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《穢(けが)れ》について質問いたします。

 1 穢れとは何か?
 2 死は穢れなのか? であるならば、その理由は?
 3 死穢(しえ)は禊(みそ)ぎ、水によって流せるのか? 流せるとすれば、その理由は?
 4 なぜ、神社で神を拝む前に禊ぎをしなければならないのか?
 5 穢れは伝染するのか?
 6 こうした《穢れ》観の背景にあるものは何か、その理論的根拠は?


質問項目はすこし多いのですけれども、
《穢れ》がどのようなものであるのかを私が理解するためにどうしても欠かすことのできない項目なので、あえてそのまま列挙いたしました。

私の身勝手な希望としましては、6項目すべてに答えていただきたいのですけれども、
1項目でも構いません。


よろしくお願いします。

A 回答 (53件中51~53件)

妻はいつも塩を持ち歩いています。

墓参りや葬式や嫌な事があっても塩を撒いています。穢れの意識を持っているのだと思います。神棚の榊の水も毎日交換しています。頻繁に下着や寝具を洗濯をして陽にあてるのだと言います。私は妻には好きなようにさせていますが、穢れの感情は意味の無い感情であると私は思っています。

私は子供のころから墓地公園に遊びに行きましたし、墓参りや葬式の後でも塩を使いません。神社にもよく行くのですが、手や口を洗いません。訳の判らない水で洗う方が不衛生だと思っています。寺や神社を特別なものと思っていないためです。汚いものでも崇高なものでもないからです。仏様や神様に会うのに特別なことをする必要はないと思っています。

塩を撒く感覚は微生物を殺す役目があるように、目に見えないものを退治する役目があったのではないか。相撲の塩撒きも同じだと思う。妻には塩を撒くことで穢れが流せているのでしょう。妻は長編ドラマのように毎日夢を見るそうです。その夢のなかに嫌なものが現れてほしくないのだと思います。私は夢を見たとしても朝には忘れています。夢など無意味なことだからです。
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この回答へのお礼

こんばんは。


いかにも理系人らしい回答で、同族のわたしは心が休まる気がします。


☆私は子供のころから墓地公園に遊びに行きましたし、墓参りや葬式の後でも塩を使いません。神社にもよく行くのですが、手や口を洗いません。訳の判らない水で洗う方が不衛生だと思っています。
◇たぶん、水質的には問題がないと思います。
水質検査をクリアーしている水でしょうから。
多くは湧水などでしょうから、発ガン性物質であるトリハロメタンを含む水道水よりは衛生的で安全なのではないでしょうか。


☆塩を撒く感覚は微生物を殺す役目があるように、目に見えないものを退治する役目があったのではないか。
◇殺菌作用なのか、食物などの水抜き作用のためなのか、
塩が穢れを除去する力を有すると信じられるようになった経緯は知りません。
このことを知っている方、教えてください(ペコリ)。


☆妻は長編ドラマのように毎日夢を見るそうです。その夢のなかに嫌なものが現れてほしくないのだと思います。
◇奥様を大切になさっているのですね。



回答、ありがとうございました。

お礼日時:2014/09/23 17:29

 こんにちは。




 ◇ 1 穢れとは何か?
 ☆ ケ(日常性。特にその活動力)のカレ(離れ / 枯れ・涸れ)だと見ます。

 活動するチカラに関係なく離れるなら(チカラを保ってのことなら) ハレ(晴れ)という非日常の特別な日や期間やその行事のことを言うものと見ます。

 チカラが衰えたなら 病いや死に通じます。これを忌み嫌ったゆえ 汚れ・穢れという言葉が社会通念として起こりました。


 ◇ 2 死は穢れなのか? であるならば、その理由は?
 ☆ 観念として・つまりその共同化として出て来たものと見ます。

 さらには そのような社会通念であるにとどまらず そのような死(死体や死骸)を扱う人間の社会的な位置づけが 身分制の中にまで採り入れられ組み込まれて行ったようです。

 ◇ 3 死穢(しえ)は禊(みそ)ぎ、水によって流せるのか? 流せるとすれば、その理由は?
 ☆ 一般には(観念として共同化されただけの問題としては) 禊ぎあるいは祓へによって――祓へは 文字通り川や海にその払い除けるべきものを流してしまうことですから―― 通念にかんするかぎり 《水に流せるもの》と捉えられていたでしょうね。

 ただし 穢れなる観念が 身分制の中にまで組み込まれた段階では その身分に就く場合にかぎれば その立ち位置をまぬかれる気遣いはなかった。


 ◇ 4 なぜ、神社で神を拝む前に禊ぎをしなければならないのか?
 ☆ これは 気休めとしてでもそういう手続きをつくったというようなことだと考えます。神を拝むのは 山に向かってでもよいでしょうし どこででも出来ますから。


