
No.2ベストアンサー
- 回答日時:
新撰組は、会津藩預かりの組織とは言え、かなり敬遠されていたため、
藩から出る給金は、わずかなものだったはずです。
それを補うために、商人に金を出させていました。
俺たちが命をかけて守ってやるからその見返りに金を出せ、という
ヤクザの「みかじめ料」的なものと、
表向き「借金」という形で、借りる方も貸す方も踏み倒しになるのが
分かっている、カツアゲみたいなものもありました。
こういう収入が潤沢にあったので、隊士への給金も高額にできたのでしょう。
この回答へのお礼
お礼日時:2015/01/20 17:32
藩からそんなにお金をもらってたかなあ、と思いましたが商人の財布をアテにしていたのですね。まあ、京の町も物騒だったので警備会社のようなものだったのでしょうか(笑)。ありがとうございます
No.5
- 回答日時:
すみません。
ご質問とは外れたことを言います。申し訳ありませんが、他の方のご参考まで。貨幣価値を現代の感覚でいくらか、というのはたいへんに難しいことです。
昭和の中ごろまでは、米価換算がかなり正しいと言えましたが、平成の今は「米価が食費の中心ではない」から、この計算ではわかりません。
そして、生活水準も違います。
いまはどこの家でも自動車の一台は持っているとしましょう。
当時、駕籠でもなんでも自家用の乗物を持っている人はいません。
そして、一家が一両で裕福に暮らせた、というのが大間違いです。
江戸の中ごろで、「健全な貧乏人が健全な貧乏生活をおくることができる」生活費が、月に一両です。
夏に涼しく冬は暖かい住まいで、車もあって、家電は一通りあり、そういうのが庶民生活だとすれば、一両は30万円とも50万円とも言えます。
しかし、昭和20年代から30年はじめまで(1947~1955・1956)、庶民には家電製品にも手が届かず、隙間風の吹く家に住み、家財道具はなにもなく、食事も飯と味噌汁と漬物と焼魚があれば十分という、それが普通の、誰でもがそうだった時代です。そのころ、庶民はみんな、江戸時代と違うのは服と靴くらいというときの、庶民の生活費は2万円でしたから、江戸時代の健全な貧乏人が健全な貧乏生活に要した一両とは、この時代の2万円です。
昭和の後半から末の、高度成長時代を過ぎてからの現代の「円の価値」は、江戸期の貨幣価値とは比べようがありません。
現代の、冬暖かい家に住み、夏には氷も自由に得られ、そこそこの収入でうまいものを外食にも行ける庶民生活は、江戸時代の大名・豪商よりもいい暮らしだと言えます。
また、庶民の多くが健全な貧乏生活おくっていても、その10倍の生活費を使っていた中流階級も、江戸期には珍しいことではありません。新撰組の平隊士が貧乏庶民の10倍の報酬をもらうのは、あやしむことではありません。

No.4
- 回答日時:
1両は、だいたい、10万円、、ですから、
50両といえば500万円。
10両といえば、100万円。
「天誅、天誅」と 商家や金持ち、町民、女子供を切り殺してた
長州、薩摩の人間を嫌った 町民や商家が、
長州や薩摩から守って貰うために新撰組を頼りにしてお金を出していたのでしょう。
会津藩からな、そんなに貰ってないと思います。
No.3
- 回答日時:
いや・・・・・
物価水準で考えるなら、逆だと思うんだが?
幕末は金銀貨幣価値の国際水準との格差かなどから、物価が強烈に上昇している
つまり貨幣価値はそれ以前と比較してグッと落ちているということ
例えばで言うと、もし局長の月給を150万円だと言うのであれば10倍ではなく1/10になる
複数の資料を当たってみた結果
新撰組結成時期(文久)の金貨一両で米を60キロ程度購入できたが
慶応年間になると、1両出しても買える米は10キロ強程度だったらしい
1/10は言い過ぎとしても1/5とか1/6というレベル
だから金貨一両では、決して《裕福》になど暮らせません
この回答へのお礼
お礼日時:2015/01/21 14:14
そんな短期間で大きく貨幣価値が変動していたんですね。裕福か貧しかったのか、フォーカスした時期によるのかもしれませんね。ありがとうございます
No.1
- 回答日時:
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