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ウエスタンブロッティングの操作においてブロッキング溶液にスキムミルク溶液を使用するのは何故なのでしょうか?
また、スキムミルク溶液以外にはどのような条件を満たしているものが使用できるのでしょうか?

A 回答 (2件)

ウエスタンブロットした膜上には,ブロットされたタンパク質が存在しますが,その他の部分は何もない状態です。



この状態で,抗体(タンパク質)を作用させるとどうなるでしょうか?そうです,タンパク質の付いてない膜部分にも非特異的吸着が起こってしまいます。

そのため,検出に関係のないタンパク質でブロックするわけです。

ですから,スキムミルク以外にも,目的タンパクの検出に邪魔にならないタンパク質であれば何でも使えます。まぁ,一々考えるのは面倒ですから,通常はスキムミルクを使うと思いますが・・・・。

参考資料:
「最新 電気泳動実験法」日本電気泳動学会 編集,医師薬出版株式会社,1999年
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この回答へのお礼

なるほど・・・。参考になりました。ウシ血清アルブミンなどでも代用できるということですよね?
ありがとうございました。また次回がありましたらそのときもおねがいしますね。

お礼日時:2001/06/12 11:08

RocheのBlochking Reagentは調子いいですよ。


でもスキムミルクの方が安いですね。
余ったら飲めばいいし。
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