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好況になると黒字決算になる企業が増えますが
ここでふと疑問に思ったことがあります。

会計のルール上では「誰かの黒字は他の誰かの赤字」になるはずです。
では、好況で企業が皆黒字になっているということは
その一方で好況にもかかわらず誰かが赤字になっているということでしょうか?
その赤字になっているのは一体誰なのでしょうか?

それとも、「誰かの黒字は他の誰かの赤字」の原則にも例外があるということなのでしょうか?
だとしたら皆が黒字になるそのカラクリの正体は何なのでしょうか?
株の売買差益でしょうか?

A 回答 (12件中1~10件)

BLがゼロサムゲームでないのを、一番単純に知るのなら、仕掛り高、棚卸高 の把握でしょう。


なので、貸借対照表 で合っていると思いますよ。

損益計算書は、キャッシュフローを軸にしているので、生産により資産が社内外に蓄積していく様は、把握しにくいですから。

付加価値がモノについていくことにより、モノの価値は上がり、キャッシュの価値は下がります。そのため、経済が正常な状態ではインフレが起こります。
使ったもの以上に、作ったものの価値がある、というのを表すのは、損益ではなく、キャッシュ、在庫を含んだ会社の資産状態が増大して行くことを把握する方が良いです。

この回答への補足

回答ありがとうございます。
>一番単純に知るのなら、仕掛り高、棚卸高 の把握でしょう。

仕掛り高、棚卸高が増え過ぎれば営業キャッシュフローがマイナスになるはずです。
好況になると中小企業の営業キャッシュフローが悪化するのでしょうか?

補足日時:2014/03/15 20:38
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます

お礼日時:2014/03/16 20:32

国全体の現金は経済が大きくなればお金を増刷するので増えますよ?


不換紙幣ですので。

兌換紙幣では増刷するばあい金の準備高は国が増やさないといけないので、そこで経済が頭打ちになる問題がありました。
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この回答へのお礼

補足質問の説明がわかりずらく、すみませんでした。
補足質問の意味は増刷などをすることなく、どうすれば家計部門にプラスの資産が増えるかという意味でした。
増刷すると一国全体で見ると、政府か企業の借金(マイナスの資産)が増えてしまいます。

お礼日時:2014/03/18 19:52

私の言いたいことは、補足質問に関係することではありませんのでよろしく(後半部分)。



>では、経済は『ゼロサム』ではなく『無から有』だと仰るのですね?

いいえ。経済は間違いで、株式でしたが、『無から有』ではありません。

>だとしたら無から有になって発生した資産は『貸借対照表』の資産の種類で言うと何ですか?

詳しくないのですが、『貸借対照表』の純資産のうちの資本金だと思います。
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この回答へのお礼

そうですか詳しくないのですか。再々回答ありがとうございました。

お礼日時:2014/03/17 21:38

> 一国全体でみて、現金のストックは増えますか?



現金のストック というのは、ご質問者さんの造語だと思いますが、貯金などの現金資産を指しているということでよいでしょうか?
いいえ。好景気だからといって、「資産そのもの」は増えません。資産の評価額が上がるため、資産は増えます。ただし、預金などの現金資産は、モノの価値が上がるために相対的に目減りします。

> 日本の個人金融資産は1000兆円以上あるようです。
> 増えないとしたらどのようにしたら増えますか?

金融資産のうち、株などは、評価額が上がることにより増えます。現金資産は、利息率が上がることにより上がりますが、製造業などは1回転の価値創造の平均が10~20%、サービス業はもっと高いため、好景気のもとでは、利息率10%近いバブル期でも、現金資産は相対的に目減りしました。
為替など他の要因がない限り、好景気で死蔵された現金資産が増えることはありません。

あと、日本の個人資産が1000兆円あるというのは幻です。日本全体で見たとき、個人の金融資産の多くは、銀行が国債を買う形で浪費してしまっており、実質、その10分の1もありません。実際、各家庭がゆっくりとでも銀行から資金を引き上げた場合、破綻します。お年玉を親に預けたら使われていた、という状態です。
また、アベノミクスが始まって、この部分の残分も大きく減ってきています。

