
A 回答 (5件)
- 最新から表示
- 回答順に表示
No.5
- 回答日時:
No.4 の続です。
小判六拾目とは、小判(一両)が銀六十目(匁)と
同価とするとのこと。
当時は金貨と銀貨が通用しており、金貨は定額貨幣
でしたが、銀貨は不定額で重さを計って使ったので
こういう換算が必要でした。
銭時相場とは、銭貨は定額貨幣のようですが、実体は
変動しており、一両を基準にして時価で換算しますという
ことです。
銭相場の例
元文期 一両 銭 5287文
文政期 〃 6363文
現金掛け値なしとは、江戸時代から戦前まで掛け(懸け)
売りがありました。
品物を先に貰い代金は後払いする制度です。
戦前では店の御用聞きが家庭にやってきて、注文をとり
届ける。
代金は年2回 (お盆と年末)にまとめて取りにきて、そこで
払うというような制度です。
店で買う時も同じこともできました。
店では「大福帳」に記録してそれを基に請求します。
信用買いですね。
利息や貸し倒れ(夜逃げなどして払わないなど)があり定価
より何割か高くなります。
店が火事の時真っ先に持ち出すのが大福帳でした。
越後屋は懸け売りを一切やめて安く売れるので大繁昌した
のです。
当時としては革新的でした。
No.4
- 回答日時:
私の持っている「江戸の豪商」にやや大きい図版が
載っています。
右から
するが町
ゑちごや本店
定
一 小判六拾目
銭時相場
現金
かけねなし
○ ○
と読めます。
○○の上は、月 を縦に伸ばした字に見えます。
下は略字のようで不明。
「駿河町越後屋呉服店大浮絵」 奥村政信 漆絵
で検索してみてください。
No.3
- 回答日時:
「現金掛け値なし」だけしか判りませんが・・・
確か日本で初の「定価販売」の先駆けです。
通常一反単位でツケ売りであった反物を、切り売りで「現金販売」を始めたのです。
ツケ回収の為のコストや、未回収分のリスク分を値引き分に回せた為、顧客層を大きく広げる事に成功しました。
No.2
- 回答日時:
>「定 一 小判六十目 ○○相場 現金かけねなし 〇〇」と読めますが
御定相場?
幕府が定めた為替のみ有効!との、宣言でしようか。
>中央の「○○町 えちごや本店」の〇〇は何町をさすのでしょうか?
駿河町だと思いますね。
1683年に、(火災に遭って)本店を日本橋本町から駿河町にうつしています。
文字数からですが、駿河町の方が有力。
お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!
おすすめ情報
デイリーランキングこのカテゴリの人気デイリーQ&Aランキング
マンスリーランキングこのカテゴリの人気マンスリーQ&Aランキング
-
56歳独身男性です。 オナニーが...
-
「づつ」と「ずつ」はどちらの...
-
課題の反対語
-
歴史的仮名遣いでの小文字表記...
-
「わいうえを」とか「やいゆえ...
-
「いずれか」と「いづれか」ど...
-
中国人の脚の長さ が、気になり...
-
過近代的って?
-
「幼少」ということば
-
人名で「かほり」で「かおり」...
-
平安時代の寝殿造り.....冬はど...
-
「1に何々、2に何々、34が無く...
-
歴史的仮名遣いの「む」
-
夜着に使っていた白い着物の名称
-
歴史上の人物で誰が好きですか
-
戦後教育でなぜカタカナから平...
-
行って見たい、は正しいですか?
-
睾丸を利用した拷問
-
地方の言語でしょうか?
-
好きな人が神社、お寺巡りが好...
おすすめ情報