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私の前の英文の意味の質問と関連があり、同じ記事に関する質問です。
この記事は、アメリカの1%, 0.1%の大富豪達がアメリカ全体の総資産の何割を収入として得ているのか、または、資産として所有しているのかについて、何人かの人たちの研究内容を引き合いに出して説明しています。
私は経済の方にそれほど強い方でもありませんので、以下の英文の意味もそうなのですが、何故、そうなるのか・・・という点について、誰かわかりやすく実例を示してご説明していただけるととても助かります。

■開始→□終了です。
The authors note that not every potential source of error can be accounted for; 1■tax avoidance strategies, for instance, could cause either an overestimation of the wealth share of the rich (if they classify labour income as capital income in order to take advantage of lower rates)1□ or 2■an underestimation (if they intentionally seek out lower yielding investments for their tax advantages).2□ Yet they believe their estimates represent an improvement over past attempts.

1■の訳は
例えば、節税戦略だが、これは、もし、富豪たちがより低い割合を利用するために単位労働あたり収益を資本的収入として分類すれば、富豪達の財産の割合を過大評価する可能性があるし、

ここの、「in order to take advantage of lower rates」
より低い割合を利用するために

これ、なんとなくですが、変な訳だとわかっています。しかし、このへんの事良く知らないので、何の事なのかが良くわかりません。何のlower ratesなんでしょう。


2■の訳は
税の優遇措置を得るためにより低い利益しか生み出さない投資を故意に追求すれば、彼らの総財産を低く見積もってしまうだろう。
低い利益しか生み出さない投資を意図的にすると、何故、総資産が低く見積もられるのか、このところも、恐らく税金が安くなるのだろうとは思いますが、今ひとつ理解出来ません。一体何の税金が・・・どれほど安くなるのかな・・・と。それで、税金が安いと、総資産が低く見積もれるのか?そんなもんなのでしょうか?

分かりやすい説明をお願いします。

A 回答 (5件)

訳は、No1さんが仰る通りで良いと思う。



総論として、

Tax avoidance strategies, for instance, could cause either an overestimation of the wealth share of the rich or an underestimation

は正しいが、各論になると間違いとなる。

1■tax avoidance strategies, for instance, could cause an overestimation of the wealth share of the rich if they classify labour income as capital income in order to take advantage of lower rates

capital incomeよりlabor incomeの方が税率が高いは正しい。例えば、$1 Millionの収入を
labor income (75%が上限として$1Mの収入を60%の税率としたばあい。)
capital income (株式投資で儲けた場合には一律20%の税率)

capital incomeで申請をすれば、$0.2Mが税金で$0.8Mが手取り(冨)となる。
labor incomeで申請をすれば、$0.6Mが税金で$0.4Mが手取りしかならない。

故に、金持ちがcapital incomeで税の申請をすれば、$0.2Mの税金が支払われたと記載される。
この数字をベースに、金持の冨をはじき出せば、
capital incomeでの計算は冨が$0.8Mで、実際の冨と変わりはない。(=過大評価でも過小評価でもない)しかし、labor incomeで富を算出すると$0.4M($0.2M税は50%の税率とすれば)となる。すると、この方は実際には$0.8Mの冨があるのに、authorsの数字は$0.4Mとなり過小評価となるはず。


2■tax avoidance strategies could casue an underestimation if they intentionally seek out lower yielding investments for their tax advantages

節税のために、低い投資物件をもつことは問題ではないが、投資returnが低かろうが高かろうが、税引き後の手取り(冨)には変わりはない。当然、こ方達の冨を巨大化する潜在能力は過小評価とは言えるが、今手元にあるお金(現金・不動産等)が彼らの冨で、この節税対策は冨の算出になんら影響を及ぼすものではない。

と言う事です。前の文章は

not every potential source of error can be accounted for;

セミコロンは接続詞で前の文章を説明するとき等に使う。

「全ての間違いの根源は言及されていない。言い換えれば、総論は良しとしても、上記の様な間違った解釈に至るまで言及は出来ない。」と言っているのであろう。

Yet they believe their estimates represent an improvement over
されどauthors(Mr Saez and Gabriel Zucman)の数値は過去のデータからすれば改善されてる。

Pikettyの著書に上記の解釈に至る矛盾があるのかもしれない。それも含めて下記の文章に続くということかな?

"The results are enough to make Mr Piketty blush."