この回答への補足

>金融資産のうち、株などは、評価額が上がることにより増えます。現金資産は、利息率が上がることにより上がりますが、…

日本では
個人は金融資産>金融負債で
企業は金融資産<金融負債です。

個人の場合は株の評価額や利息率が上がり
企業の場合は株の評価額や利息率が下がるという訳ですか。
すごいロジックでございます。

>あと、日本の個人資産が1000兆円あるというのは幻です。…
→私は破綻否定派ではありません。

補足日時:2014/03/17 21:35
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この回答へのお礼

再々回答ありがとうございました。

お礼日時:2014/03/17 21:36

>経済がゼロサムゲームならその通りですね。



ノー。為替取引はゼロサムゲームと言われますが、経済はそうではない、といわれますね。

結局、景気が良いときは、赤字企業を含めて全体が助かる傾向にはありますが、それは、全部の赤字企業を助けることにはならない、と言う単純な話です。

赤字幅があまりにも大きく、つぶれそうな企業は好景気でも助からないこともあるということ。たとえば、かなりの好景気でも失業率はゼロにならないでしょう。

この回答への補足

では、経済は『ゼロサム』ではなく『無から有』だと仰るのですね?
だとしたら無から有になって発生した資産は『貸借対照表』の資産の種類で言うと何ですか?
現金ですか?
棚卸資産ですか?
有価証券ですか?
投資有価証券ですか?

補足日時:2014/03/16 22:38
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この回答へのお礼

再回答ありがとうございます。

お礼日時:2014/03/16 22:33

> 仕掛り高、棚卸高が増え過ぎれば営業キャッシュフローがマイナスになるはずです。



そうですよ。上記に加えて、売掛金の回収も遅れる場合、現金そのものが無くなり、いわゆる黒字倒産になります。
いわゆる好景気倒産ですね。

> 好況になると中小企業の営業キャッシュフローが悪化するのでしょうか?

いいえ。これは大きな間違いです。
好況というのは、モノが売れるフェーズですから、在庫は減り、増産をしますが、キャッシュ回転率が上がり、キャッシュフローは公転します。

ご質問者さんは、意図的にキャッシュフローに話をシフトしたのだと推測しますが、
> 会計のルール上では「誰かの黒字は他の誰かの赤字」になるはずです。
このご質問には、キャッシュフローは関係しません。資金ショート、資金余裕は、キャッシュフローの話ですが、黒字・赤字はバランスシートの話です。黒字赤字をキャッシュフローで理解しようとすると、企業の経済活動全体を把握する必要があって、ご質問さんのご質問内容、お礼に書かれたご自身の考えを見る限りでは、かなり知識不足です。

ご質問者さんへの他の方の回答の多くは、経済学者や経済の専門家のレベルの話ではなく、予算や在庫に関わるのごくごく普通のサラリーマンが、年に2回(企業によっては4回)、恒例で苦労している部分の話で、サラリーマンにとっては、常識というか、仕事で普通に把握している範囲の話なんです。なので、いろいろな人から回答が付くんですね。
ご質問者さんは、サラリーマンの給料って、なんで貰えるか、考えたことがあります?

ただ、楽天や以前のライブドア、西友などがやっている商売は、ご質問者さんの疑問、そのままの商売なんで、平成不況しか知らない、製造業の予算や在庫管理、税務処理を知らない人には、分かりにくい考え方なのかなと思いました。

一番簡単な例で、ご質問者さんのお考えを、サービス業で、具体的に考えてみてください。床屋さんで良いです。
長年やっている床屋さんは、初期の設備投資は終わっているとしましょう。そうすると、仕入れ、支出は、シャンプーや整髪料や光熱費、場所代になります。その床屋さんの儲けは、どこから出ています? お客さんは、何に価値を求めて支払います?

不景気の時は、どのような床屋さんが流行ります? 好景気で、皆の収入が多くなった時は?

