電子書籍の厳選無料作品が豊富!

こんにちは。
小学校入学前の小さい子供のやる気を出す方法、お勧めがありましたら教えてください。

ご褒美にシールを貼る、親も一緒に取り組む、ほめ方など、なんでも結構です。

よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

相当昔に確立されていると思うのですが・・・



まあ、男女で違いがありそうです。

私は男性なので、男の子向けしかかけませんが、

娘さんのお持ちの場合は、何かの話のネタにしてください。


子供が大人になって栄達するか、自滅するか。

教育には大きな責任がありますよね。

これはある程度運命的なもので、後に軌道修正が出来ません。

そのため幼児教育の学問も進化しておりまして、

学校の先生側(専門家)の立場からすると、

「こりゃだめだ」

「こりゃすごい、親が専門家なのだろうか?」

くらいの差がついております。

子供同士は分かりませんが。

そのあとの成長を追跡調査しますと、

最悪の場合は連続殺人者になったりするそうです。

現代では、こうした問題を解明しておりまして、

人格障害というあらたな教育上の障害として定義しています。

ここまで至らなくても、そうした差がついてしまいます。

プロファイリングと言う言葉を聞いたことがあると思いますが、

これは、

人間とは親の教育方針により、定められた行動を取り、

これから逃れられないとしている発想です。


さらに、別の話ですが、

核家族制度が進み、

幼い両親に教育方法を教える年配の方が傍にいない状態が続いています。

そのせいで引き起こされる問題が40年以上前に提起されています。

うつ病の大流行です。

成人してから急にやる気が減退し、

振る舞いが幼く退行して、最後はドロップアウトするということですね。

医者の学会がこれを予測し、

大量の抗うつ剤を開発し、準備していたと言うのは酷い話ですよ。



大きく分岐するのは、幼少と思春期だそうです。

(底辺へ落ちるか、上層へ伸びるか)

3歳を過ぎたら、

男の子の場合は、母親を遠ざけることが一番簡単なノウハウだそうです。



そうしないと、出だし(中学受験)までは秀才でも、

高校アタリでオチこぼれ、最後は社会進出できないくらい弱くなります。

良家は、実の母を遠ざけて、実年齢の近いライバルに相当する男の子をそばにおきます。

それが出来ない場合は、地域社会で子供同士の輪を作り、遊ばせます。

男性のやる気と言うのは、ライバル意識と言うのが本質です。

強い父親はこれを良く知っていますので、

子供の遊びに本気で付き合って、子供と大人気なく競います。

(手加減しつつですけど)

子供が父親をライバル視(遊びの中で)することが出来れば、

男性の幼児教育の要は完了でしょう。

この競争意識だけが残り、開花していきます。

私が父にされた教育は、記憶では数時間程度でしたが、

ポイントを抑えておりましたので、いまでも覚えています。

子供同士の社会に入れば、

勝手にジャンルを変えて、勉強だったり、スポーツだったりでやる気を見せます。

子供がゲームやPCに没頭するのは、

母親を排除し、母親の影響を受けたくないからです。

憩いの場としてしまうんですね。

母親が干渉できないものを、楽しい物と錯覚してしまい、そこに逃げ込むわけです。

子供は、社会の仕組みなど知りませんから、

ゲームも勉強も区別が付いておりません。

私の母は勉強が苦手で、あまり干渉できませんでしたので、

そういったものを楽しいと感じておりました。

ですので、勉強もゲームも区別がついておりませんでした。


父の実家は、戦前はわりと良い家柄だったらしく、

母には、厳しく、男の子の教育に干渉しないように指示していたようです。

これは本当に助かりました。

子供は、追えば逃げます。逃げると泣きながら追いかけてきます。

ですが、独力で為しえることができません。

如何にして、

「子供が自分で思いついた」

ように見せかけるかが鍵です。

親が一生懸命になると、子供にとっては毒になります。

ということは、

勉強を強いるのではなく、

遊びに夢中にさせ、その遊びで勝つためには、勉学が必要と教える。

遊びでなくても、

子供が思いついた発想を大事にしてあげることが肝要です。


これは私の経験ですが、

授業で使う分度器と言うのを良く忘れたんです。

隣の子に借りるのが恥ずかしい。

しかし、結構忘れる。

このとき、思ったのは、

三角定規を使って、角度毎に縦と横の比率をめもしておいたらどうか?

