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 本を書く、日記に書くにも限界があります。何らかの方法で脳の記憶を効率よくデーター化できないでしょうか?

A 回答 (7件)

無理。



実験用マウスの記憶を確認するために行動を人が一つ一つ目で見て確認している時代ですからねえ。
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この回答へのお礼

親切なご回答、本当に勉強になりました。ありがとうございました。

お礼日時:2014/08/07 22:10

 仮に物理・化学的な脳神経の情報を取り出せたとします。

脳神経は膨大な数ですが、そのつながりの中で、神経の電気信号と神経伝達物質で構成されているのですから、不可能とはいえません。現時点では無理ですが、できるとしておきましょう。つまり、脳のあるときの状態を情報として完全に取り出せると考えることにします。それには記憶も含まれているはずです。

 それの第一歩が人工知能(AI)なんですけれども、まだまだうまく行っていません。チェスでチャンピオンに勝った、将棋でプロ高段者に対する勝率が圧倒的だった、等々といった派手な話がメディアに流されますが、特殊な目的に限ったことでしかありません。

 あれらをAIと呼ばずエキスパートシステムだという人もいます。どういうことかと申せば、人間の知能(脳の働き)をシミュレートはしていないのです。実用目的を無視するわけではありませんが、AI研究の大事な目的は「人間がいかに思考するか」なんですけれども、それは全くといっていいほどできていません。

 たとえば、仰る記憶ですが、人間の記憶はマルチメディア(この言葉も古くなりました)の極地です。五感が一体となったイメージですから。さらに外界からのものだけではなく、そのときの勘定や思考も記憶として残ります。例えば、あるフィクションの物語を本で読んで覚えているとして、その本自体の文字情報だけを覚えているということはありません。本の見た目、手触り、紙をめくる音などがあります。さらに、言葉から想起したイメージ、それから受ける印象、呼び起こされた感情などがあります。

 それらをデータ表現する方法は、残念ながら分かっていません(皆目見当がつかない、といったレベルに近い)。何かのデータ(とプログラム)の塊があるとして、それがどういう構成で何を意味しているかが分からなければ、使いようがありません。

 仕方がないので、非常に小さくてシンプルな脳を持つ昆虫などで研究をしたりもしていますが、それでも複雑すぎて、一筋縄ではいきません。

 そんな状況ですので、今のところ、本を書いたり、絵を描いたり、動画を作ったりするのが、なんだか効率が悪そうでも、未だに最も有効な方法になっています。
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この回答へのお礼

親切なご回答、本当に勉強になりました。ありがとうございました。

お礼日時:2014/08/07 22:09

 本や日記を書かなくても、脳の記憶を核磁気共鳴装置(MRI)などを使って読み取る実験がおこなわれていますが、具体的に何を考えているかを読み取るのは難しい状況です。

ある程度まで予測出来る状況になっているようですが、完全に読み取れるのは何十年も先でしょう。

 今は、本や日記を書かなくても、デジカメで写真を撮ったり、パソコンで文章を書いて、インターネットに投稿出来ますから、昔に比べると、情報を保存しやすくなっているように思います。

 確かに、指で情報を記述出来る速度が遅いと感じるのは技術の進歩の為でしょう。1秒間に5文字書いても、1時間に18000文字(36KB)しか書けず、1日に8時間書いたとしても、144000文字(288KB)が限界です。

 毎日書き続けたとして(途中で倒れるのは間違いないですが)、1年間に100MB程度です。一生(70年間)書いたとしても、7GBでしかありません。DVD映画2本分の情報量に過ぎないのです。

 人間が一生の間に読める本の数は3000~4000冊と言われています。1冊が300ページ(イメージスキャナーで読み取って100MB)としても、300~400GBでしかなく、1TBのHDDの3分の1で全て収まる容量に過ぎません。

 今では人間が一生の間に読める本の情報量はパソコンのハードディスクの容量よりも少ないのです。

 もちろん、パソコンのハードディスクの容量は今後も増え続けて、数十TBや数百TBの時代が来るわけですが、本棚の本を全てパソコンに入れ、写真、音楽、DVDなどを全て入れても、空き容量が多く残る時代になるだろうと思います。

 それでも、人間の脳の記憶容量(推定1PB)に比べると僅かな容量でしかないのです。
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この回答へのお礼

親切なご回答、本当に勉強になりました。ありがとうございました。

お礼日時:2014/08/07 22:09

実際実現させると研究してる人がいます。


ロシアの若い起業家ドミトリー・イツコフという人物。
彼は自分の財団から資金を提供し30人の科学者を雇って日夜この研究を行わせてるらしいです。
彼の予定だと10年後には脳の全情報を他の記憶媒体に吸い出させる事が可能になるとか…

