No.9
- 回答日時:
仏教
私の案内人は、ちょっと間をおいてから、続けました。
(これこそが、仏教で説明していることなのです。仏教では、人が死ぬ時に、その死者の霊魂は数々の悪魔たちから逃れるように、十分用心しなければならず、そうでないと、霊魂は再び肉体を与えられて、輪廻のサイクルに逆戻りしてしまいます。他方では、上手くその悪魔から逃れることができれば、このサイクルから開放されて、覚醒による喜悦の境地に入ることができると云います。
実は、これは個人にではなく、全体としての人類にとてもよく当てはまる記述なのです。人類は何かの選択を迫られるたびに、自分たちを輪廻のサイクルに逆戻りさせる悪魔たちに抵抗しなければなりません。ここでいう「悪魔たち」とは、人間同士の攻撃心や、周りの自然環境を破壊する心です。また、「覚醒による喜悦の境地」というのは、科学が人々に奉仕する文明の黄金期のことで、科学的な方法で目の不自由な人にも物が見え、耳の不自由な人にも音が聞こえるという、地球上の楽園を意味します。
悪魔たちのことをよく用心していないと、輪廻のサイクルに逆戻りし、原始の状態から再び出発して、苦しみに満ちた敵意のある世界において、より発達した社会に向けてゆっくりと発展していかなければならないのです。
輪廻を表すスワスティカ(まんじ・鉤十字)が、古代の多くの文献中に見られるのと同じように、私たちの紋章に描かれているのはこのためです。問題は、科学の平和利用がもたらす楽園を取るか、それとも、人間が自然を支配して利益を得るのではなく、自然に服従する原始時代への逆戻りという地獄を取るか、の選択です。
これは、自分たちの惑星から脱出できるようになる人類が、いわば、宇宙的レベルで決断する場合の当然の選択なのです。自分たちの攻撃性を完全に抑えることのできる者だけが、この段階に達することができるのです。そうでない人々は、自分たちの科学技術が発達して、人類を破壊し尽くすだけの十分な武器が発明できれば、直ちに自己破壊への道を辿ることになるでしょう。
ですから、私たちは、向こうから接触して来る人たちに対しては、全く何の恐れも抱いてはいません。これまでの何千というコンタクトによって、自分たちの惑星系から脱出できるほどの人々は、例外なく平和を好むという宇宙の絶対法則が実証されてきました。
自分たちの太陽系から脱出できるということは、とりもなおさず、その人々が、太陽系脱出旅行にも、また取り返しのつかない破壊をもたらす攻撃兵器の生産にも利用できる、決定的なエネルギー源を発見し、しかも、自らの攻撃性を制御できないことに起因する「進歩から破壊へのサイクル」からは、すでに脱却してしまったことを意味しているからです。
この地球上では、あなたが住んでいる地方のフランスが、ヨーロッパをひとつにまとめようとしていますが、これはすでに正しい方向へ向かっていると言えます。フランスは軍隊を持たない最初の国となるべきで、それにより全世界に模範を示すことができます。そうなれば、フランスの職業軍人たちは、平和を維持するヨーロッパ軍隊の基礎を築くことになるでしょうし、それが引いては、平和を維持する世界的な軍隊へと発展していくことでしょう。軍隊は、戦争の守護者であることを止めて平和の守護者となり、その名は、今よりはずっと尊敬の値するものとなるでしょう。
ひとつの重要な国が、他の諸国がそれに続くような道を示すことが必要なのです。フランスが徴兵制度を撤廃し、フランスの職業軍人たちが、フランスが推進しようとしているひとつのヨーロッパのために働くからといって、周りの国々がフランスに攻め込むことにはなりません。
それどころか、周りの国々はすぐにフランスの真似をして、あとからついて来ることになるでしょう。ヨーロッパの軍隊がいったん出来上がってしまえば、単一のヨーロッパ通貨を作り、それによって、ヨーロッパ経済をひとつにまとめることができます。
この過程は全世界に広がり、さらに最初のメッセージで私たちが述べたように、単一の言語が作られ、地球上のすべての学校で、必修科目になるでしょう。この道を示さなければならない国があるとすれば、それは、フランスをおいて他にありません。
