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こんにちは
現在海外で日本の先生をしていますが
「が」「は」「を」の使い分けで苦戦しています。
私なりに勉強はしましたが、なにぶん授業時間が少ないので簡潔にまとめなければいけないのですが、家で何度練習しても長くなってしまいます。
「が」「は」「を」を習うに当たって簡潔に、わかり易く説明する方法があれば教えて頂けないでしょうか
どうぞよろしくお願いいたします。

A 回答 (4件)

いずれも簡単ではありませんが、同じ「日本語教師」という立場ならご存じかもしれませんが、次の「日本語教師のページ」をご紹介します。



http://www.nihongokyoshi.co.jp/manbow/manbow.php …
 ガ格

http://www.nihongokyoshi.co.jp/manbow/manbow.php …
 「は」と「が」の使い分け

http://www.nihongokyoshi.co.jp/manbow/manbow.php …
 「を」

「ガ格」の説明に「格助詞の『が』が接続して述語との関係を示す補語のことを『ガ格』という。」とありますが、注釈を加えます。(外国人のための)「日本語文法」では、日本語の文は「述語」中心に考えます。だから「主語」と言わずに「主格補語」と呼びます。これもご存じでしょうか。
 また、「は」と「が」の使い分けの中で、次のようなことを考えた方がいいでしょう。英語などに代表される欧米語は「主語」中心の言語であるのに対し、日本語は「主題」中心の言語だと言われます。したがって日本語では、「~が」より「~は」のほうが圧倒的に多く出てきます。
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この回答へのお礼

今年からこの仕事に就きましたが、これまで教師とは無縁の生活を送ってきたのでまだまだ手探り状態で、困っていました。助かりました。ありがとうございます。

お礼日時:2015/03/21 12:04
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この回答へのお礼

ありがとうございます。勉強になりました。

お礼日時:2015/03/21 11:54

文法では助詞の問題になります。


「が」は主格を表わす格助詞。
「は」は係助詞、主題の提示とも、以降の内容はその主題に関することに限定されます。
「を」は目的格、動詞で表現される動作の目的
他の質問で
子供がわかるように
子供に分かるように(「に」目的格)、「に」動作が受け身になる?目的。
「が」主格のため、いわゆるギャル言葉等でも子供が分かればOK、大人はチンプンカンプンでも。
「に」子供が目的、目的に合わせてアレンジ必要、もちろんアレンジ前も十分に一般人にはわかる。
他に感覚的ですが
私が佐藤です、英語の定冠詞に似た表現
私は佐藤です、私に関する単なる説明
私を佐藤です、これは間違い、私を・・・どうする、動詞が必要です。
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この回答へのお礼

きれいに簡潔にまとまっていて、とても分かり易いです。ありがとうございます。

お礼日時:2015/03/21 11:52

一素人ですが、わたしは、次のような大雑把な認識で大体の説明は可能になると思っています。


辞書の語釈は丁寧すぎて、却って本質的な意味をわかりづらくしている、というのが、わたしの基本的な立場です。
以下、大辞林を参照しています。

1.「が」

【(動作または状態の)主格、または、希望・能力・好悪などの対象を表わす用法】
大辞林の 一 ①及び②より。
http://www.excite.co.jp/dictionary/japanese/?sea …
・「このガラスは彼が割った」=動作の主格。
・「花が美しい」=状態の主格。
・「水が飲みたい」=希望の対象。
・「彼女が好きだ」=好悪の対象。

2.「は」

【主題提示の用法】
大辞林の ② より。
http://www.excite.co.jp/dictionary/japanese/?sea …
種々の用法が辞書には挙げられていますが、主題提示の用法と考えれば基本的に殆どの例が該当します。
・「彼は背が高い」=主題提示
・「勘定はぼくが払う」=他と区別する用法。(⇒「勘定」をあえて主題として取り上げることによって、他と区別する意図を伝えることができる)
・「彼には酒を、彼女にはダイヤをみやげにした」=対比用法。(⇒これも、それぞれを主題として取り上げるからこそ対比できる)
・「あの店にはもう行かない」「レストランには行ったが、一口も食べてはいない」=叙述の強調。(⇒「あの店(に)」という対象、「食べて」という動作を主題として提示している)
他にもありますが、このように、すべて「主題提示」で説明がつくはず。

3.「を」

【動作の対象を表わす用法】
大辞林の 一 ① より。
http://www.excite.co.jp/dictionary/japanese/?sea …
たとえば、『⑤ 動作の出発点・分離点を表す。 「毎朝九時に家-出ます」 』のような分類もされているわけですが、これとて、『出る(出ます)という動作の対象が「家」である』と単純に考えて差し支えないと思います。

4.「が」と「を」について。

「希望・能力・好悪などの対象を表わす用法」として、よく取り上げられるのが、この両者。
実は、「が」の場合、「表わす用法」ではなく、「特定する用法」と解釈するほうが妥当ではないか、とわたしは思います。
つまり、「特に表わす(特定する)」用法なので、「を」のように、単純に対象を表わす場合とは異なり、【強調的に対象を表わす】という意味に考える。(むろん、強調的に主格を表わす=強調的に主格を特定する、という意味の場合もある)
「水を飲みたい」と「水が飲みたい」は、明らかに別の意図である、という点に留意する必要があります。
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この回答へのお礼

遅くなりました。申し訳ございません。
すごく、わかり易く勉強になりました。
ありがとうございます。

お礼日時:2015/03/21 11:48

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