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味噌中から耐塩性の酵母を分離したいと思っているのですが、YM培地とYPD培地のどちらが使用に適しているのでしょうか。できればZygosaccharomyces属を中心に単離したいと考えております。双方の培地の特徴と共に教えていただけるとありがたいです。よろしくお願い致します

質問者からの補足コメント

  • 現時点では10%Nacl添加YM培地を用いて実験するつもりです

      補足日時:2015/05/05 13:03

A 回答 (3件)

>現時点では10%Nacl添加YM培地を用いて実験するつもりです



そちらの条件で問題はないかと存じます。
耐塩性酵母を取られたい場合は、既知のZygosaccharomyces属の生え方をポジティブコントロールにおいてみるのは良いかもしれません。
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再度失礼します。


Gooの仕様が原因なのか、培地組成が載っているページのアドレスが途中で切れていたので以下に再掲します。
http://www.nite.go.jp/nbrc/cultures/cultures/cul …
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この回答へのお礼

丁寧な回答をありがとうございます。参考にさせていただきます。どちらも大差ないとのことなので、それぞれ試してみて検討しようと思います。

お礼日時:2015/05/05 13:02

酵母の単離は、いずれの培地でも行われている事です。

単離が目的なのであれば、いずれの培地でも大差ないと思われます。どちらかだと分離がしにくい、とかも特にないと思います。予算が潤沢にない場合は特に、YPDで良いと思います(麦芽エキスを余分に買わなくて済みますし、今回は麦芽エキスを利用しやすい酵母を単離するわけでもないですので)。

組成は以下のようです。<http://www.nite.go.jp/nbrc/cultures/cultures/cul …を参照。
寒天は、20 gでも良いと思います。

YM Agar
グルコース10 g
ペプトン5 g
酵母エキス3 g
麦芽エキス3 g
蒸留水1 L
寒天15 g

YPD Agar
酵母エキス10 g
ペプトン20 g
グルコース20 g
蒸留水1 L
寒天15 g

酵母を単離後、あるいは単離中の寒天培地に塩分を一定量入れておいたら、耐塩性の酵母のコロニーが大きく育つ可能性が考えられ、耐塩性酵母のスクリーニングには使えるかもしれません。しかしながら、単離した耐塩性酵母が全てZygosaccharomyces属かどうかは調べない限り分かりません。

また、細菌の混入を抑えるために寒天培地中に予めアンピシリン等の抗生物質を添加する場合もあります。

単離だけが目的の場合は、特に蒸留水を使う必要はないと思います。

生育速度が極端に低いような場合は、酵母エキスやグルコースなどの濃度を上げても良いと思います。酵母エキスはDifcoのが良いですが、高いですね…。
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