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排水設備で浸水検出起動のポンプの電源の漏電遮断器がよく漏電表示を伴い遮断します。
漏電遮断器二次側での絶縁抵抗値は良好なので、ポンプ内部の漏電だと思うのですが、先輩が「ポンプの突入電流の可能性もあるよ」と言いました。

この意見について、疑問を抱いたので質問します。
①突入電流が原因で、漏電動作表示を伴う遮断は、漏電遮断器の原理上ありうるか?
②ZCTの検出する突入電流の三相ベクトル和は0ではないのか?

質問者からの補足コメント

  • 回答ありがとうございます。
    当該ポンプはマグネットではなく、ポンプ本体内部に浸水検出装置があるため、モーター回路側の絶縁測定はポンプを分解する必要があります。手間ひまかけて、いろいろと実証試験したいところですが、経済的、時間的な制約を考慮して、ポンプが悪いのか、はたまた漏電遮断器が悪いのか、効率的に見極めたいと思った次第です。

    No.4の回答に寄せられた補足コメントです。 補足日時:2015/05/05 20:32

A 回答 (7件)

漏電遮断器の原理を充分ご存知のようですね。


漏電遮断器が漏電表示を伴って遮断する場合というのは、零相電流(地絡電流)を検知したか、それとも漏電遮断器の不良です。

突入電流で漏電検知(零相検出)することはあり得ません。

ちなみに、漏電遮断器2次側での絶縁抵抗は各相をチェックされましたか?ほぼ同じ値でしたか?
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
やはり突入電流の三相ベクトル和は0になるということですね。
漏電遮断器2次側の絶縁抵抗は各相とも∞でした。

お礼日時:2015/05/05 15:02

過去に経験したことがあります。

その時の原因ですが、3相電流波形を測定器を用いて確認をしました。起動時に3相のうちで1相のみ小さい電流波形でした。漏電遮断器ではなく、オムロンの3Eリレーが動作し欠相という表示が出て起動途中でが止まるという現象内容でした。
現場で協議し、リレー感度を落として見たら、起動するようになりました。始動電流のいたずらみたいなものです。
電動機(モータ)の特性などにもよりますが、漏電遮断器が動作する要因として、起動時に上記のような1相もしくは2相分の電流しか流れなくなるようなことが起こり差電流が起こってしまい、漏電遮断器内蔵のZCTに電流が流れてしまうためです。
対策として漏電遮断器の感度電流値をまず確認をしてください。感度電流がセレクタ式であれば感度電流値を大きくしてください。※50mA→100mA,200mA,500mAにするなど。
感度電流固定式であれば、メモリ機能付きの電流計(クランプメータ)を用意し、3相一括で起動時にどのくらい差電流が流れるか確認をし、漏電遮断器を交換するしかないです。突入電流というか始動電流の差電流によるものです。それに適合した漏電遮断器を選定してください。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
各相の電流が不均等でも、漏れ電流がない限り、3本の電流ベクトル和が0となるため、ZCT入力は相殺され漏電遮断器は動作しないのではないでしょうか?

お礼日時:2015/05/05 15:06

#1です。


>やはり突入電流の三相ベクトル和は0になるということですね。
●そのとおり。それがまさに「キルヒホッフの法則」です。
漏れ電流がない限り、つまりZCTとは別のルート(回路)に電流が流れない限り0です。
ちなみに、絶縁抵抗は絶縁抵抗計で計測されましたか?
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
絶縁抵抗は4レンジメガーの125Vレンジにて測定し、すべて100MΩ以上でした。

お礼日時:2015/05/05 15:51

マグネットの二次側、つまりポンプの絶縁抵抗を測る事は出来ないのですか?


①の回答はありません、②の回答は0です。
この回答への補足あり
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> 各相の電流が不均等でも、漏れ電流がない限り、3本の電流ベクト


> ル和が0となるため、ZCT入力は相殺され漏電遮断器は動作し
> ないのではないでしょうか?
理論的には、漏れ電流がない限り、3相分の電流のベクトル和は0
になります。

漏電遮断器の内部にはZCTがあり、これに3相分の配線が巻かれて
います(場合により貫通)。
この配線がバランス良く巻かれていれば、ZCTの2次側の出力配線
の電流のベクトル和が0になりますが、実際に巻いて製造しますと、
3相分の配置には微妙にズレが生じ、電流が流れますと、これがアン
バランス分としてZCTの2次側の出力配線に微小な電流が出力され
ることになります。

モータの始動時のような大きな電流が流れますと、アンバランス分
も大きくなりますので、漏電遮断器の規定の感度電流以上となると
動作することも考えられます。
漏電遮断器の定格電流を選定する場合、メーカのカタログや技術資料
などに記載してある選定表を参照して選定すると良いでしょう。

なお、JIS規格では、ある電流以下では不必要に動作しないこと確認
するための試験をすること定められています。
詳しくは次のJIS規格を参照してください。

JIS規格 JIS C8201-2-2:2011
8.5項 過電流状態のおける不動作過電流限界値の検証

次のURLをクリックしますとJIS規格を見ることができます。
読むことのみで、印刷はできません。

http://www.jisc.go.jp/app/JPS/JPSO0020.html
(1)上段の枠内に[C8201-2-2]と入力
(2)[一覧表示]をクリック
(3)[C8201-2-2]をクリック
(4)[JIS規格詳細画面]の下にある[規格の閲覧]右側の部分をクリック
(5)[C8201-2-2]の内容が表示され読むことができます。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
漏電遮断器って、奥が深いんですね。
大変勉強になりました。

お礼日時:2015/05/06 18:50

ポンプの突入電流で漏電遮断器或いは配線用遮断器が動作します。


これは、競合によるもので感度が良い方が先に動作します。
漏電遮断器でも、漏電でないときと表示ができることもあります。
理由は、ポンプを動かす機器を考えると、モーターですよね。
モーターはコイルですから、起動時には逆起電力が発生しますので、この電流が
漏電と判断されことがあるようです。
本来、ポンプ用のモーター用漏電遮断器を使用するから、感度を調節できる遮断機を使うことを
お薦めします。
それでも、動作する場合はポンプ(モーター)自体の老朽化も考えられます。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
漏電遮断器についての知識が、だいぶ深まってきました。
参考にさせていただきます。

お礼日時:2015/05/06 18:56

インバータを使用している場合、インバータと負荷の間に高調波漏洩電流が流れるので


機器の絶縁抵抗が正常であっても、高調波漏洩電流の大きさによって漏電ブレーカーが
不要動作する場合があります
最近の漏電ブレーカーは高調波・サージ対応型となっていて、誤動作しにくいものになっていますが
インバータから機器までの配線が長い、配線と大地間の距離が近いなどで誤動作することがあります
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
今回の事象は、インバータはないと思われますが、参考にさせていただきます。

お礼日時:2015/05/06 18:54

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