アベノミクスやそれを支持する学者さんのトリックは、キャッシュを増やすことで好景気を生もうとしていることです。これは手品の一種です。
好景気というのは、キャッシュが増えることではありません。キャッシュの回転率が上がり、その結果、利益の蓄積(資産)が上がることを言います。商品が売れるというのは、商品の回転数が上がることでもあります。基本は利益率が上がることではないんですね。

設備費、人件費は本来固定費でしょ? 回転率が上がっても、固定費は増大しません。なので、収入が上がると期待しているわけです。

この回答への補足

ありがとうございます。
好況のときは仕掛り高、棚卸高、が減るのですね。

キャッシュの回転率が上がると
一国全体でみて、現金のストックは増えますか?
日本の個人金融資産は1000兆円以上あるようです。
増えないとしたらどのようにしたら増えますか?

補足日時:2014/03/16 20:53
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
好況のときは仕掛り高、棚卸高、が減るのですね。

お礼日時:2014/03/16 20:53

> 会計のルール上では「誰かの黒字は他の誰かの赤字」になるはずです。



なりません。特に製造業は。

例えば、物を加工して売る、ということを考えてみましょう。良くあるパン工場の例ですね。この国にはこれ以外の産業がないものとし、パン工場には人件費以外のコストはかからないとします。つまり、原材料費と売上の差額は給料になるか経営者の懐に収まるかのいずれかです。

まず、小麦農家が小麦粉を生産して10万円で売ります。利益は10万円であり、農家の懐に入ります。
次に、10万円で小麦粉を買ったパン屋が30万円でパンを売ります。人件費を10万円とすれば、利益は10万円であり、経営者の懐に入ります。

小麦農家・パン屋のいずれも利益が出ています。


> だとしたら皆が黒字になるそのカラクリの正体は何なのでしょうか?

簡単に言えば
 利益=売上-費用(損失)
ですが、見方を変えると
 当期末の純資産-前期末の純資産
です。経済全体での純資産が(例えば生産によって)増えていれば、皆が黒字になるのはそれほど奇妙なことではありません。

この回答への補足

回答ありがとうございます。
>次に、10万円で小麦粉を買ったパン屋が30万円でパンを売ります。

そのパンを30万円で買うのは最終消費者ですね?
ですからこの場合、モノの面で得したかはともかく
家計がカネの面では赤字ということになり、
これを毎年毎年繰り返せば家計は今頃借金まみれになるはずですが
実際には個人金融資産は1400兆円あるのです。
現実と矛盾しているので
疑問に思って質問を投稿した次第でございます。

補足日時:2014/03/15 20:34
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この回答へのお礼

「誰かの黒字は他の誰かの赤字」は私の勘違いでした。

お礼日時:2014/03/18 19:38

全ての経済行為が売買のみによって成り立っているのであれば質問者の言うとおりですが、生産行為の場合はそこで他の企業の利益を吸い上げることなく利益をあげること(価値の創出)ができるのでその部分で間違っています。



つまり利益や価値は、鉱工業や農業が産み出し、それが社会に還元されていくと考えればわかりやすいでしょう。
(サービス業でもおなじことですが。)
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

お礼日時:2014/03/15 20:39

うーん、好景気でもつぶれる会社もありますから、、、。



>その赤字になっているのは一体誰なのでしょうか?

経営に失敗した会社、競争に負けた会社とかだと思います。現在は相対的に円安ですので、円安で利益が減少する会社はたくさんあるはずです。

nikkei
>電子産業、初の「貿易赤字」 今年見通し 輸入、スマホが急増
>家電や電子部品など電気製品の輸入額が2013年に初めて輸出額を上回る見通しとなった。 電機産業は自動車とともに日本の輸出を支えてきたが、国内への新規の大型投資は見込みにくく、輸入超過が定着する可能性もある。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。経済がゼロサムゲームならその通りですね。

お礼日時:2014/03/15 20:41

いえ。


一次産業を含め、必ずふかかちや価値の創造が行われるので、トータルの経済規模は必ず拡大します。

閉鎖系での経済が拡大することは、江戸時代の日本が証明済みです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

お礼日時:2014/03/15 20:45

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