 ◇ 5 穢れは伝染するのか?
 ☆ あり得ません。そのクウキに飲まれるとしても 社会通念ですから 伝染はありません。身体や血筋とは何の関係もありません。


 ◇ 6 こうした《穢れ》観の背景にあるものは何か、その理論的根拠は?
 ☆ いろいろ調べられているようですが 分かっていないのではないでしょうか。

 【Q:えた・は 天皇の子どもが その地位に落とされ 制度としても成ったの】〔ではないか?〕
  http://soudan1.biglobe.ne.jp/qa6023047.html

 という質問をして問い求めましたが 必ずしもそうではないという反証もあることが判明しました。(天皇の子が 木地師のに入りそこの住民と成った話はあるようです)。

 ほかの仮説についても 回答者の方たちから紹介してもらっています。《背景・原因・人為的なものならその理論的根拠・・・》などについて考えましたが よく分かりませんでした。

 むしろ根拠がないゆえに 社会の舞台に乗ったときには 鶴の一声で取りやめにならないかぎり 存続しているようです。摩訶不思議です。
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この回答へのお礼

こんばんはです。


☆☆ ケ(日常性。特にその活動力)のカレ(離れ / 枯れ・涸れ)だと見ます。
◇質問直後から、
たぶん、
 「気(け)」+「離(か)れ」 = 「けがれ」
なんじゃないかな、
と思いはじめております。

このあたりは、非常に難しいみたいですね。
学者によって、
 穢れ・・・個人的なもの
 罪・・・共同体的なもの
とするか
 穢れ・・・共同体的なもの
 罪・・・個人的なもの
あるいは
 罪・穢れは同じもの (大祓詞では「罪・穢れ」と区別していない)
とする立場にわかれるようです。

天津罪・国津罪が絡み、かなり複雑な様相を呈してくるようです。
天津罪が先なのか、国津罪が先にあったのか、かなり厄介(笑い)。


さらに、罪の語源についても分かれているようで、
折口説では「慎(つつし)み」→「つみ」となったとするなど、
グチャグチャのようです(ポリポリ)。


であるとすると、
アマテラスの「天の岩戸事件」は、「蟄居・謹慎(処分)」だったということ。
 ───ひょっとして、これは新説かもしれない!!───
天の岩戸を別な観点から考察できるのかもしれない(ニコニコ)。


チョコッと調べてのですが、
スサノヲ・生贄説があるみたいですね。
高天原共同体(稲作農耕共同体)の罪を無実のスサノヲがアワレミから一身に引き受けた。
《十字架の神学》ならぬ《祓いの神学》というべきものがあるようです。
こういう学説があるようです。



~~~~~~
 ◇ 4 なぜ、神社で神を拝む前に禊ぎをしなければならないのか?
 ☆ これは 気休めとしてでもそういう手続きをつくったというようなことだと考えます。神を拝むのは 山に向かってでもよいでしょうし どこででも出来ますから。
~~~~~~
神や御神体などに《穢れ》や《罪》を移すと、その霊力やハタラキが落ちる、なんてことはありませんか。
落ちたら、《魂振り》のために祭りをしないといけないし(ポリポリ)。



~~~~~~
◇ 5 穢れは伝染するのか?
 ☆ あり得ません。そのクウキに飲まれるとしても 社会通念ですから 伝染はありません。身体や血筋とは何の関係もありません。
~~~~~~
《触穢》思想というものがあり、平安時代の人(貴族たち)はこれを信じていたようですね。
で、これは日本固有の思想というよりは、外来の思想の臭いがプンプンと。
どうも、仏教伝来とともにインドの《ケガレ・enas》観念が日本にもたらされた臭いがプンプンと…。


~~~~~~
 ◇ 6 こうした《穢れ》観の背景にあるものは何か、その理論的根拠は?
 ☆ いろいろ調べられているようですが 分かっていないのではないでしょうか。
~~~~~~
いえいえ、例によって、思いつきです。
今回は、特に、事前に何も調べておりません。
いい加減なことを書けないので、質問をしてから、大急ぎであれこれと調べましたが(ポリポリ)。

Tastenkastenさんから「(『神道とは何か』という)質問を何で閉じたんですか」というクレームが、
とある人の質問に対する回答に書かれていたので、
それではと捻り出した質問です。

とはいえ、漠然とした見込みくらいはあったんですがね。
メラネシアやポリネシアの《マナ》みたいなものが、その根底にあるのかな、くらいには考えておりましたけれども。
ただ、この《マナ》とは少し違うようですね。



回答、ありがとうございました。

お礼日時:2014/09/23 17:17

1. 考え間違いがそれに現れる。

清浄に間違いが乗っかっている。
2. 死ではなく生き方が。
3. 反省と償いなしに消え去りはしない。
4. 上位に対する態度表明。
5. 答えず。
6. 答えず。
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この回答へのお礼

近現代的な視点からの回答、ありがとうございました。

お礼日時:2014/09/23 16:17
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