自分たちの破壊の原因となる兵器を蓄積する時、いつも「抑止力」という、もっともらしいことが言われますが、各国が誰か(誰なのかが実際上、決して分らない誰か)の攻撃を抑止しようとした場合、その「抑止力」が何かの拍子に侵略力に変わり、全世界の命取りにもなりかねない危険がいつも付きまとっています。
人間は過去を元にして未来を考えます。しかし、これは間違いです。過去は笑い飛ばすべきものであり、現在を過去の上に築くのではなく、未来のために現在を築き上げなければなりません。先進国の人々が、未来のために現在を築き上げなければなりません。先進国の人々が、原始そのものの状態をいくらかでも脱却してから、まだわずか三十年しか経っていないことを、あなたはよく理解する必要があります。あなたがたは、ようやく原始状態から抜け出し始めたばかりです。地球上では何百万という人々がいまだに原始状態に留まり、空に何かを見るときには、必ずそこに〝神〟の表れを見るといった有り様です。それに、経済的に遅れている国々では大抵、神を信じる宗教の影響力がとても強いことはご存知ですよね。
過去の宗教や年寄りを無条件に崇めるのではなく、知性こそを崇拝すべきです。それと同時に、年寄りたちが確実に快適な人生を過ごせるようにしてあげて下さい。遠い祖先を尊敬すべきではありません。
それどころか、祖先たちは、自分自身の心を宇宙に向けて開けない、哀れな、視野の狭い原始人に過ぎなかったこと、また、世代から世代へと価値のあるものをほとんど何も伝えることができなかった、ということの例示とされなければならないのです) ラエル著
~~~~~~~~~~~~~~~
1 最も知性的な人びとによって、天才たちの間から選出された人びとから構成される単一の世界政府を樹立することにより、地球を、人種・宗教・文化もしくは知性の程度により差別されることのない、全住民にとって幸福と開花の世界にすること。
2 この目的達成のために、あらゆる手段を活用すること。
3 個人もしくは集団による暴力を廃止すること。
4 労働の法則をやめて、開花の法則に置きかえること。
5 支配者層の知性の欠如から引き起こされている、破滅の危機から人類を救うこと。
~~~~~~~~~
所得格差の是正から貨幣の廃止へ ~ 配給経済
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/7014536.html
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
(上記2段に)「 個人もしくは集団による暴力を廃止すること 」と、ありますが、(1段)に「 ひとつの重要な国が、他の諸国がそれに続くような道を示すことが必要なのです 」、「 それどころか、周りの国々はすぐにフランスの真似をして、あとからついて来ることになるでしょう 」とある。
集団的自衛権行使の目的は、勿論、世界地球からの「 個人もしくは集団による暴力廃止 」、暴力の抑制&規制&廃止根絶..となるのでしょうが、それをキッチリと確認しない国連5大国そして世界諸国の狭間に於ける日本としては、それが不正かつ非道悪徳暴力にしか見えざるを得ないことも現実としてあるのではないでしょうか。
そして、その暴力廃止は、軍事だけに留まらず、経済および生産流通全域に及ぶことが同時進行として達成されていなければならないことは、人々と人類の生活ニーズとして当然ではないでしょうか。
現行与党が“ 憲法違反をしてまで ”と見えるならば、それらの暴力が見えると言う事ではないでしょうか。
その暴力にて、戦場にしたいのやら、葬儀会場にしたいのやら、犯人と治安部隊の声しか聞こえない人質拉致犯行現場、そのような不正な環境でもつくりたいのではないでしょうか。
全人々への、全福祉全平和を達成し、日本情緒侘寂び静けさを演出するならまだしも、暴力にて被害者その後の再被害者をも視野に入れない死の政治演出は、人道を踏み外すものとなるのではないでしょうか。
軍事暴力廃止と経済暴力廃止、それが2大看板として浮上してこそ、日本情緒日本国憲法も重きをなすものとなるのではないでしょうか。
