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塗料の重ね塗りに付きまして、3つ質問がございます。
現在、棚を作成するにあたって水性の塗料を塗ることにしております。
(室内でしか塗装できない関係上、油性は除いております)

(1)重ね塗りのメリット、デメリットは何でしょうか

(2)シッカリ乾燥させることを前提に、たとえば10回塗りなどすることに意味はあるのでしょうか

(3)重ね塗りする場合、何回程度が常識的でしょうか

使用塗料はアサヒペンの水性多用途ハイグレード、材木はパイン材です。
恐れ入りますが、ご回答のほどよろしくお願いいたします。

A 回答 (2件)

(1)重ね塗りのメリット、デメリットは何でしょうか


 デメリットは回数が増える。
 メリットは塗料の意味を考えると分かりますね。水性塗料にも化学的には大きく二種類あります。溶剤型の塗料を界面活性剤で水に懸濁させている物と硬化型塗料を水に懸濁させている物。基本は有機溶剤タイプと同じです。
 溶剤タイプは水が揮発した後に塗料自体の有機溶剤が揮発して樹脂が残ります。硬化型は溶剤が除かれた後に重合が起きて硬化します。前者は樹脂を溶かしてあるものですから溶剤が揮発すると硬化しますから早く仕上がりますが、どうしても塗膜は薄くなります。
 硬化型は未反応の状態では粘度が低いため溶剤の量は少ないのですが、その後の硬化に時間がかかりますが塗膜は厚く出来ます。
 アサヒペンの水性多用途は前者のタイプですから、仕様上は一回塗りで仕上がるとされていますが、一度に厚く塗ると表面に膜が出来て内部の乾燥に時間がかかったりひびが入ったりしますし、薄く塗ると表面の凸凹が隠せません。
 そのために薄く塗っては完全に乾燥させる作業を繰り返したほうが良いです。
 硬化型--特に有機溶剤を使用するものは溶剤の使用量が少ないですから、一度に厚く塗れる長所があります。乾燥に続いて硬化反応に時間がかかりますから、仕上がりまでの時間はかかりますが仕上がりは断然良くなります。プロが水性や溶剤型を使わない理由です。

(2)シッカリ乾燥させることを前提に、たとえば10回塗りなどすることに意味はあるのでしょうか
 意味はありますが10回はいくらなんでも多いでしょう。作業にミスが入るリスクがありますから、100回のうち1回ミスすると考えると、一回塗りだと1/100の確率ですが、2回塗ると1/50、10回塗ると1/10で失敗するということ。

(3)重ね塗りする場合、何回程度が常識的でしょうか
 2~3回です。

 きちんと下地処理をすること。プライマー、シーラー、トップコートと分担するほうが手間はかかりますが、仕上がりは良いです。家庭用塗料は簡便さだけがとりえです。
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塗装にはいろいろあってね、簡単なことではないです。



10回塗りなどするのは漆塗りなどです。

あなたの場合、木材の木目を生かすかどうかですよ。
木目を出すなら3回塗りくらいかな。
生地着色、カラークリヤー、仕上げクリヤーくらいです。

エナメルで塗り込んでしまうなら、下塗り、
エナメル塗装、仕上げ塗装くらいかな。
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