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趣味で書いている小説の題材にしようと思って、夏の海岸などで吹く「海風」について調べていたんですが、
多くのHPで「冷気」と説明がされていました。
「暖気の事もあるが、それが吹くのは曇天の時」とも…(こちらは1サイトのみ)。

私の経験上、夏の昼間(小説では2時頃を予定)に海岸で吹く風を「冷たい」だとか「涼しい」だとか感じた事がない(むしろ暖かいと感じる)のですが、
冷気と暖気はどのくらいの温度を基準に分けられているのでしょうか?
気象にお詳しい方教えてください。

A 回答 (2件)

一般に海陸風と呼ばれている風は沿岸部の気塊の小規模な移動ですから、極端に気温が低いことはありません。

それでも、昼間は海より陸の気塊の方が温められるので流れ込んでくる風は少しは涼しいです。


ただし、関東から北海道の太平洋側で「やませ」と呼ばれている海からの風はオホーツク海気団から吹く北東の冷涼な風で、何度も東日本に冷害をもたらし、大飢饉の原因になってきました。
宮沢賢治の「雨ニモマケズ」の一節「サムサノナツハオロオロアルキ」の寒さの夏の原因です。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2014/01/30 09:53

> 冷気と暖気はどのくらいの温度を基準に分けられているのでしょうか



 冷気と暖気はほかとの温度比較で決まりますね。

 同じ低気圧でも、「台風」だと、風速や発生場所がしっかりと定義されていますが、一般の低気圧、高気圧も、「周囲よりも低い」「周囲よりも高い」となっています。

 冷気、暖気も、「周囲よりも」という定義だろうと思われます(事典類を引いてみましたが、左記のようにしか書いてありませんで)

 天気予報を思い出してみましても、冬、太平洋側から日本列島に「暖気」が吹き込んで雪崩の原因になったりしますが、その暖気の温度は、夏に日本列島に吹き込んで冷夏を作る「冷気」よりも冷たいです。言葉の上では、「暖気のほうが冷気よりも冷たい」という不思議な状態になります。

 海風は、ご承知と思いますが、陸地(暖まりやすい)が温められて、それによって地上の空気が温められて軽くなり、上昇する。その空白部分を埋めるために海側から風が吹き込む(海水は温められにくいので陸地ほど激しい上昇気流がおきない)という理屈です。

 「だから、比べたら、海風のほうが温度は低いはずだ」というくらいの違いでしょう。

 海岸では、日光を遮るものがないので地上を激しく温めます。その「照り返し」で直接質問者さんの体を温めます。その威力がすさまじいので、海風の涼しさを感じないのではないでしょうか。

 百葉箱のようなもの作って、照り返しの影響を完全に遮って温度を測れば、海風のほうがわずかに内陸側の温度より低いのではないかと思われます。
  
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この回答へのお礼

ご丁寧にどうもありがとうございました。
冷気と暖気の分類は周囲との温度比較だけで、何度以上を暖気、何度以下を冷気とするような明確な基準はないんですね。
良く分かりました。

お礼日時:2014/01/30 10:22

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