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「高金利通貨は低金利通貨に対して長期的に為替レートが下落する」という説がありますが、これを重視するなら長期投資家にとって海外債券投資はあまり魅力がないという事になりますか?
私なりにいろいろ調べたら、為替レートはインフレ率や金利差だけで決まるわけではないという考えもありました。
たとえば、豪ドルは日本円に比べて高金利ですが、日本円に対してどんどん価値が下落しているわけではありません。
また「高金利通貨は低金利通貨に対して長期的に為替レートが下落する」なら、我々日本人にとってだけではなく、アメリカ人やヨーロパッパの人にとっても海外債券投資はあまり魅力がないという事になりますよね?
それにもかかわらず、債券投資をするファンドやETFは数多く存在しますし、それなりに売買されていて出来高もあります。
海外債券投資とは長期投資家にとってあまり意味のないものなのでしょうか?

A 回答 (4件)

>「高金利通貨は低金利通貨に対して長期的に為替レートが下落する」


これは歴史的事実なので、そこを理解している前提上での説明をします。

債券投資って意外と奥が深い、例えばハイ・イールド債のように信用リスクを取って円金利以上の期待リターンをたたき出す事も可能です。
更に、外債には金利部分が非課税になる債券をご存知でしょうか?
ばんせい証券のブラジル国債の事例です↓
http://www.bansei-sec.co.jp/lp/index.html
この債券のうまみは高金利・・・ではなくて、クーポン部分がみなし外国税額控除が適用されて税金が引かれない所にあります。
日本国債の場合はクーポン部分に対して20.315%税金が引かれます。
なお、ブラジルは信用リスクが先進国に比べて高いので、元本と利息の確実性は少し低くなりますが、その分だけ期待リターンは高くなります。

もう一つ、見逃せないのは分散投資によるリスク低減効果です。
個人投資家レベルではコスト差を考えると余り上手くはいきませんが、機関投資家のようにコストが十分に低い立場ならば、為替リスクはあっても上手に組み合わせてリスク低減効果も期待できます。

短期的には大きな金利上昇がなければ、短期金利をショートして、長期金利をロングするヘッジファンドも当然ありです。

債券の戦略はいろいろありまして、実は奥が深いって事を知っておきたい所です。

>海外債券投資とは長期投資家にとってあまり意味のないものなのでしょうか?
そんな事は決してありません。

最終的な判断は自己責任です、質問者様の方でも考えて慎重にご判断ください。
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この理論は「長期的には自国通貨建てと外国通貨建ては同じ利回りになるよう為替に裁定が入る」事を意味します。

ですから、JPYからAUDやNZDの債券に投資するのとJPYの債券をそのまま購入するのは「JPYに戻す前提ならば」ほぼ同じ利回りになるとの意味です。
但し信用リスクやその他の事情は考慮されてませんから、AUD建てのアフリカ開発銀行割引債券とかに投資すると豪州とアフリカの信用リスク差についてはリターンを得られます。アフリカ開発銀行は国連系の銀行ですからIBRD(世銀)と同じ格付けはあります。が投資先がアフリカであり残念ながら回収リスクがやや高いです。その分債券の利回りは高く豪州国債より有利と言えます。
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新興国はインフレで金利を上げてます。


金利が高く成長してるのはオーストラリア、ニュージーランドでです。
アネリカの景気でメキシコも買い。
ドル平均法でブラジルがありか。
ブラジル国債には税金がゼロですから。


食糧量産できるのは、アナゾンしかありません。
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 だから、海外債券投資には、為替のヘッジが有りと無しがある。

為替差損をしたくならならばヘッジ有りのある投資方法を選ば良いのです。

 日本人は、金融については全く学んで無い。したがってリボ払いする馬鹿な人が多いのです。そんな人が9割り以上をしめる日本人にそんな高度な海外債券投資は無理。


 為替のヘッジの意味さえ判らないのならば、海外債券投資する資格さえない。

 
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