プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

「これだけ」「それだけ」「あれだけ」「どれだけ」の中の「だけ」は「程度が大きい」という意味を持っているのがわかります。例えば、○あれだけ注意したのに、また遅刻してしまった。
                 ○これだけ努力したんだから、、きっといい結果が出るよ。
しかし、○これだけあれば、十分です。
     ○それだけでいい。
の場合の「だけ」は「程度が大きい」という意味をどうも持っていないようです。
ここで、お聞きしたいのは、「だけ」はどのような場合「程度が大きい」という意味を持つでしょうか、それが文脈に頼って判断するしかないでしょうか。
また、○それだけ食べて、おなかが(a、もういっぱいなの b、まだいっぱいにならないの)。という問題がありまして、答えは(b)でした。なぜ、(a)はいけないのでしょうか。よろしくお願いいたします。
  

A 回答 (5件)

「だけ」、限定の意味に考えると理解できるのでは。


大きい、多い、小さい、少ないの意味は持たない。
大小は示された物の大小(比較の上での大小も含む)による。
示されたもの=これ、それ、あれ
例 これだけでやっくれ・・・・限定、大小は不問(あえて言及の必要なし)。
  これだけでやれます・・・・限定、比較の上ではどちらかというと小さい?。
  これだけあれば十分です・・限定、限定から少ないを連想するが、十分だがここにある分に限定されてい               る。
>、○あれだけ注意したのに、また遅刻してしまった
「だけ」に程度が大きい、意味はありません、「あれ」がそれを連想させます。
近称・中称?・遠称。
これ=ここにあるだけ(たとえば範囲10m以内にある)あれ=ここで示すこと不可能、範囲数Kmは必要だから。
○それだけ食べて、おなかが、もう一杯なの。
十分あり得る表現ですよ、ただし疑問文として最後に?がつけば、会話では、「それだけ」の「だけ」にアクセントがきます。
(たった)それだけ食べて、おなかが、もう一杯なの?。
>これだけあれば、十分です、あれだけあれば十分です=これ(限定された範囲)で提示不可能な量(あれ=ここからあそこまで0)を連想して程度大と思うだけ。
    • good
    • 0

 こんばんは夜分に失礼します。


他の回答者の方が説明されていますように「だけ」は副助詞です。そしてこの「だけ」とほぼ同じ機能を持つ言葉として「ほど」「くらい」もあります。お気付きとは存じますが、「だけ」は変換すると「丈」になり、他の二つも「程」そして「位」となり共に程度や度合いを示します。
 ○あれだけ注意した
 ○これだけ努力した
は「あれほどに注意した」「これくらい努力した」に置き換えもでき、同時に「これ位もあれば十分」「それほどの量があれば十分足りる」としても意味は通じます。
 ということは単に物理的な大小というよりも、「出来る限りの」といったキャパシティをも含む枠組ほどの理解をされる方が適切でしょう。

 また別の質問として「それだけ食べて」に続く文を選ぶとの問題がありますので、こちらの回答も合わせてお話しします。
 範解とされているのは「まだいっぱいにならないの」との説明ですが、この設問の仕方が不十分で、従節である「それだけ食べて」では具体的な分量が示されてもいません。ごく普通な読み方をすれば「そんなにいっぱい食べたのに」とのニュアンスを示したかったのでしょうが、これだけからは「たったそれだけしか食べないのに」と読むことも可能です。
 以上のことから、文意が二つありうると理解しても間違いとはいえません。
(1)従節を「それだけの分量を食べたのならば」とするならば、主節は「まだ満腹にならないのは相当な大食漢である」と続き
(2)従節を「それだけしか食べないのならば」とした場合は逆に主節は「もう満腹なの?」となり、(1)とは全く逆の理解を示すことにもなります。
 この二つの解釈が成り立つ理由は指示語である「それ」の「そ」の内容が具体的に記されていないことに起因します。
 指示語を使う場合は、その内容を具体的に示しておく必要があり、それができていない文章は文としての正確性に多大な疑念が残ります。
 この「それだけ食べて、おなかが~」との文がポンッとそれだけ示されていて続く文を選べというのでは余りにも不誠実な問題の立て方であると言わざるを得ません。文脈から推測しろといっても無理な話です。
 