ただ、彼の目的は単に記憶を他に媒体にコピーする事でなく、意識や思考全ての情報をデータとしてコピーし保存しそれをとりあえず別の装置(例えばAndroidなどの人工体)上で展開する事です。
コレにより事実上の不老不死を目指してます。
30年後にはネットに接続されたコンピューター上でこの情報を動かしホログラムの体を持って不老不死を実現させるとか…
更には実態を持たない彼は世界中どこへでもネットを通して光速で移動できる事になります。

これがもし実現すれば彼が世界で最初の生物を捨て去った人間となるでしょう。
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この回答へのお礼

親切なご回答、本当に勉強になりました。ありがとうございました。

お礼日時:2014/08/07 22:09

 個人だったら、HSAM( highly superior autobiographical memory )


highly superior autobiographical memory - Google 検索( https://www.google.co.jp/search?q=highly%20super … )
 いわゆる超記憶者になる。
 古代日本の稗田阿礼( http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A8%97%E7%94%B0% … )もそうだった可能性が・・
 日本語でこれに言及した記事は少ないですが
「サヴァン症候群」とは異なる「超記憶症候群」という症状( http://1000nichi.blog73.fc2.com/blog-entry-1489. … )

 歴史に残るとなると、やはり何かに記録しないと・・

 直接脳から記憶を取り出す実験も最近ではよく目にするようになりました。
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この回答へのお礼

親切なご回答、本当に勉強になりました。ありがとうございました。

お礼日時:2014/08/07 22:08

魂の部分(いわゆる思考するという部分)を除いて、情報を抽出するだけで考えれば、理論上不可能ではないとされています。

ただし、ニューロンのどの場所がその書き込みを行っているかを解析した上で、そこから抽出しますから、脳みそを丸ごと取り出して、その場所の脳神経と繋ぐことになるというのが今の技術ベースになるかと思います。

基本的に、人の腕を動かす足を動かすという神経伝達制御は既に、米国では臨床段階に入っています。また、人がイメージするものを、取り出すという仕組みも既に実証研究を行っています。ただ、それらはまだ鮮明な処理として再現する技術には至っていません。

こういう現実から見れば、できない技術ではないが、できたとしてもまだまだ先の長い話になるでしょう。ちなみに、もし触れずして人の情報を取り出せる仕組みが生まれれば、記憶の中のあんなことやこんなこともすべて丸裸にできるかもしれませんし、逆に記憶を奪うことも不可能ではないかもしれません。そういう情報抽出ができると言うことは、逆もできる可能性があります。


尚、現在最も効率的な情報を残す手段としては、写真と音声などで残す方法、文字列にする場合は、音声認識技術などを使って、音声変換を行う手法です。比較的、変換精度も上がっていますので、周りに声が漏れることを容認すれば、静かな部屋でさえ使えば、手で入力するより早いかも知れません。ただ、誤認識があると手間ですけど。

今はそのあたりで、我慢するしかないでしょう。
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この回答へのお礼

親切なご回答、本当に勉強になりました。ありがとうございました。

お礼日時:2014/08/07 22:08

素敵なキャラ、誰でしょう、知りたい。



結構ムツカシイのです。
他のお答えに「考えていることを取り出す」のは容易とありましたが、その通りです。
それは「自我(エゴ)」で、多重人格でも同時に複数の「エゴ」が現われることはありません。
聞いた事がない、他人が観察したら結構オモシロイ、でしょうが本人「達」は混乱するでしょう。
エゴは単純で「一応論理的」だから解析も楽。
だけど、エゴはイド(潜在意識)の「一断面」でしかない。
イドは巨大、多分現在流行の「ビッグデータ」も真っ青の巨大かつ「不条理」「解析不能」な代物。
「機械的」に取り出したら「富士山くらいある」「ゴミの山」になる。
専門家では無いのでイドを整然と取り出す「技術」は知りません。
出来たら凄いが、「ゴミ」の方が「有意味」より何桁も沢山あるはず。
不幸なことに「ゴミ」に見えるものが「エゴ」の中心だったりすることも想像できる。
「大天才」の記憶も多分「ゴミの山」それを再構成して「論理」「芸術」にするのは今の技術では無理で、ニューラルネットに期待するしか無い。
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この回答へのお礼

私は、さとうささらです。よろしくね!親切なご回答、本当に勉強になりました。ありがとうございました。

お礼日時:2014/08/07 22:08

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