
旅客機の窓から、下を見ていたら、機と同じ速さで動く雲を見つけました。
何故雲が飛行機と一緒に動くのか、分かりません。お教えください。
もう少し状況を説明しますと、
飛行機の遥か下に多量の雲があり地球表面は見えませんでしたが、多分海上を飛行していたと思います。
不思議な(?)雲は飛行機の下方100メートル以内と思います。(距離は自信なし)
飛行機直近だったかも知れません。
地球表面の雲とは全く別物であることは間違いありません。
不思議な雲の量は少しです。視界を遮らない程度でした。
飛行機と同じ速さでした。
私の座席は主翼より前で、見た雲は主翼より前方でした。
雲に気が付いてから、10分くらい後には消滅していました。
スチュワーデスに聞いたら、時々ある現象で、雲が偏西風に乗っている、との説明でしたが、
どうして、雲が飛行機と同じ速さなのか、私は納得出来ていません。
飛行機は、多分赤道より少し北のあたりを北上中でした。
このような現象はしばしば発生するのでしょうか。
No.3ベストアンサー
- 回答日時:
まず、風の影響で飛行機と同じくらいの速度で雲が移動していたというのは有り得ません。
雲が同じ速度なら周囲の空気も同じ速度、つまり飛行機の対気速度(空気に対する相対速度)がゼロとなり墜落します。
360キロの風を追い風に900キロで飛んでいれば、地上から見た速度は1260キロです。
推測ですが、その雲は機体や翼の影響で凝固した水蒸気ではないでしょうか?
上空では湿度100%近い状態にもかかわらず、雲が無い状態がよく発生します。飛行機雲もコレの影響で、湿度の低い状態では出来ません。
飛行機は猛烈な速度で飛んでいますから、周囲に気圧の高いところや低いところが存在し、その低いところでは水蒸気が凝固し、白い雲になります。(戦闘機の翼端が雲を引くのがこの現象です。)しかし、もともとの湿度がわずかに低いと圧力が回復した次点ですぐに水蒸気に戻り、見えなくなってしまいます。
このメカニズムにより、機体近くのある一点に白い空間が見え、さもその白い空間が同速で飛ぶ雲のように見えたのだと推測します。
ご回答有難うございます。
ご説明でかなり納得できました。
説明前半の揚力に関する部分は分かっているつもりなので、
何故機体と同じスピードの”雲”が存在するのか理解できませんでした。
>飛行機は猛烈な速度で飛んでいますから、周囲に気圧の高いところや低いところが存在し、その低いところでは水蒸気が凝固し、白い雲になります。
推測するに、機体周りは複雑な空気の流れで、機体と同走する渦のような低圧部分があるのでしょうね。
気圧が低いほど飽和蒸気圧が低いので、その低圧同走部に水蒸気(雲)が発生するのでしょうね。
【飛行機周りの空気の流れについて詳しい方に、機体と同走する低圧部分が存在するのかお教え頂けると有難いのですが】
No.7
- 回答日時:
No.6ですが再び。
>mideさんの見られたものも飛行機と同走していたのですか。
そうです。飛行機に着いてくるように見えました。しかし、飛行機の進行方向が微妙に変わると雲の位置(飛行機の窓から見た方向)が変わって常に太陽と反対側であり、回りの大気の状況によっていくらか近づいたり離れたりするように見えたのでNo.6のように考えたわけです。
なお、真っ白というか明るい半透明の白でした。まあ、同じ現象とは限りませんが…。
再度有難うございます。
私の見た時、飛行機が飛行方向を変えていたか分かりませんが、同じ位置に見えました。
私がこの雲を見たのは16時から17時頃かと思います。
従って、かなりの”西日”でした。(私の席は東側)
他でも書きましたが、地球表面は雲に覆われていました。
そこから上の飛行機周りは快晴でした。
<同じ現象とは限りませんが…。
mideさんの見たものが機体近くなら同じ現象かも知れませんね。
No.6
- 回答日時:
私も同じような状況でよく似た現象を見たことがあるのですが、その雲は真っ白で太陽と反対側にありませんでしたか?
飛行機の回りから下にかけてごく薄い雲が広がっているとき、太陽のちょうど反対側が明るく白っぽくなることがあるようです。水滴が光を元の方向に反射させるのでしょうね。そして薄い雲にもいくらかムラがあるので、その白い部分がモクモクと飛行機に着いて前進していくように見えます。
雲がもっと濃いと、真ん中に影ができてブロッケン現象になるのですが、上記のような場合は白い部分だけです。
ご回答有難うございます。
<その雲は真っ白で太陽と反対側にありませんでしたか?