    • good
    • 0

>「これだけ」「それだけ」「あれだけ」「どれだけ」の中の「だけ」は「程度が大きい」という


意味を持っているのがわかります。

違います。  Aだけ は、程度、範囲の限界を示す副助詞で、意味としては「A のみ」、「A only」といった意味になります。ですから、必ずしも程度が大きい方には振れず、逆になる場合もあります。例を挙げると
「これだけしか、おれにはくれないのか!?」 という文では、Aだけ:予想したよりも少ないぞ!という意味を含みます。
つまり、だけ だけをとれば、中立的な、大小どちらにも振れない意味を持っています。だからこそ、前後の文脈でどちらかを指示することになるわけです。
>それが文脈に頼って判断するしかないでしょうか。

そういうことだと思います。

>それだけ食べて、おなかが(a、もういっぱいなの b、まだいっぱいにならないの)。という問題がありまして、答えは(b)でした。なぜ、(a)はいけないのでしょうか

この問題は多少微妙なところがあります。良い問題とはいえませんが、答えはbだと思います。
この場合、情景を思い浮かべる必要があります。
「それだけ食べて…」というところを見ると、食べた人のそばに居た他人が、食べた人に向かって言っているとおもわれます。
「それだけ食べて…」の解釈にかかっていますが、a ならこの言葉の意味に”かなり少ない食事量を指すことになりますが、首記の様に「Aだけ」とは中立的な意味なので、本来標準的な一食の量をさしていると考えられます。標準的な一食を食べれば、おなかが一杯になるのは当然ですから、「…もう一杯なの」?!(と他人が(驚いて、あるいは呆れて)言うのは変だ、ということになります。

ご参考まで。
    • good
    • 0

これらの“だけ”は、『限度』や『程度』を表す、『限定の意味合い』を強調するものです。




(a)の“もういっぱいなの”や(b)の“まだいっぱいにならないの”に係る“それだけ”は“そんなに”と同義です。また、この場合の“そんなに”は“そんなにたくさん”という意味になります。
(文中で質問している人物はその様を見て質問しているわけですから、“それだけ”=“そんなに”という様に表現することもあるかと思います)

なので、(a)の“それだけ”を“そんなに”に置き換えると、
・それだけ食べて、おなかがもういっぱいなの(?)=そんなに(たくさん)食べて、おなかがもういっぱいなの(?)
となります。また、“もう”なので完了してもいます。

逆に(b)は、“まだ”いっぱいに“ならない”ですから、未然です。当てはめると、
・それだけ食べて、おなかがまだいっぱいにならないの(?)=そんなに(たくさん)食べたのに、おなかがまだいっぱいにならないの(?)
となります。


上記を読み比べてみると、(a )は質問として不自然になりますから、(b)が正しいということになります。


>○これだけあれば、十分です。
の“これだけ”は“これくらい”と同義かと思われます。
つまり、
「これくらいあれば、十分です」
となります。また、“これくらい”とは量や単位が不明瞭です。
>○それだけでいい。
の“それだけ”は上記の通り“限定”なので量的な表現上では“これだけあれば”の文よりも数量が決まっているように思います(“それ”・“だけ”なので)。
    • good
    • 0

>それだけでいい。



>それだけ食べて
は違いますよね。「で」が接尾語ですから、あるだけでいいという意味になります。
「それだけ」のみなら強調語になりますよね。
すべて間に「だけで」としてみてください。意味が変わってきますよ。
「これだけで」「それだけで」「あれだけで」「これだけで」

もし、「aのもういっぱいなの」となる文章でしたら「それだけしか食べていないのに」に続く文章となります。
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!