参考URL:https://anticap.wordpress.com/2012/01/20/capital …

この回答への補足

参考URLをちらっと読んでみましたが、ご指摘の事は確かに説明してありますね・・・

しかし、この私が読んだ翻訳中の記事にそのことまでは書いてないような気がしますが。
ただ、「Blush」の部分が私も気にはなりました。何を言いたいのだろうと・・・

その辺、この記事の中に出てくる人たちの研究内容とか、彼らの著書などを読むと「blush」で著者が何を言いたいのかが読めてくるのでしょうか?

補足日時:2014/12/17 21:32
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

恐らく、貴方のご説明は、他の記事も読まれてのご説明なのかと思います。
この「http://www.economist.com/news/finance-and-econom …」の記事だけを読んでも、そこまでの深読みは出来ないように思います。英文の中にそのような『「全ての間違いの根源は言及されていない。言い換えれば、総論は良しとしても、上記の様な間違った解釈に至るまで言及は出来ない。」と言っているのであろう。』という事を匂わすような表現がないからです。

しかし、著者のこの2点の説明が間違いであるというご指摘は大変面白いと感じました。

参考URLの記事をまた読んでみたいと思います。

お礼日時:2014/12/17 21:21

20年ほど前に文藝春秋が発行してたマルコポーロ誌が廃刊に追いやられ、



http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%AB% …


つい最近は、産経新聞に謝罪文を書かせたようです。

http://blogs.wsj.com/japanrealtime/2014/12/06/ja …


謝罪文にこれだけのスペースを取らせるのですから、ご健在だと思いますよ。
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この回答へのお礼

記事が載るだけで健在かどうかはわからないと思います。

ありがとうございました。

お礼日時:2014/12/21 17:00

記事を再度読み直してみました。


質問の箇所は Piketty氏のfindingsではなくSaez氏が実証した最近の調査に未解決の問題はあるにも関わらず2004年の調査より数段優れてると言う意味のようですね。

すると各論は何が言いたいのか解らないですね。
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この回答へのお礼

深読みすれば、混乱する場合もあるということですね。
こう言う英語の文章は、時々思いますが、何を言ってるのかがわからなくなる時があります。この人の研究内容とか、数字の意味とか良く理解しなければ、わかりにくいのでしょうか。

取り敢えず、ネットでの情報からすると、シオニストたちは破産しているらしいですが、この記事は彼らのアメリカ全土に対する資産の割合は増加したようなニュアンスが取られるようにも思います。

実態は、破産していてその資産も減少傾向なのだが、このような記事では、それを隠そうとする意志が見え隠れするのでしょうか。。。

お礼日時:2014/12/19 00:01

この著者はベストセラーになっているPiketty氏の著書の数値またはlogicに懐疑的であると言う事です。

文頭に述べられた下記の行は著者もChris氏と同じ考えをしてると考える。

Chris Giles, the economics editor of the Financial Times, argued earlier this year that Mr Piketty’s data were both thin and faulty

少なくともPiketty氏の“Capital in the Twenty-First Century”を読んで見ないと著者と同じ土俵には立てない。 但し、この著者がPikety氏の理論に落ち度が在ると批判するなら、どこが間違っているか示さないと片手落ちになる。だから、質問の箇所がそれに当たるであろうと推論をしてみただけです。
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あえて切り方を変えます。

いい加減な訳ですみませんが、

The authors note that not every potential source of error can be accounted for;
著者らは、誤差が生じている原因としてすべてを挙げていないが、

tax avoidance strategies, for instance, could cause
たとえば、節税対策は以下のような2パターンを引き起こす、

either

1) an overestimation of the wealth share of the rich (if they classify labour income as capital income in order to take advantage of lower rates)
より低い税率を適用するアドバンテージのために、労働所得をも資本収入とだと分類している場合には、富裕層の富の過大評価が起こり

or

2) an underestimation (if they intentionally seek out lower yielding investments for their tax advantages).
税率のアドバンテージのために低い利回りの投資を意図的に探して運用している場合には、(富裕層の富の)過小評価が起こり

Yet they believe their estimates represent an improvement over past attempts.
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
分かりやすい説明で。
労働所得を資本収入にすると、低い税率が摘要されるのですか?
なるほど。アメリカの場合ですね?日本ではどうなのでしょうか。

低い利回りの投資ですね、なるほど。低い利回りは、利益が低いから、その利益に対してかかる税金、多分、所得税的なものが低くなる・・・ということですね?
なるほどね、彼らはそういう事をして節税対策をしているのですね。

そして、戦争をしてる輩がいる・・・

お礼日時:2014/12/16 00:45

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