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日本書紀や古事記の書かれている神の名前が、現代人には振り仮名がないと読むことができません。例でイザナギ、イザナミ、(パソコンで変換できない)他多数。この時代は歴史上は古代で、紀記は西暦700年に作られてしているが、文字として書かれている漢字はどこから入ってきて、誰がどのように使いだしたのでしょうか。それが古墳から飛鳥の時代になると、例曽我入鹿や大海人皇子(おおあまのおうじ)など、読めない事はないが振り仮名が必要で、文字からどのような人物か推測できる。
足利、鎌倉時代になると現代人名とさほど変わらなくなっています。
この変遷が起きてきたのを知りたいのです。
神社で祝詞を聞いているとちんぷんかんぷんです。これを文字にしてもらうと少し意味が分かります。
又仏教も中国から入り、インドのヒンズー語を中国(当時の漢字)で翻訳し(当て字もかなりある)、それが日本に入ってきてこれもその時代の漢字に当てている。例南無など(漢字に意味がなくてナンムというインドの言葉を当て字にしている)
この様に仏教は中国からと入ったという歴然とした事実があるのですが、神の名前****命など、現在ではちっともわかりません。
詳しい方教えてください。これに関する本などもありましたら是非教えてください。
よろしくお願いします。

A 回答 (5件)

    #4です。

寝言です。

>>以前TVで古代人の言葉を再現などとやっていました。紀記はその後に作られた今でいう本ですから、言語を持たない古代人が、渡来人が持ち込んだ言葉をどのようにして消化し、大和言葉として残したのか、興味深いです。言葉を知ることにより、骨格なども変わってきたと思います。

    「言語を持たない古代人が」と言うより、古代人と「人」が付けばもう言語は持っていたと思います。下記でもご覧の通り、比較的短い説をとっても195000前には、人は言語を持っていますが、縄文時代は数千年前のことですから桁違いに、最近の話です。
    http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A8%80%E8%AA%9E% …

     また骨格変化が先、言語発生が後と考えられていす。二本足移行で、行き先を見る目線が四つ足時代の下を見ることになり、後頭部(=言語語的抽象思考プロセス)のスペースが急増し、前顎部(=舌等の発声器官)が微調整できるよう小さく纏まり、言語発声のお膳立てが出来た、と考えられています。

    正体不明の言語が枝分れを重ねるのに195000年かかり、『古事記』が出来たのが8世紀ですから、p がハ行音に変わったのは人類の歴史(=言語の歴史)から言えば、つい今朝のことだと思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。大変興味深い話です。参考になりました。

お礼日時:2014/07/11 17:35

『古事記』の初めを見ますと



    伊邪那岐命、伊邪那美命、という神の名の記載があります。人名でも間違って読むのはあまりいいことではありませんが、神の名前は特に注意する必要があったと見え、「命」の前は、1音節1漢字でか書かれています。

    このように、712年の『古事記』には、漢字を使う「万葉仮名」が使われていますが、一つの音節を、一つの文字で書く原理は現在の仮名書きと同じです。カタカナや平仮名は後世に出来たものです。

    古代の表記については三省堂の『時代別国語大辞典上代編』などがお役に立つと思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。日本語の変遷が分かりました。以前TVで古代人の言葉を再現などとやっていました。紀記はその後に作られた今でいう本ですから、言語を持たない古代人が、渡来人が持ち込んだ言葉をどのようにして消化し、大和言葉として残したのか、興味深いです。言葉を知ることにより、骨格なども変わってきたと思います。

お礼日時:2014/06/19 20:50

日本語というのは漢字が日本にやってくる遥か前からありました。


中国(そのころは中国という名ではないけれど便宜的に中国にします)で生まれた漢字には音を表す表音文字と、一つの字で意味を持つ表意文字があります。

中国の文化と共に漢字は日本に入ってきています。時期は不明ですが古いという説では紀元前3世紀です。
中国文化と共にやって来た漢字は一部は日本語の意味と一体化していきましたが、ほとんどは表音文字として使われたとのことです。この事によりやがて表音の漢字が崩され平仮名が生まれました。