No.8
- 回答日時:
No.2です。
たびたび補足ありがとうございます。私もおっしゃっていることにほぼ同じ考え方です。
自国領有圏において国家としてその施政権及び国民の安全を他国より武力によって侵害された場合、あるいは緊急避難的に政治的判断が必要な場合は、防衛であり治安出動であることには異論ありません。
自衛権についても最高裁判例(砂川事件)や下級審においても百里基地訴訟や長沼事件の判決についても、「わが国が主権国としてもつ固有の自衛権は何ら否定されるものではなく、わが憲法の平和主義は決して無防備、無抵抗を定めたものではない」との内容ですね。
その自衛権の行使の手段について、どの程度のものが許されるかという点については未だ最高裁確定判例はなく、日本国憲法の法解釈としては、学説的にも大きく分類すれば以下の3つではないかと考えています。
詳細は省きますが (1)、自衛戦争をも放棄する。 (2)、侵略のための戦争や武力行使を否認したにとどまる。 (3)、(2)の考え方の上で国際法上、交戦国に認められている権利(他国内での武力行使や占領地行政など)は主張しない。
他にも考え方があるかと思います。
さまざまな論点がある、この全文の平和主義を含めた9条ですが、今の政府もおいては論点の整理のなく議論も表面的で、異論を排除するという姿勢が、安倍首相には致命的な欠点だと思っています。
様々な政策の論点を簡略化することで、一般国民は選択するだけでよく、自らの考察をしなくてすむので楽ですしね。
No.7
- 回答日時:
No.2です。
あなた様の憲法解釈については、概ね私も同じような意見を持っています。
ただし、それはあくまで一つの解釈論だと思うのです。
前回お答えしたのは、今の日本を取り巻く国際情勢や政局など、予断・私見を排して全文を含めた条文をそのまま素直にとらえると、政府見解との整合性がないと思う訳です。
憲法も最高法規とはいえ法律ですから、様々な解釈があり、学説があり、時代によって変化する必要があるのは当然で、民主主義国家として、多様な考え方があるのは健全なのです。
ただ、ここ最近の論調は多様な考え方を尊重するのではなく排除する方向にむかっている、そんな空気を感じます。
>自衛隊の武力は「自衛」のために保持されてます。憲法9条が禁じているのは「国の交戦権の行使」によって行われる戦争や>「国際紛争の解決」のための戦争であって、自衛戦争を否定しているわけではありません。(憲法が禁じているのはイワユル侵>略戦争です)
そうなのです、このあなたの言葉があなたの一つの解釈なのです。
「自衛」のための武力の保持を認めるとは憲法には記載ないのです。また「国際紛争を解決する手段として」の文言について、自衛権の発動せざる負えない状況というのは、解釈によって、あるいは敵対国の同盟国や他国にとっては「国際紛争」ととらえることもできるわけです。
9条2項では「陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない」とあります。
戦力というのは、戦闘能力です。自衛隊の装備は戦闘能力ありますよね。自衛権のためだろうがなんだろうが、その他の戦力の保持も認めていないのです。
侵略戦争を禁じているという規定はありません。政府の憲法解釈のなかで生まれてきたものです。
>自衛戦争というのは国の主権を守る目的の戦争、具体的には国内法による統治を維持し続けるための武力行使です。国内法>に基づいた公権力の行使を継続するための、国内法の延長としての戦争が自衛戦争です。
>ですので厳密に言えば、自衛戦争は「戦争」ではありません。敵は我が国の国内法によって裁かれます。
>自衛目的だけの軍隊は「戦力」ではなく、憲法9条に違反しません。
これも一つの解釈です。
そもそも、憲法に日本の主権防衛について具体的な文言がありません。中国と日本が設定している防空識別圏が重複している海域がありますよね。この防空識別圏は領海ではなく、また排他的経済水域でもないのです。国連の安保理で決定されているわけでもないですし、ここで仮に自衛隊が攻撃され戦闘になった場合、日本側はもちろん自衛権の発動を主張するでしょうし、中国側は自国防衛上の当然の措置とするでしょう。
