
No.4ベストアンサー
- 回答日時:
(続き)
そこで、お尋ねの中核「~するやいなや」でのappenaの問題に移ります。
おっしゃるように、例えば、
(1)Appena egli venne, ella fini di parlare.と
(2)Appena egli non venne, ella fini di parlare.
とは、ほとんど同じ意味を表わすと思います。
第2文中のnonは、いわゆるempty word(虚辞)の一種で、背景に「心理的な否定」の要素がある場合に時々使われる表現法ですね。
日本語に格好の例があります。「負けず嫌い」は、本来の意味は「負け嫌い」のはずですから、「ず」が余計なわけですが、これが「心理的な否定の気持」を持つために用いられた虚辞だと言えると思います。
この用法は、冗語や重綴法などと並んで、強調等、語句にある種の「味付け」をしたい場合の修辞法と言えるのではないでしょうか。
そこで、上の2例文を「何とか区別して」訳してみます。
(1)Appena egli venne, ella fini di parlare.「彼が来るや否や、彼女は話をやめた。」
(2)Appena egli non venne, ella fini di parlare.「彼が来るか来ないかのうちに、彼女は話をやめた。」
以上で、二回にわたる回答を終わります。
回答ありがとうございます。
ellaよりもleiの方がよく使われるような気がします。確かに「あなた」の意味と紛らわしくなりますが。
Nakay702さんが ellaを好まれるのは ひょっとしてスペイン語の影響でしょうか?(笑)
No.5
- 回答日時:
「お礼」の書き込みありがとうございます。
>ellaよりもleiの方がよく使われるような気がします。確かに「あなた」の意味と紛らわしくなりますが。
>Nakay702さんが ellaを好まれるのは ひょっとしてスペイン語の影響でしょうか?(笑)
⇒「古いヤツ」と思われるかも知れませんが、そのとおりです!(トホホ笑い)
実はもう1つ理由があります。leiには、使用上の条件があることです。
ついでで恐縮ですが、「イタリア語の nipote」への回答No.7で誤植がありましたので、ここに訂正・再添付させていただきます。
(再送分)
>Esto se llama "grand-nephew" en inglés.
>Inglés utiliza "grand" mientras que francés utiliza "petit".
Interesante, no?
⇒Ja, ja, ja... ¡Qué cosa tan interesante es decir todo lo contrario al indicar lo mismo! Me parece que es una palabra inventada y analógica de "grandson"; y en el caso del francés, de "petit-fils".
La verdad es que esta vez he consultado varios diccionarios y se me ocurre una idea sobre cómo se dice "petit-neveu" en italiano: aunque no estoy tan seguro, creo que acaso se diga "bisnipote dal sobrino/dalla sobrina", ¿qué le parece?
以上、再伸まで。
(回答でもないような、単なる対話を楽しんでいるような気分もありますが、サポートで削除されないことを祈ります!)
No.3
- 回答日時:
「~するやいなや」のappenaについてだけ。
結論から言いますと、"appena..."と"non appena..."は「同じ」である、と習いました。
私はイタリアで、イタリア人の先生から習っていたのですが、その時の説明では、
"non appena"の"non"は、"particella espletiva"というもの。
(小学館の「伊和中辞典」では「冗語」と訳していますが、私は「虚辞」と訳すべきだと思います。)
"particelle espletive"は意味を持たず、文のリズムを整えたり口調を揃えたりする働きをする。
というものでした。
一緒に習っていたアメリカ人が「何かの違いがあるはずだ!」としつこく聞いていたのに対し、先生は一貫して「la stessa cosa!」と仰っていたことを思い出しました(笑)
No.2
- 回答日時:
いつも早とちりや勘違いをしている者ですが、それにも懲りず、またしゃしゃり出ました。
>イタリア語の appenaには いくつか意味があり、その中で「~するやいなや」というのがありますよね。
>それで、よく nonを伴う場合がありますが、nonがあるのと ないのとでは どういうニュアンスの違いがありますか?
⇒よく分かりませんが、私の「感覚」では、
appena単独だと、「かろうじて~する」
nonを伴う場合だと、ほとんど~しない」
の違いかなと思っていました。
Il paziente poteva appena parlare. 「患者はかろうじて話せた。」
Il paziente non poteva appena parlare. 「患者はほとんど話せなかった。」
ところで、appenaが動詞より前に来ると、おそらくnonがなくてもよいと思いますので、ますます違いは分からなくなりますね。しかし、この場合(特に第4文で)強調のニュアンスが加味されるような気がします。
Il paziente appena poteva parlare. 「かろうじて患者は話せた。」
Appena il paziente poteva parlare. 「やっとのことで、患者は話せた。」
以上、ご回答まで。
回答ありがとうございます。
appenaには 主に3つの意味がありますよね。
(1) ~したところだ。 英語なら have just + 過去分詞
(2) かろうじて。 英語なら hardly
(3) ~するやいなや。 英語なら as soon as
それで、今回問題にしているのは (3)です。
No.1
- 回答日時:
初めまして。
ご質問内容を拝見させて頂きました。
> イタリア語の、 appena
>よく nonを伴う場合がありますが 、nonがあるのと ないのとでは どういうニ ュアンスの違いがありますか?
イタリア語に精通されておられる質問者様に、ウチが講釈するのは恐縮致しますが、
この場合のappenaの活用は、時を表す従属節を導く接続詞(句)。
ニュアンスとしては“確実性”になるかと思いますが‥。
例えば『終わったらすぐ出かけることにする』とかだと
(Non) appena avrò finito,uscirò.
nonが無くても訳としては同じになりますね。
・先立未来…未来の中の完了を表す時制。
未来のある時点に、すでに完了しているはずの行為を表すには、先立未来を用いる。
ウチのよりも、良質な回答が付くかと思います。暫し、お待ち頂く様、ご了承願えれば幸いです。
(^ー^;A
回答ありがとうございます。
いや、私はフランス語は そこそこ出来ますが、イタリア語は初心者です。
ロシア語も並行して学習していますが、イタリア語は易しく感じます。まあ、それでも 疑問が出てきますけどね。
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