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あの有名な「Lascia chio pianga」(私を泣かせたまえ)ですが、イタリア歌曲集1巻で初めに皆さん勉強されませんでしたか?私は今までそれが正しいと思っていました。しかしヘンデル45アリア1巻(インターナショナル版)ではレチタティーボの歌詞、メロディーが全然違うのと、アリアの中でも歌詞が違う所があり、どちらが正しいのか分からなくなってしまいました。どなたかご存知の方がいましたら、教えて下さい。宜しくお願いします。

A 回答 (2件)

 声楽を志したものが必ずといってよいほど手にする「イタリア歌曲」は、19世紀の作曲家パリゾッティ(1835-1913)が、バロックオペラのアリアなどから編集・編曲したもので、本当の意味での「イタリア歌曲」とはいえないものです。

したがって、この本にある曲はほとんどが原型とはかなり異なるものです。ヘンデル全集のオペラの方にある楽譜が原作に忠実で、「イタリア歌曲集」の方は、ロマンティックな時代に行われた編曲版だということになります。

この回答への補足

そうだったんですか~。勉強になりました。有難うございました。

補足日時:2004/06/21 18:51
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わたしも大昔に、イタリア歌曲の1で勉強しました。


でも最近、全音のヘンデルアリア選集1を購入しました。
レチタティーヴォは四小節(In questi ……)。
アリアの部分も2分の3拍子。微妙に歌詞と動きが異なります。

解説の部分から引用しますね。
「なお、このアリアに先行するレチタティーヴォとして、他の一般の普及版において、12小節のもの(armida dispietata……)が慣習的に歌い継がれてきたが、これはヘンデルの残した初稿や改定稿のいずれにも見あたらず、真作とは認めがたい。
本書においては、本オペラの初演時に歌われたレチタティーヴォを掲載する。
またアリアは他の一般の普及版においては4分の3拍子となっているが、これも真作ではなく、ここに示した2分の3拍子が本来の拍子である」

本物・偽物という考え方は変ですが、ヘンデルが作ったのはこっちということなのでしょう。
でもアリアですから、いろいろな人が好きにカデンツァをつけていますし、これが本物!というものはないと思いますよ。
長く歌い継がれ愛されてきたイタリア歌曲の版も、ある意味本物でしょう。
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この回答へのお礼

pearl17さん有難うございました。

お礼日時:2004/06/21 18:50

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