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先のご質問で関心を起しましたのでアクセスしたら、解決だそうです。
孔子の弟子達が、人物評をしていました。
あいつは器用だ、才人だ、なんでもできる、器だ。とかのことです。
ここに孔子が出てきた。
孔子は、ひと事言った。
『君子器ならず』
つまり、君子とか価値を判断するもの、理念を大事にするものは何も器などではない。
器用でも才人でもない。
あっても拘らない。

判断し実行していく事が大事だ。君子とはそんなもので、器用ではない。

というのが、下村湖人の著作から読み取った事です。

http://oshiete.goo.ne.jp/qa/8434894.htmlでのご解答には賛成しかねるし、いんたーねっとでの君子不器の解説
にも釈然としません。
みなさまのご見識をどうかご披瀝下さい。

A 回答 (5件)

孔子の言葉の解説はできませんが、器用貧乏を何かを達成するには至らないという点だけに絞って考えてみました。


けんてきいわをうがつ【涓滴岩を穿つ】というのはどうでしょう。
http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/jn2/70489/m0u/
他に「点滴穴を穿つ」あるいは「雨垂れ穴を穿つ」とも言いますね。
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この回答へのお礼

好いですね。
そういう不器用さが人間の懐かしさですね。

お礼日時:2014/01/20 16:11

後の2つも「岩を穿つ」ですね。

すみません。
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この回答へのお礼

はいいいですね。
不器は

君子は世俗のことに不器用でもいいのだと、道具とは違うのだという感じで受け止めております。

お礼日時:2014/01/20 16:12

字統によると器とは「祝祷の器」とのことですが。


犬のまわりに四つ置いた口はうつわの象形でしょうからお椀のような形をした容れ物でしょう。
才能であるとかの意味はそこ(容れ物)からの喩えでしょう。

確かに論語には「君子不器」以外のことは書いていませんので、それ以上のことは解釈に過ぎないわけですね。
いろいろの解釈があるようです。
一例
http://kanbun.info/keibu/rongo0212.html

まあ素直に読めば「君子はうつわではない」のですから(権力者に使われる)「〈祝祷に使う〉いれものであってはいけない」ということになるでしょうね。( )内は当時の孔子の立場から私が想像した孔子の気持ちです。〈 〉内は字統の解釈を入れたもの。
中に入れるもののほうを問題にしろってことではないですか。


「器用貧乏」のことわざは孔子とは関係無いでしょう。
「器用貧乏」の対義的なことわざはいろいろあり得るでしょうが「一芸に秀でる者は多芸に通ず」で良いと思います。「器用貧乏」で言っている器用=才能と一芸の芸はほとんど同じ意味だと思いますからこれでいいのでは。

(私の受けた感じでは孔子は不器用ゆえに貧乏だったように見えますけれども。)
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この回答へのお礼

プラグマティックな孔子としては稀に見る幾つかの哲理をいっているように、私は受け止めている章句です。
有り難う御座います。

君子は世俗のことに不器用でもいいのだと、道具とは違うのだという感じで受け止めております。

お礼日時:2014/01/20 16:10

> 『君子器ならず』


> つまり、君子とか価値を判断するもの、理念を大事にするものは何も器などではない。

私は「器用だ、才人だ」と言われている人を孔子が評価して、
君子の器ではない、と言ったのかと思いました。
回答や解釈は読んでいませんけど。

「理念を大事にするものは何も器などではない」というのはヘンに思います。
ここで言う器とは人間のことであり、器用の器、君子の器、ということでは無いでしょうか。

逆に言えば、器用な器には君子は収まらず、君子の器には器用が収まらないか、
ただ単に、その個人に君子が入る部分がないか、と解釈できる気がします。
孔子が一般論で言ったような気がしないです。

更にいうと、判断したり理念を大切にする人イコール君子とは到底思えないです。

否定ばかりで、ごめんなさい。
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この回答へのお礼

有り難う御座います。
私の心理とは違う角度での卓見かと存じます。
君子は世俗のことに不器用でもいいのだと、道具とは違うのだという感じで受け止めております。

お礼日時:2014/01/20 16:08

この「為政第二」篇の十二章はまた、十四章「子曰、君子周而不比、小人比而不周」とも呼応するように思えます。


あるいは「君子和而不同、小人同而不和」(「子路第十三」篇二十三章)とも。

器の大小を意識する小人はどこかおもねりがあって広く親しまない。
また雷同するが調和はしない。
いわゆる「巧言令色、鮮矣仁」であり、仁徳において貧乏なのだと。


君子はうつわならず。広く親しんで一部の人におもねることはない。
また調和するが雷同はしない。
いわゆる「剛毅木訥近仁」として、仁徳において富貴なのだと。

ですから器用貧乏の対義語として剛毅木訥もありかなと私考します。
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この回答へのお礼

有り難う御座います。
私の心理とは違う角度での卓見かと存じます。
君子は世俗のことに不器用でもいいのだと、道具とは違うのだという感じで受け止めております。

お礼日時:2014/01/20 16:07

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