このように、くいちがい、領海内でもないので国内法の延長で処理できません。国連でも中国は拒否権をもっていますので解決できないでしょう。
>武力行使やその威嚇を自衛の範囲以外に拡大させるのを、権力者に対して厳しく禁じているのが、憲法9条です。
>憲法9条の存在により、日本の権力者は自衛隊(防衛軍)を日本防衛以外の目的で使用することはできません。憲法9条は、日>本の権力者から日本国民を守ってきたのです。これによって日本は70年の長きに渡り平和を維持してきました。
>憲から日本人を守ったの法9条は外敵ではなく、日本の内部の敵から日本人を守ってきたのです。
私も全くそう思います。
安倍さんは、憲法解釈の閣議決定といっていますが、きちんと憲法改正の論点を国民に示して、国民に憲法改正を問うべきです。
時の内閣の都合でいくらでも解釈変更が可能なのが、そもそも三権分立をうたった憲法違反です。
安倍さんってたまに「私が国の最高責任者として責任をとって判断行動していく」とか答弁するじゃないですか。
日本国では内閣総理大臣は三権(立法・司法・行政)のうち、行政府の長だけなんですけどね。なんだか勘違いしてるみたい。
私的な諮問機関を色々立ち上げてますけど、任命されている人をみると、仲良しクラブのようですね。
ここらへんで、国民がしっかり意識していかないと、とりかえしのつかない方向へ行くかもしれませんね。
あのナチスもヒトラーも当時先進的で民主的なドイツ法にのっとって、政権をとったのですから。
この回答への補足
先回「自衛戦争」という言葉を使ったので分かり難かったかもしれません。
一例をあげて説明すれば、武装した中国人部隊が尖閣諸島に上陸したとして、これは入管法違反や銃刀法違反に該当しますから、日本は国内法で取り締まりに当たります。
その際に中国側に抵抗が有ったり抵抗があると予想される場合、日本は自衛隊の「治安出動」を行います。日本の施政権を尖閣諸島上でも行使するためです。自衛隊の「治安出動」でも足りない場合は「防衛出動」に切り替えます。銃火器をぶっぱなして武力行使となります。
ただし、これは戦争ではありません。法権力の執行です。防衛行動、自衛戦ですね。敵の中国人部隊は皆殺しもOKですが、生き残りは逮捕して刑事裁判にかけます。
もっと規模が拡大して中国が核ミサイルを撃ってきた場合、それを迎撃するのも自衛行動であり、戦争ではありません。
以上のように、防衛とはそもそも「戦争」の枠外の行動ととらえることができ、それ故に日本は戦争放棄をしながら防衛軍を持て、防衛行動を取れるのです。自衛隊は憲法上で述べられた「戦力」ではなく、防衛戦は「国権の発動たる戦争」ではないのです。単に国の主権という、施政権の維持の問題。具体的には防衛戦は広義の「警察権」のようなもんです。
これは憲法解釈上の問題ではなく、更に上の法理念上の概念です。最高裁はそこに立脚しています。
No.6
- 回答日時:
おはようございます。
旬の集団的自衛権・行使の目的に
経済的なモノが有ります。自衛権と其の行使が
最大の消費行動に当たるわけです。
「アホのミックス」の隠れた矢です。
現実的な、経済封鎖が出来るのですから武器
封鎖も出来ます。
日本は武器輸出3原則を取っ払い、死の商売を始めました。
ネズミもバッタも、増殖し過ぎたら自然淘汰の
行動をとるものです。
集団=各国単位。が何を守るか?…、守るものは
国境線だけでしょう。サッカーに負けて腹いせで
発生したのでは有りません、伏線が在ります。
戦争はシナイ事だと思って居ますワタシは
集団と言えば安全保障になります。
国連が軍を編成して当事者として周りを囲み
間に入る事はしない。
喧嘩して居る国に武器が渡らない様にします。
やがて、タマ切れで収束せざるを得ません。
日本は集団的自衛してます、米国との安保条約
です。
憲法9条は侵略しない宣言です。
「行使」の禁止どころか脅し=集団的自衛、も出来ません。
ボコられたら遣り返すのは当然で憲法の出る幕では有りません。
No.2
- 回答日時:
