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世の中には、データ上で取引されているだけで、実際には存在しないお金があると聞いたのですが、本当ですか?

また、世の中のお金の中で、その架空のお金は何割程度を占めているのでしょうか?

A 回答 (4件)

 一斉に預金を引き出しにかかると取り付け騒ぎになります。


 そのようなときには、1回の引き出し可能額を制限したり、中央銀行が融通したりすることになるでしょう。

 実態以上にこのようなお金が増えすぎるとバブルです。

 実際に行われている取引ですが、例えば
 
 100万円で株を買う。
 100万円分の株を担保に100万円を借りる。
 その100万円をもとにさらに100万円分の株を買う。
 その株を担保にお金を借りる。
 借りたお金で株を買う。

 たった100万円のお金ですが、それをもとに数倍の取引が行われてしまいます。実際は億円規模でもっと複雑な商品、仕組みですがこのようなことが実際には行われています(いました)。
 景気が良くて皆がもうかっている間は良いのですが、一旦悪くなると実際の持ち金の数倍の損失が出るため連鎖的に悪影響がでます。’バブルがはじける’ということです。
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 国に流通するお金の総量をマネーストックといいます。

その一つの指標として 現金通貨と預金通貨というものがあります。
  現金通貨:日銀が発行する紙幣+硬貨
  預金通貨:普通預金や定期預金など

 金融機関は預金の支払いに対してある程度の日銀紙幣を準備していますが、預金すべての紙幣を持っているわけではありません。つまり数字としてのデータでのみ存在しているということです。

現金でないお金がある例として、
 銀行が持っている100万円をAさんに貸し出します。AさんはB商店で100万円を支払い、B商店は売り上げた100万円を銀行に預けます。銀行は預けられた100万円をCさんに貸し出します。CさんはD商店で100万円を使い、D商店は100万円を銀行に預けます。
 ここに存在する現金は100万円の現金ですが、BもDも100万円の資産を持っています。200万円に対して100万円しか現金は存在せず、残り100万円は実際のお金(日銀券)が存在しません。

 日銀が発行する紙幣(現金)の量が変わらなくても、上記のように銀行が貸し出しを増やせば国内のお金の量が増えます。つまり、現金ではないお金が存在するということです。

この回答への補足

私が聞いた話はまさにこれです。
よく分かりました。しかし、架空のお金が沢山存在していて、問題は起こらないのでしょうか?預金を大勢の方が一気に引き出さない限りは大丈夫ですか?

お時間があればで構いませんので、上の追加の質問にもお答えいただけたら有り難いです。
宜しくお願い致します。

補足日時:2015/01/13 18:26
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クレジットカードも同じですよ。


現金は動かず、帳簿上の数字が動いているだけです。
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この回答へのお礼

なるほど、そうですね。
ただ、クレジットカードを利用した分は翌月か翌々月に口座から引き落とされますし、クレジットカードを利用せずに口座からその分のお金を現金にして引き出すことも出来ます。それは、実在するお金と言えます。
しかし、もしもデータ上では存在しているのに、実在しないから口座から引き出せないお金があれば、それは実在しないお金と言えます。
ちょっと自分でもよく分かっていないのですが、こういうようなことをお聞きしました。
回答ありがとうございました。

お礼日時:2015/01/07 21:20

「ビットコイン」ですね。

データとして存在しますが、「実物」はありません。
ビットコインは昨年末で12億ドル分くらいが出回っているのでしたっけ?(信頼度が高いソースは不明)
レートは日々変わるので、幾ら分と言うのは変動して世界のお金の何割分かはちょっと算定できませんね。
約1440億円分。日本で流通している貨幣が全部で80兆円分ちょいですから、世界のお金の中で何割どころか、コンマゼロパーセント以下でしょう。

それから、アマゾンや楽天といった商店の「利用ポイント」などもデータだけで実物が存在しない「お金」と言えます。

答えにはなってないですけど、そんなところで考えてみてくださいな。
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この回答へのお礼

なるほど、参考になりました。回答ありがとうございました。

お礼日時:2015/01/07 21:13

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