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社内の購買部門が仕入先を海外にまで拡大すること
になりましたが、社内ルールが何も確立していません。
手続き等の流れや決済の仕方については別途勉強する
として、信用調査についてお尋ねします。

(1)通常、海外業者の「信用調査」では最低限どのよう
な項目が確認されておくべきものでしょうか?

また、
(2)取引を開始しようとする会社が一応大丈夫そう
(例えばすぐ倒産したりはしないだろうなど)かどう
かは何をもって判断されるものなのでしょうか?

質問が少し曖昧で恐縮ですが、実際にご経験されている
方のアドバイスが頂ければ幸いです。

A 回答 (5件)

ご質問にお答え致します。


実際のビジネスに関する調査にはコツがあります。
まず、一般的な設備や規模などの調査を行いますが、これは正直に仕入れ先に資料をくれと要求してください。差し出さない場合は、その時点でビジネスパートナーとして失格と考えてよいと思います。

そのような、ハードの能力が最新か、規模は十分かなどを検討しますが、最も大事なのは設備ではなくまさに経営者の手腕です。たとえば、設備のキャパシティーがオーバーした場合でも、有能な経営者であれば、外注先を見つけ出したり、他の会社を紹介してくれます。そういう商売の勘は、事前調査で得られないものばかりです。したがって、よくあるやりかたは、小さくリスクの少ないビジネスから始めていくということでしょう。

小さいビジネスで失敗のリスクを最小限化して進めてみてください。実際のビジネスをすれば危機も修羅場もありますので、その時の対応能力を見てください。信頼に値すると判断できた場合は、徐々に会社の中核事業に移行していくというのが一般的です。

その場合注意すべきポイントがあります。それは、相手も小さいビジネスには本気にならないということです。ですから、何もいわずに小さい事業を与えても相手が本気にならず、せっかくの良い関係が壊れることがありますので、最初は小さいが、信頼に値するパートナーであると判断したら、徐々に大きな仕事を任せたいという基本的な了解を取り付けておくことが最も重要です。よく、ここをスキップして狐と狸の化かし合いをやって、お互いに嫌な思いをするというケースが多いのですが、気をつけてください。
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この回答へのお礼

再度のご回答ありがとうございました。
おかげさまで、社内で議論すべきポイントも
イメージできてきました。
Tatsu616様、FRI様お世話になりました。

お礼日時:2004/06/13 20:36

販売先ではなく、購買先の信用調査は基本的に会社のポリシーによります。

まず、販売先の信用リスクは資金の回収ですが、これは貿易業務ではL/Cにて行うのが最も安全かつ一般的です。
 しかし、今回のケースは「仕入れ先」ですので、決済が信用に関係あることはありません。基本的に、仕入れ先の信用調査に必要な項目は、もっとビジネスよりな、製品の供給能力や、品質、クレーム対応力や、物流リードタイムなどです。詳しい形態が書かれていませんので、あくまでも想定ですが、流通などに輸入販売する場合は、商品の欠品が巨大なクレームになるおそれがあります。従って、安定的に納期を守ることができて、品質も安全であるということが最も大事なポイントになります。DUNレポートなどで、つぶれそうかどうか、よりもそちらを重視されることをお勧めします。

 あと、最近増えてきた中国のビジネスでは、資金面でのサポートが必要になる可能性があります。中国の工場などは外貨を持っていないため、原材料を調達する資金がなく、日本からのL/Cを入手して初めて原材料を購入することがあります。その際、早めにL/Cを開いてあげて、仕入れ先の運転資金の援助をしてあげなければなりません。さらに、高度になると、材料を日本で購入して無償で海外に送り、加工賃だけを払うという委託加工という形態もあります。

 海外のリスク管理といっても、昔のように性悪説で考えるのは古い考え方で、今は、想定されるリスクを、積極的に日本でコントロールすることで回避するというのが競争力を持つ秘訣だと思っています。
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この回答へのお礼

丁寧なご回答どうもありがとうございます。
やはり、よりビジネスよりな信用調査が欠かせなく
なるわけですね。ところで、製品の供給能力、品質、
クレーム対応力ですが、さらに具体的にはどのよう
な調査をされるものでしょうか。次元の低い質問
となって甚だ恐縮なのですが、もし、参考とさせて
頂けるならと思います。

お礼日時:2004/06/13 12:04

L/C決済ですか。

売り手にとっては、最も好ましいの
ですが、買い手にとっては、リスクが無いとも
言えません。
現品納入、検査、不良発見までに、かなり時間が
掛かりますので、不良発生時に、迅速且つ誠意のある
対応をしてもらえるかが、キーポイントになります。

L/C決済という事は、それなりの金額でしょうから、
財務調査(特に負債、訴訟履歴など)を確認しておいた方が良いかもしれません。
後は、L/C60Daysとか、ユーザンス付きとする事も、
リスク回避には、有効です。
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調達の規模によっても異なりますが、


生産ラインに関わるような大規模なものであれば、
DUNレポートのみならず、工場監査等も行いますが、
単品購入などの小規模なものであれば、納品検収後の、
決済という条件で、リスクは避けられます。

出荷前に、決済を要求してくる場合は、
金額にもよりますが、一応の注意が必要です。
(現実は、大抵、出荷後30日以内の電信決済とか、
ユーザンスがつく場合が多いです。)

何も資料的なものが無い相手であれば、
見積り依頼時に、会社概要も要請して
おけば良いでしょう。
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この回答へのお礼

ご回答どうもありがとうございます。
単品の購入ですが、ある程度まとまったロット
となりそうです。また、決済をL/Cで要求され
ているようなので、リスクはあるのかなと。
大変参考となります。

お礼日時:2004/06/11 13:56

通常は、DUNレポートを取って、財務状況、格付けなどを


確認します。
非会員でも、スポットで調査は可能ですが、費用は、
30,000円位からと、結構掛かります。

ただ、客先が海外の場合、主に信用調査の意味で
行っていますが、海外の仕入先という事であれば、
余り大きなリスクはないと考えます。
むしろ、ホームページなどで、公開されている、IR情報、
その他、会社の規模のチェックなどで、十分では
ないでしょうか?

仕入先のDUNレポートは、あまり取った事がありません。
以下、サイトを、参照してみてください。

参考URL:http://www.dnb.co.jp/index.html?mevent=header&co …
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございます。
仕入先の場合は、DUNレポートをあまり取ったり
しないものなのですか。参考となります。
では、HPも出していないような小会社の場合は
どうなのでしょう。直接相手から会社規模をヒアリング
する程度でしょうか。

お礼日時:2004/06/11 09:55

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