私は40代後半。
小学生の頃から、政治とか法律とかが好きで、憲法も読んでました。とくにだれに言われた訳ではないのですが、たまたま家に「新しい憲法の話」という戦後に発行された冊子があったので。
もう子供ころからすごく不思議で、私がバカなのかなぁと思う今日この頃です。
憲法解釈の変更という点はまぁ意見はありますが、それは今回は置いときます。
もっと根源的なずーーーーと理解できないことがあります。
単純に日本語として読んで、憲法9条の条文は 戦争も武力の所持もしない としか読めなくありませんか。
憲法解釈というものは朝鮮戦争が勃発した際に、日本が後方基地として警察予備隊という自衛隊のの前身を作ったのが最初だとおもうんです。
自衛隊が武力ではないって、どこが?戦争をしないって、他国と対立してその国の内政を攻撃したらそれは戦争です。
もうね、政治家もはっきりと言えばいいのに、と思います。
「憲法9条は理想論なので、憲法改正もうまくいかなかったら選挙やばいし、アメリカさんもあまり期待できないので、憲法の解釈をかえます。」
「日本語が理解できないわけじゃないんです。いままであいまいでごめんなさい」って。
----------------------------------------------------------------------------------------------
さて、あなたのいう「集団的自衛権を有している」というのは国連加盟国による国際法に基づくものです。さて日本の国内法で集団的自衛権を保有しているという法律はありますでしょうか。独立国の場合、国内法が国際法より優先されます。
このことを知らない人間がほとんどなので、マスコミもあたかも保有しているが行使できない、という論調ですし、一般のひとはそうなんだあ、じゃあ使えるようにしちゃえば、みたいな人が増えているわけです。
日本人は愚民化教育を受けてきていますから、ほんの一部をのぞいて、議論が二極化してしまいます。
二極化すると、政治も含めて経営者なんかも、愚民を扱いやすいんですよ。皆が様々な考えをきちんと自分の意見として思考できるのなら、なかなか誘導できないですから。
安倍さんというか、経団連などは、「戦争してほしい」んです。答えは単純です。武器開発力、輸出国となる日本にとって、これ以上の景気浮揚策、雇用対策、そしてインフレによる赤字国債の相対的な残高減少するし。
歴史的にも、戦争の原因なんかきれいごといってもだいたいそんなもんですよ。
この回答への補足
> 安倍さんというか、経団連などは、「戦争してほしい」んです。答えは単純です。
戦争をしたがってる… ということですか。でもそれだと死人や障害者がでます。それ以上に、安倍晋三のようなボンボン政治家の独善が戦争以外の部分でも野放図に暴れまくります。
それと、
自衛隊の武力は「自衛」のために保持されてます。憲法9条が禁じているのは「国の交戦権の行使」によって行われる戦争や「国際紛争の解決」のための戦争であって、自衛戦争を否定しているわけではありません。(憲法が禁じているのはイワユル侵略戦争です)
自衛戦争というのは国の主権を守る目的の戦争、具体的には国内法による統治を維持し続けるための武力行使です。国内法に基づいた公権力の行使を継続するための、国内法の延長としての戦争が自衛戦争です。
ですので厳密に言えば、自衛戦争は「戦争」ではありません。敵は我が国の国内法によって裁かれます。
自衛目的だけの軍隊は「戦力」ではなく、憲法9条に違反しません。
武力行使やその威嚇を自衛の範囲以外に拡大させるのを、権力者に対して厳しく禁じているのが、憲法9条です。
憲法9条の存在により、日本の権力者は自衛隊(防衛軍)を日本防衛以外の目的で使用することはできません。憲法9条は、日本の権力者から日本国民を守ってきたのです。これによって日本は70年の長きに渡り平和を維持してきました。
憲法9条は外敵から日本人を守ったのではなく、日本の内部の敵から日本人を守ってきたのです。
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