これさえあれば、分度器を忘れても、定規でなんとかなる。

(三角関数、Sin、Cosinのことですね)

父にこれを聞きましたら、

もう少ししたら習う、難しい話であり、

自ら気がついたと言う事で大変喜んでいました。

私はおもいました。

「そのときまでに、勉強でついていけなくなるとまずい」

こうした思いは、最初の目的を忘れても自分を縛ります。

こういう切っ掛けが、親の知らないところで、子供の振る舞いを決めて

いるようです。

経済的な問題もあり、塾と言うのを体験できませんでしたが、

そのためか、

「塾では何を習うのか?」

友達にしつこく聞いていましたね。


父親は、よく竹でっぽうを作ってくれました。

工作を主体に教えてくれました。

工作で勝つためには、数学が必要になります。

勿論物理もです。

わたしはコンピュータを使って色んなものを工作していますが、

自宅でもプログラムを作って遊んでおります。

勿論、この年になると、遊びで作ったものは製品として売れます。


あるとき、授業参観で(両親は欠席)のことです。


先生が皆に質問を出しました。

私は質問よりも、自分が悲しくて、仕方なかったんです。

そこで皆と違う答えに手を挙げたんです。

先生が、

「どうしてそう考えたの?」

と質問したので、

「皆がそう考えるので、そこはもう手遅れだと想ったから」

と答えたのです。

すると、先生が絶賛し、

多くのご両親を前に素晴らしいと言い続けてくれた。

これが本当に褒めると言う事ですね。

嘘をつくことでは有りません。


今振り返っておもうのは、

本当に小さな切っ掛けです。

杓子定規に考える大人が、自分の可能性を摘み取ろうとしていた

のだと後で分かり、

物凄く怖かったですね。



昨今はやる気が出ないと言う話が多いんですが、

やる気と言うのは、他人の行動を見て誰かが評する言葉でして、

その当事者の心の持ちようは、まったく想像と違うわけです。


勉強が嫌いなのでやる気が起きないのではなく、

母親が干渉する材料なので、逃げているだけ。

こういう発想転換を大人がしないといけません。

分度器を忘れたので心配するのではなく、

一呼吸おいて、子供がどうするのか見てあげる我慢です。


捻くれて答えたとしても、それが正解を当てることもあるのです。

そういう喜びを教えることです。

皆と違う手段であっても、素晴らしいときは素晴らしいと言う。


ですので、

例えば、親子で遊んで、そこに科学的なネタを種としてまき、

「お母さんは難しくて分からないけど」

と言う風にする。


すると、母親が苦手なんだと思い、

それを子供が美味しいものとして覚える。

これもありなのです。


うちの母親は、自ら勉強が苦手で頭た良くないと話しておりました。


他の友人の母親を見ますと、

そのあたりは子供に話さず、

お母さんは何でも知っている、

「あなたはやる気さえ出せば出来る子なの」

と言っていました。

わたしは、

うちの母は、友人の母より劣るのだと思い、落ち込みましたけど。

さすがに、今は、これを有りがたいと思っています。


うちの叔母は違っていました。

自分は立派だと子供に見せていましたね。


そうなると、

母から逃げるには、不良になるしかありません。

従兄弟はその答えを結局、見つけ出してしまい、そうなってしまいました。


男の子のやる気は、

母親が苦手とし、父親が得意とする分野で発揮されます。


母親が勉強をしなさいというと、

子供は母親は勉強が得意だと勘違いします。


これが問題なのではないかと思います。

子供が繊細で大事な存在として昔から訴えていたほんとうの意味は、

その親に対する警告ですよ。

親と言うのは、

「親がいなくても子は育つ」

とかいって、

自分の時間を惜しみ、適当をやってもバレないと思うものです。

コレに対して、

「大事な時期は数年程度なんだから、あんたも我慢しなさい」

と言う話です。