確かに太陽は反対側でした。でも真っ白とは言えないですね。
大きさは尾翼より少し大きい程度だったと思います。
ちぎれ雲程度で、雲を通して下が見える程度でした。
ブロッケン現象が見られるような遠くの雲ではありませんでしたが。
<私も同じような状況でよく似た現象を見たことがあるのですが
mideさんの見られたものも飛行機と同走していたのですか。
No.5
- 回答日時:
>> 雲は飛行機の下方100メートル以内と思います。(距離は自信なし)飛行機直近だったかも知れません。 <<
間近な現象のようですね、航空マニアにはよく知られた現象のようで、その方面のサイトで見ました。米軍のサイトの説明「音速近い速度での衝撃波」の受け売りもありましたが衝撃波は高温になるゆえ雲はできないようです。単純なベルヌーイの式の動圧でもない、
これどうでしょう。
http://www.eng.vt.edu/fluids/msc/gallery/conden/ …
解説らしきページ
http://www.eng.vt.edu/fluids/msc/gallery/conden/ …
下の方のリンクに派手な写真が。
http://www.eng.vt.edu/fluids/msc/gallery/conden/ …
下の方の”To download the mpeg,”に動画あります。
http://www.eng.vt.edu/fluids/msc/gallery/conden/ …
旅客機の窓から翼端のうず雲などは見慣れてますが、こんど下の方を覗いてみます。
参考URL:http://www.eng.vt.edu/fluids/msc/gallery/conden/ …
ご回答有難うございます。
色々な映像情報有難うございます。
初めて見る映像です。主翼に接しているものを見てビックリしました。
地上から、飛行機雲は良く見ますが主翼に接しているなんて、私には信じられないような映像でした。
気圧の低下で、瞬時に水蒸気となるのですかね。
映像の殆んどのものが機体と繋がっていますが、私が見たのは完全に機体から離れ、主翼の下方方向に見えました。(真下ではなく、前方に思えましたが自信はありません)
でも発生原理は同じなのでしょうね。
>旅客機の窓から翼端のうず雲などは見慣れてますが、こんど下の方を覗いてみます。
私はそんなに飛行回数はありませんが「翼端のうず雲」も見たことありませんでした。
もしかして、珍しいものを見たのでしょうか?
No.4
- 回答日時:
質問者の搭乗された飛行機は、自らの飛行機雲(航跡雲)を描きながら飛行していて、この飛行機雲が日光を遮り下層の雲に落とす影が、あたかも飛行機と等速度で動く雲として見えたのではないかと思います。
機と同じ速さで動く雲、何色でしたか?
飛行機の遥か下に多量の雲、この雲は日光を反射して白っぽく見えていたと思います。この雲を背景として、「動く雲」を認知されたということは、灰色っぽい雲が動いているように見えませんでしたか?
ご回答有難うございます。
折角のご回答ですが、下層(遥か下)に映った影ではありません。
明らかに機体近くの雲(と言うより水蒸気の塊と言うべきかも)でした。
色は何れにしても水蒸気ですから、日光が当たったそれなりの白っぽい色ででした。
地球表面は一面の雲で、確かに白っぽく見えていました。
No.2
- 回答日時:
飛行機自身の影やブロッケン現象などではないですか?
下の雲があまり濃くない状態で、ハッキリとは影が出なかったのでは?
北上しているので、昼過ぎだと右下前に影がある可能性があるのでは?
http://www.asahi-net.or.jp/~SP1Y-TMR/air/
http://reboot.hp.infoseek.co.jp/private/paris/fr …
参考URL:http://www8.big.or.jp/~fysoft/brocken.htm
ご回答有難うございます。
残念ながら、ブロッケン現象ではありません。
雲を透してその下が見える程度の薄い雲でした。
山で、ブロッケン現象に遭遇したことがあります。
自分が中央に映り、手を振ると当然影も手を振り、自分が
映っているのが分かりました。
No.1
- 回答日時:
天気予報などで、気象衛星から撮影した雲の連続写真を良く見てみるとわかるように、日本の上空には、西から東へ、偏西風(ジェット気流)と呼ばれる強い風が吹いています。
この風の速さは、国際線の航空機が飛行する高度10、000メートルの上空では、最大時速が360キロにもなります。時速約900キロで飛行するボーイングB747型機のスピードと比較してみても、この偏西風が、いかに強い風かということがわかると思います。航空豆知識より抜粋
以上の事を考慮に入れると、質問者さんが客室乗務員に聞かれたも納得するのでは?
参考URL:http://www.jalcard.co.jp/column/knowledge/agora0 …
早速のご回答有難うございます。
偏西風のことはある程度知っていました。
勿論西行き東行きで飛行機の所要時間が違うことも。
ただ、最大時速360kmは知りませんでした。
質問中に書きましたが、飛行機はほぼ北上中(オーストラリアから、成田に向かっていた)で偏西風とは違うような気が。
それと、飛行機と見た目には全く同じスピードであったことが理解できません。見ている間、飛行機と雲の位置が変わっていませんでした。
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