【お題】ヒーローの謝罪会見

日本の裁判って言うのは基準があって過去の裁判の判例が重視されるようですが
それは何故でしょうか?
その都度裁判官の判断で判決って下せないのでしょうか?

これだと司法とか裁判の意味が無い気がするのですが

A 回答 (9件)

判例を参考にすることはあっても、その判例通りの判決をするということはないでしょうね。

と言うのは、刑事・民事を問わず、どんな事件もまったく同じもので寸分の違いもない、ということはあり得ないからです。

裁判官が参考にするのはあくまでも類似事件の中から、どんな理由でどんな判決を出したのか、だけだと思います。ただし、過去の判例以降、その時に適用された法令が廃止されたり、変更された時もありますから、現行法に基づいて事件をより子細に検討するわけです。

法令の廃止変更以外にも判決に影響があるのは、社会構造の変化が挙げられます。犯罪が増加、凶悪化すれば「応報刑」としての意味合いも強くなるでしょう。最近では被害者が1名の事件で裁判員裁判が開かれても、計画的凶悪な罪状であれば、死刑判決が出るのはこれが原因です。その逆に加害者(被告)が高齢かつ犯行に同情すべき点が多いと、殺人罪であっても執行猶予が付くときもあります。

判決は何回かの後半を経た上、あくまでも裁判官の判断で決まるものですが、長い裁判官生活をすれば、おのずから突飛な判決なんて書かないものですよ。

>これだと司法とか裁判の意味が無い気がするのですが
裁判は多くの証拠を基に判決が書かれるものです。前述したようにまったく同じ事件などありません。刑事事件では罪状もまちまちです。だからこそ公平を期すべき裁判があるんですよ。
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この回答へのお礼

ありがとうございます
裁判官の判断で判決が分かれる方が良いと思うのですが

お礼日時:2014/07/07 13:25

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question …

まずは、コレです。
こちらで楽しく、そしてわかりやすく論が展開しています。

法律だけではなくて、時間もそして私たちの得る経験
なども積み重なっていきます。
車が壊れるたびに新車を購入する人は
おそらくいません。
それと同じように、修理することで私たちユーザーも
修理する人もメーカーも同時に経験を積み重ねて
全体がレベルアップします。

その都度の判断で下せるほど簡単なものでは、ありません。
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この回答へのお礼

ありがとうございます
裁判官の判断で判決が分かれる方が良いと思うのですが

お礼日時:2014/07/07 13:25

「同じ条件においては、同じように法律を適用すること」が求められているからでしょう。


憲法14条にいう「法の下の平等」って、そういう意味です。

>その都度裁判官の判断で判決って下せないのでしょうか?

下せますが、その基準がばらばらで法的安定性が崩れることのほうが問題視されているわけです。

裁判官は「その良心に従い独立して職務を行い」ますが(憲法76条3項)、この「良心」は裁判官個人の良心ではなく「司法をつかさどる者」の良心とされています。
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この回答へのお礼

ありがとうございます
裁判官の判断で判決が分かれる方が良いと思うのですが

お礼日時:2014/07/07 13:25

私は、過去の判例を重視しているとは思えません。


何故ならば、事実関係は、二度として同じことはないのですから。
判決は、まず、事実関係を認定し、その認定ならば、法律に照らし判決します。
そのようなわけで、各裁判官の自由な判断の基で判決していると思います。
なお、判例を重視しているとすれば、その裁判官は、従前の裁判官のマネをしていることになります。
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この回答へのお礼

ありがとうございます
裁判官の判断で判決が分かれる方が良いと思うのですが

お礼日時:2014/07/07 13:25

裁判官も出世欲があるからですよ。


自分が下した判決が、上級裁判で覆されたら、いい恥さらしで、出世コースからはずされます。
ですから、なるべく当たり障りのないように、過去の判例に準じて判決出しているだけです。

交通事故が良い例ですね。
世論が動いて、自動車運転過失致死傷罪や危険運転致死傷罪ができて、ようやく刑罰が重く科せれるようになった。
逆に言えば、そういうことがないと、いつまでも現状維持ということです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます

お礼日時:2014/07/07 13:25

”日本の裁判って言うのは基準があって


 過去の裁判の判例が重視されるようですが”   
     ↑
日本に限りません。
少なくとも、先進国では常識です。
中韓辺りになるとだいぶ怪しくなります。
途上国になると、更に怪しくなります。
日本では江戸時代から続いています。
専門の官僚がいて、彼らが過去の判例を調べ
て判決を下していました。


”それは何故でしょうか?”
   ↑
民事、刑事ともですが、同じような事件で
同じような判決を出す為です。
同じ事件なのに、全く違う判決が出たのでは
不公平です。
司法に対する信頼が失われます。
俺は運が悪かったから、重くなっただけだ、
ということになります。

民事では、予測可能性が損なわれ、安心して
取引が出来なくなります。


”その都度裁判官の判断で判決って下せないのでしょうか?”
    ↑
その都度裁判官の判断で判決していますよ。
その判決が過去の判例から乖離していれば
上級審で覆される可能性が高くなります。


”これだと司法とか裁判の意味が無い気がするのですが ”
     ↑
同じような事件では同じような判決を出して
おなかいと司法の意味が無くなります。
公平は司法の命だからです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます
裁判官の判断で判決が分かれる方が良いと思うのですが

お礼日時:2014/07/07 13:26

追加



その都度裁判官の判断で判決って下せないのでしょうか?

これをやると、正義、衡平性が担保されなくなる

しかし、最高裁が下した判断でも下級裁判所が相次いで最高裁の判断を無視して、結果的に最高裁が判例を覆し、下級裁判所の判断を追認、新たな判例とするケースがままあります
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この回答へのお礼

ありがとうございました

お礼日時:2014/07/07 13:26

ひと言で言うと「法的安定性」を目的としています。



本来、私が自分で書くべきところですが、時間の省略の意味からネットからの引用、ご容赦。

法の支配ないしは法治主義の法思想のもとにおける一種の法価値。法的安全,法的確実性ともいわれる。この言葉は法による安定性つまり法による社会秩序維持がもたらす社会生活の安定という価値と,法の安定性つまり法それ自体の安定からもたらされる法価値という2つの意味に用いられる。前者は後者を前提にして成り立ち,しかも平和ないしは秩序と同意義であるので,後者の法の安定性が固有の意味で法的安定性である。この安定性は次の要求を満たすことによって確保される。第1は法が実定法であること,第2はその法の解釈,適用が客観的であること,第3はその法の実効性があること。法的安定性はまた法の目的でもあり,法が追求すべき正義,衡平などの高次の諸目的を達成するために,まず実現すべき卑近な第1次的な目的とされている

http://wikimatome.com/wiki/%E6%B3%95%E7%9A%84%E5 …
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この回答へのお礼

ありがとうございます

お礼日時:2014/07/07 13:26

日本に限らず、ですがね。


同種の事件は同じように裁かれることによって、司法制度の安定性が保たれるからです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます
裁判官の判断で判決が分かれる方が良いと思うのですが

お礼日時:2014/07/07 13:26

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