バセドウ氏病とコレステロールの薬

50代女性です。
1年ほど前から降圧剤と共にコレステロールを下げる薬メバロチンを一日おきに飲んできました。

3ヶ月ほど前から頻脈や手の震え、体重減少などの症状が突然始まりました。
血液検査で女性ホルモン値が激減しており、更年期症状と思えたことから、
6月にホルモン補充のエストラーナを処方されました

が、症状はほとんど変わらず、とても辛くなってきていましたが、
8月の血液検査とエコー検査等で、バセドウ氏病と診断されました。

血液検査の結果↓

TSH　0.01　FT4　7.25　CPK　26　ALT(GPT)　62　HDL　30　LDL　64　

メルカゾール毎朝3錠、降圧剤等の他、
コレステロール値が低くなっているのに、さらに今まで処方されていた
メバロチン5.5mgも今まで通り服用するように言われました。

バセドウ氏病でコレステロール値が下がるのに、これ以上下げる薬を飲んでも良いのでしょうか？

先生には「これは飲まなくても良いのではないでしょうか？」と、一応言ったのですが、
「まだ続けましょう。」と、処方されました。

コレステロール値が下がりすぎると良くない、という記事を読んだので不安です。

専門の方や経験のある方に回答いただければありがたく思います。
どうぞよろしくお願いいたします。

No.2 ベストアンサー 回答者： kanetou4 回答日時： 2014/08/08 13:55

tamago_panda55 さんの血液検査の結果を拝見して回答いたします。

バセドウ氏病、別名「甲状腺亢進症（こうじょうせんこうしんしょう）」といいます。
(1)TSH　0.01
この数値は首の根元にある部位の甲状腺から出すホルモンを調整するする様に
指示を出す脳下垂体（のうかすいたい）と呼ばれる場所から出るホルモンです。
tamago_panda55 さんの場合、このホルモンが少なすぎます。
正常値は０．４６～３．５必要です。
(2)FT4　7.25　
ＦＴ４は甲状腺のホルモンで体の代謝を助けるホルモンです
tamago_panda55 さんの場合は多く出過ぎている状態です。
正常値は０．９～１．９なので正常値上限の約４倍ホルモンが体内に放出されている状況です
このホルモンが代謝を良くし過ぎ、疲れやすくなったり、体重の減少につながっています。
(3)CPK　26
アイソゾラムと呼ばれる筋肉関係の代謝を見る数値です。
正常値は４５～２１０tamago_panda55 さんの場合は少ないです。
ただ妊娠等でも少なくなる事がある指数なのでこちらに関してはあまり
気にされなくても良いと思います。
(4)HDL　30　LDL　64
Ｈが善玉、Ｌが悪玉のコレステロールをさします。
Ｈが４０～１００、Ｌが７０～１３９が正常値となっています。
tamago_panda55 さんの場合ちょっとコレステロールが少ないです。
ただ、少ない方が高い方に比べれば、他の病気になる可能性が低い事を意味しているので
気になさらなくても良いと思います。
【メルカゾール】
メルカゾールを飲み始めてすぐは、食事の量にご注意下さい。
食事の量を体が多く感じた場合、筋肉痛の様な痛みが出る事があります　
また、風邪のような症状（のどの痛み、発熱）がでる場合がありますが
メルカゾールが効いている証拠ですので、市販の風邪薬を飲んだりしないでください。
あせらずゆっくり治療して下さい。

この回答へのお礼

検査値についてとても詳しく説明いただき、安心した気持ちになりました。あせらず治療していきます。ありがとうございました。

お礼日時：2014/08/10 10:15

No.4 回答者： USB99 回答日時： 2014/08/08 17:08

回答３ですが．．．

リンクしたところに図はでないですね。リンクしたところの”あなたの危険度はどのくらい”
のところをクリックするか、原論文

https://www.jstage.jst.go.jp/article/circj/70/10 …

のカラーの図です。

No.3 回答者： USB99 回答日時： 2014/08/08 14:14

コレステロールを下げる薬を飲むことになった理由次第です。

ＬＤＬが高いと心筋梗塞を発症する確率が高くなりますが、心筋梗塞を発症させるリスクには他に喫煙、糖尿病、高血圧、狭心症の既往があり、リスクが高いほど、ＬＤＬはきちんと下げる必要があります。

逆に言えば、リスクが少なければＬＤＬが多少高くても飲む必要はないので、もし、質問者のリスクが高血圧だけならば、ＬＤＬが高くても心筋梗塞を発症する確率はきわめて低いので飲む必然性はありません。

http://www9.nhk.or.jp/gatten/archives/P20110119. …

この図にありますように、随時血糖が200以上なければ、50歳台では心筋梗塞を発症する確率はきわめて低いのです。よって、血糖が高くなければＬＤＬを下げる意味はほとんどありません。

繰り返しますが、コレステロールを下げる薬を飲むことになった理由次第です。
その時の評価でリスクが高く心筋梗塞を発症する確率が高いから飲む事になったのなら、継続したほうがいいでしょうし、リスクが高血圧だけならば、再評価をされてもいいかと思います。

この回答への補足

回答下さりありがとうございました。

コレステロールの薬を飲むことになった理由は、LDLが基準値よりも少し高いことが続いたからです。

2ヶ月毎の血液検査で、基準値1-140に対して、147、146、152という数値が続きました。
「高めが続いているので、飲んだ方がいいでしょうね」とのことでした。
HDLが基準値内ではあるものの低めで、41～45あたりなので、総合的に見て、ということのようです。

血糖値は86～93程度で高くありません。

総合的に見て医師が判断したことだとは思います。
「コレステロール値を再評価（現在は誰も彼も値を下げることに視点が置かれている）」などという新聞記事などを読んだ際は、もしかして飲まなくても良いものなのかな？と思ったりしました。
とはいえ、医師を信頼して処方に従ってきたのですが、今回バセドウ氏病原因であまりにも下がっていることにビックリし、質問させていただきました。

補足日時：2014/08/10 10:34

No.1 回答者： kyushuwalker 回答日時： 2014/08/08 13:15

バセドウ病を治療するなら、メバロチンは飲みましょう。

高コレステロール血症は、閉経すると悪化します。
バセドウ病を発症したので、一過性にコレステロール値が下がっただけです。
甲状腺機能が正常化すれば、コレステロール値も上昇します。