記紀の神々の多くの名は全部ではありませんが表音として漢字が使われているのだそうです。
伊耶那岐、伊邪那美などはその例です。一方で天照大神のように漢字を日本読みにしている場合も在ります。
機器が書かれた7世紀では漢文、表音、表意が混在しているということらしいです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。日本語の変遷が分かりました。以前TVで古代人の言葉を再現などとやっていました。紀記はその後に作られた今でいう本ですから、言語を持たない古代人が、渡来人が持ち込んだ言葉をどのようにして消化し、大和言葉として残したのか、興味深いです。言葉を知ることにより、骨格なども変わってきたと思います。

お礼日時:2014/06/19 20:50

当時は文字を持たなかったので、入ってきた漢字でいかにして日本語を書き表すのか、というのに結構苦労したようです。

漢文の書き下し(レ点や一二点ってやつ)は洗練されていますが、最初はあんな感じに書いたものを、漢字の意味を日本語にむりやりくっつけて、日本語を書き表そうと・・そりゃなんて書いてあるかなんて分からんよ状態だったんです。
で、意味なんかばっさり無視して、音だけを使って日本語をあらわそうと。これが万葉仮名。
それで、漢字の意味のある部分と、音だけの部分とを織り交ぜて、日本語を書き表すという、洗練された形式になって、ようやく万葉集に書かれるような日本語の表記のしかたが完成したわけです。

イザナギ・イザナミなども、音だけを使っての部分なので、漢字の意味は無いです。

ちなみにザとかギとかいう擬音は(当時の発音がどうだったかは別として)、日本語の概念としてギとキ、ザとサのような区別はなかったので、今風に言うならイサナキという感じのものだったのではないかと思っているのですが、誰も言わないので間違っているのかもしれません。(神道はシンドウではなくシントウなど、にごらないのはそういう事だったはずなんですが)

No.1さんの神々の詩、知らなかったのですが面白いですね。繰り返されるアパナガマポ、はア=ワ=我、パ=は、ナガ=名が、マポ=マホ(マオ?)。「我は名がマホ」の古代の発音でしょうか(マホって誰?)。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。日本語の変遷が分かりました。以前TVで古代人の言葉を再現などとやっていました。紀記はその後に作られた今でいう本ですから、言語を持たない古代人が、渡来人が持ち込んだ言葉をどのようにして消化し、大和言葉として残したのか、興味深いです。言葉を知ることにより、骨格なども変わってきたと思います。

お礼日時:2014/06/19 20:50

大和言葉、万葉仮名、漢語



で調べてみるとわかりやすいと思いますよ。
やまと言葉は外来の言葉が入ってくる前の日本古来の言葉です。
神の名前もそのあたりですね

日本古来の言葉、音に外来の漢字を当てた。

渡来人、帰化人が持ち込み、利用され
時を経て日本式の使い方になり…というところでしょうか。

本はこのようなものはどうでしょうか
http://www.beret.co.jp/books/detail/416

祝詞はやまとことばです。

ちなみに万葉仮名を当てたものも、今の振り仮名と
当時の発音は違っていました。
母音の数も違っていたといわれています。
今の振り仮名は今の人が読めるための振り仮名ですね。

あと余談というか、正式な話ではないですが
「神々の詩」という歌がありまして
お耳にしたことがあるかと思いますが
これは古代縄文語をイメージして作られたそうです
イメージというといい加減な感じ足しますが
国立民族学博物館教授たちが、仮説に基づき言語を分析して再現したものです。
本当にそうだったか確かめるすべはありませんが
昔の日本人の使っていた音の響きはどんなだっただろうという思いで耳にすると
またおもしろい歌です
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この回答へのお礼

ありがとうございます。日本語の変遷が分かりました。以前TVで古代人の言葉を再現などとやっていました。紀記はその後に作られた今でいう本ですから、言語を持たない古代人が、渡来人が持ち込んだ言葉をどのようにして消化し、大和言葉として残したのか、興味深いです。言葉を知ることにより、骨格なども変わってきたと思います。

お礼日時:2014/06/19 20:50

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