の生命を終焉させる行為と定義されている。 また、安楽死を要請することが許される患者は、医学的に回復の見込みがない状態にあり、身体的にあるいは精神的に、絶え間なく苦しみ続けていなければならない、と定めている。〔安楽死要望を防ぐ政府の責務〕貧乏な患者あるいは孤独な患者が、それを理由として安楽死を求めないように、政府はこれらの患者が鎮痛剤による治療を受け続けられるよう、費用を負担しなければならないとも定められている。
〔セカンド・オピニオンの必要性〕
もし、安楽死を要望する患者が終末期状態でない場合には、その患者の主治医は、精神科医あるいは患者の疾患のスペシャリストの医師に、セカンド・オピニオンを求めなければならない。
つまり、治らず死ぬ病気であること
苦しみに耐えられないこと
延命処置、鎮痛剤で死ぬまで生き続けることに尊厳がないこと
先に自殺とはまったく意味合いがちがうと説明したが、承知しないのはそっちの勝手です
この回答への補足
>先に自殺とはまったく意味合いがちがうと説明したが、承知しないのはそっちの勝手です
貴方は、どうも挑戦的で、論理を進めることを嫌う方のようですね。
西洋で問題が起こった時、しばしば立ちはだかるのが「キリスト教」ですが、安楽死問題でも立ちはだかっているようですね。西洋で進化論がなかなか進展しなかったのは、キリスト教が立ちはだかったからですが、その点、日本ではキリスト教のシガラミガないので、進化論も進展しやすかったと聞いています。
>安楽死を要請することが許される患者は、医学的に回復の見込みがない状態にあり、身体的にあるいは精神的に、絶え間なく苦しみ続けていなければならない、と定めている
上記で「精神的に」とあります。つまり、必ずしも「肉体的」である必要はないわけで、そこは白人も分かっているようですね。一晩で黒髪が白髪に変わるほどの精神的苦痛を味わった人に実際に遭遇しましたが、その方は「自殺」を決心しました。
安楽死に対しては、「精神的苦痛」を理由として容認するのに、自殺に対しては容認しないというのは、片手落ちですね。ダブルスタンダードであることに気付いていないようですね。ま、キリスト教の精神が立ちはだかっているということでしょう。
「後追い自殺」が西洋で許されない理由として、貴方が「キリスト教」をわざわざ持ち出されたので、それを理由にするのはおかしいと感じたから補足しているのです。
私の勝手と片付けてしまえば、色々と安楽死のことを調べて考えている意味がなくなってしまいます。考えるなら、突き詰めて最後まで考えるのが常識というものでしょう。
No.4
- 回答日時:
安楽死は自殺ではありません
自殺とは、自分で自分の命を絶つことを言います
安楽死は、第三者(医師)による注射などによる施行です
また、
>欧米に「後追い自殺」ありますか?
という質問でしたので、話がズレています
この回答への補足
本質的なことを回答していただきたいのです。
他人に自分の命を絶ってくれと頼んでやってもらうのと、
自分でやるのと、本質的にで何の違いがあるのですか?
キリスト教の教えでは、我々の命は神からもらったものですから、人間が神を差し置いて、それをどうこうする権利がないということでしょう?
なら、安楽死も許されないハズなんですが、何故欧米では安楽死が許容される文化があるのでしょう?
命を絶つのに、自分の手でやるのはダメで、他人の手ならOK
だという理屈が分かりません。
補足欄が設けられているのは、質問が発展して新たな質問が発生する場合が往々にしてあるので、その場合の為にも設けられているのです。
No.3
- 回答日時:
(1)※ヨーロッパにおいては伝統的に、自殺というのは基本的に罪だと受け取られており、現在でもそうした見方が基本にある。
というのは、キリスト教においては基本的に、自殺は重大な罪だとされているからである。(2)※イスラームでは、自殺した者は地獄へ行くとされている。その根拠として最も重要なものとされるのは、クルアーンの『婦人章』第29・30節である。
(1)において
日本のバカが、死刑になりたくて人を傷つける人がいますが、アメリカでは銃(似ているモノやモデルガンでも)を持って妙な振る舞いをするだけで射殺されるので、自殺ができないことを理由に利用され、社会問題になるほどです
また、映画やドラマにあるように、遺族が身うちの死を自殺にしたがらないなどの姿も描写されるように、宗教的にもモラル的にも禁止されています
(2)において
宗教内に派閥やそこに至る経緯がありますが、聖戦において殉死する(自爆テロ)など以外の自殺は罪とされています
しかし、日本の場合は殉死や人柱(即身仏など)が美化されてきた歴史もありますので、宗教心からの自殺が罪という意識は薄いかと思います
故に
>欧米に「後追い自殺」ありますか?
上記に書いた宗教以外を信じる異教徒とされる事件で集団自殺がありましたが、それ以外ではやはり、ダメなこととしての認識が強いかと思います
しかし、精神疾患的な病的後追いは、その限りではないと思います
この回答への補足
回答ありがとうございます。
不思議なのは西欧社会が認める「安楽死」です。最近もベルギーの例があります。
安楽死は自殺と同じだと思うのですが、自分の命をどうするかは本人の意思による、つまり、人権の考えだと思うのですが、キリスト教と矛盾しないのでしょうか?
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