ペットをしつけるようにしてしまうと、間違いになります。


本当に子供を愛している親は、

独学で教育学を学び、自分の振る舞いや言動を逐一反省しております。


まずは、

父母にこうした”やる気”を出させないといけないわけですが、

科学的に親が問題であると言うことが公知になっているいまも、

子供にやる気が無いと言う親が多いんですよ。


子供を教育しているとき、

「あれ、これって、うちの犬に芸を教えているのと同じ方法だ」

と似ていることに気がつきましょう。

これらはNGです。


人の教育と大きく乖離しています。


最後にですが、

こうした話を痛感し、

よく、

「女親は切ない」

という話を聞きます。

しかし、

「お母さんが苦手だと思ったから、僕が何とかしようと思ったんだ」

これが本当の想いではないでしょうか。

これが男の子の本当のやる気ですよね。

これを上手に使うのが、女親の武器ではないでしょうか。

以上、ご参考に成れば。
    • good
    • 3

私は、特に障害児童の発達の研究職に就くものです。


子供のやる気を引き出すには、子供のやりたい事をやらせる事ですよ。やりたくもない事にやる気を出す訳が無いのです。「好き」が個性なら、「嫌い」も個性なのです。その「嫌い」を見てゆく方が、その子なり対処法に気付けます。
例えば、お勉強が嫌いな子には、体を使った遊びを沢山やらせる。すると、運動機能が向上しますよね。機能の一部が引きあがると全体の機能も底上げされるので、いつの間にかお勉強に対応する機能も向上します。運動が嫌いな子には、音楽に触れさせる。音感がより発達すると、運動機能も向上します。
で、成長期の子供とは常に機能のバランスが不安定なのですね。成長に追いつく為に本人も必死なのです。本人の行動欲求は、そのバランスを獲得する為の欲求である事も留意して下さい。それが何故やりたくなるのか、成長に必要だからやるのです。それが何故やりたくないのか、まだ要らないからやりたくないのです。
ご褒美シールというものは、一時期流行りましたよね。でも、これは劣等感が強い子供には効果があるのですが、自尊心が高い子供には逆効果になります。劣等感が強い子供に効果を発揮するのは、自分の成果を常に目で見て確認出来るので、その自己評価を高めるからですが、これは目標を出来て当たり前くらいの、日常の些細な事にしないと効果が無い。あなたはこんなに出来る子なのよという証明の効果です。難しい目標を設定すると、シールが貰えない場合も増えるので、劣等感がより強化されます。これは、3歳児でもそうなのです。
で、親が一緒に課題に取り組む時は、対人コミュニケーションを重視する場合のみ有効ですが、課題そのものに効果をあげるのには向きません。親の手出しは邪魔です。
子供が頑張っている姿をただ見ているか、親は親で別の事をやって、どう対処するかの工夫を見せることです。親が自分と同じ事を同じ方向性で一生懸命やると、子供は興醒めするのです。スポーツなんかを一緒にやる時もチーム戦にして、敵対してコテンパンにやっつけるか、上手に負けてやるかです。
褒めるという事も、今盛んに推奨されますが、褒められて育つのは、叱られて育つのと同じです。どちらも物事の結果だけを評価される訳ですからね。結果いかんにプレッシャーがかかり、新しい事への取り組みを避けようとする心が産まれます。チャレンジしなければ、良い結果も悪い結果も得られないのです。どちらも、その子供のトライへの成果なのですよ。その成果に価値を与える事が、子供のやる気に繋がります。
具体的には。大きくなったね。こんなに背が伸びたね。重くなったね。歯が抜けたね。大人の歯が生えるね、凄いね。と、その子の成長を大喜びする事です。親が言葉で、そう示すと。本人も、自分は大きくなったと実感して、昨日とは違う自分を受け入れるのです。何か新しい事がやれそうだという自分への期待にワクワクします。
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!