都道府県穴埋めゲーム

早稲田政経志望のものです
よく言うパラグラフリーディングと言われる読解本を使って
受験英語の勉強されてる人がいますが

こういうった類の参考書は強いてやる必要あるんですか?

河合のパラグラフリーディングのストラテジー2冊やったんですが
特に力がついたともおもわないんですが(なぜなら現代文の読み方に沿って英語も読んでいるから)
それで横山のロジカルリーディングとかいう参考書が早慶にはピッタリと聞いたんですが
ストラテジーの二の舞になってしまいそうで購入を戸惑っています
横山のロジカルとは具体的にどんな本なんでしょうか?
ストラテジーと対比して解説していただけると助かります


補読解力を鍛えずに方法論に走ってもうまくいかないのはわかってますが
早大教育でも6、7割は取れるので読解力が全くないわけではないと思います(ない方に近いと思いますが)

質問者からの補足コメント

  • ご回答ありがとうございます。
    そうですね。ロジカルリーディングは某掲示板で勧められました。
    廃版になっているとも知らなかったですね。
    廃版ということもあって以前ほどは需要がなくなったと思いますので今購入するのは控えようと思います
    それでもしやるなら旧版3冊ともやったほうがいいでしょうか。習得するのに時間がかかりそうですべて揃えると結構な値段しますが

      補足日時:2015/03/14 17:52

A 回答 (1件)

元塾講師です。

私自身横山のロジカルリーディングで勉強した人間です(この参考書は現在本屋さんになく、受験生のあなたが知っているということはだれかに教えられたのでしょう。私もこうした質問にその本を勧めているのでもしかしたら私かもしれませんが…)。

 私は、その参考書はやる価値が十分あるものと考えています。
 世間の多くの参考書、学校の先生は「日本人の思考形式による英語の理解」になっています。たとえば、アメリカのオフィスで上司が部下に命令し、それを部下が拒絶することは珍しいことではありませんが、こうしたシーンを映画で見る日本人は物凄い違和感を感じます。そう感じるのは「日本人の感覚で外国人も同じように行動することが当たり前」という思考回路によるものです。また、日本では帰国子女は変人という見方がありますが、彼らは外国では変人ではなくむしろ普通です。彼らを変人と感じるということは海外と日本の考え方の根本に大きな違いがあるからであり、世界的に見て、変人なのは日本人の方です。
 近年の大学受験では、今までの「日本人による英語理解」から「よりネイティブに近いもの」に変化してきています。ロジカルリーディングは、こうした「外国人には常識だが日本人には非常識・知らないこと」等を問題の解説に実に絶妙に織り込んでいます。また現在の英語以外の学問に通ずるものも書かれており、他の科目への理解にも貢献してくれます。
 ただ、慶應・上智志望者には物凄くお勧めするものですが、早稲田となると多少トーンが落ちます。というのも、早稲田自身がまだそれほど日本人の思考回路から脱し切れていないからです。教授たちの意向なのか、受験生の多くがいまだにそうした教師の指導を受けているからなのか分かりませんが、日本人思考を突き詰めていけば早稲田は何とかなります。ただ、早稲田でも新興学部ではこうした傾向も認められますし、政経であっても役に立つものです。

 ちなみにストラテジーですが、あれはやはり日本人による日本人のための参考書になっており、今までにある程度勉強してきた人にとっては物足りないものかもしれません。
 こうした書き方は失礼かもしれませんが、(ほとんどの参考書はそうですが)、その参考書で書かれている内容の多くは他の参考書でも書かれてている内容です。その内容を以下にコンパクトに、容易に理解できる表現にするかで参考書の良し悪しが出ますが、一番重要なのは「その参考書にしか書かれていない内容があるか」です。ある程度勉強しているあなたであれば、新しい参考書でもほとんどの内容は「どこかで見たことある内容」かもしれません。しかし、ロジカルリーディングで書かれている内容はまだ見たことはないでしょう。もちろん、見たことがある可能性はありますが、ロジカルリーディングで書かれている内容の多くは、大学で習う一般教養や、学術書(入門編)に書かれているものであり、これを受験生が捜し出して勉強すること自体不可能に近いですし、あれほど多岐にわたる内容をかき集めまとめる能力は受験生には無理です(講師経験のある私でも無理です)。あなたの先生(塾・予備校・学校の)がロジカルリーディングを参考にして(パクって)あなたに渡していれば、見たことあるものになると思いますが、それ以外ではないでしょう。

 またロジカルリーディングですが、新品では手に入らないでしょう。現在は横山先生が書かれている「横山雅彦の英語長文がロジカルに読める本(中継出版)」が代わりになります。ただ、ロジカルリーディングよりも構文把握に重点を置かれており、この部分だけは他の参考書とさほど変わりませんが、それ以外の要素を勉強する上ではためになります(ただ紙面の都合上、感銘を受ける部分は減っていましたが)。
 私自身の受験生時代、講師時代も含めて英語の文章を読むための参考書を100冊程度読みましたが(講師時代は、教えやすいか・生徒が理解しやすいかという観点で見ていましたが)、ロジカルリーディングのように外国人の発想をしっかり書いた参考書はありませんでした。ちなみに、噂ですが、この参考書が絶版になった理由ですが「この参考書をやれば予備校にいかなくてよくなるから」というものです。マスターすれば分かりますが、確かに予備校の(横山先生以外の)講義を受けても「足りないんだよなー」と感じます。核心部分を解説していない感じがするのです。以前は中古でも5000円近くの値段が付けられていましたが、現在は上に挙げた新しい参考書が出たこともあってお手ごろになっています。
ご参考までに
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