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私の亡父(生きていれば95歳…5年前90歳で他界)は、脳梗塞で倒れたあとの運動障害で通うディケアがいやで介護施設に行っては周囲に当り散らして職員を困らせていました。

3箇所かわり、どこでも三行半をつけられ、ついに自宅にこもってしまいました。

当り散らす理由は、介護施設のカリキュラムに対する不満でした。

折り紙 お絵かき 手芸 遊戯  など こんなのは女子供がすることだ!

ここは幼稚園か? わしは政治や経済の雑談をしたいんだ!

もう少しアカデミックなやつはいないのか! なんで女子供の遊びをやらされるんだ!

年をとると 頑固さが強くなって行きました。

確かに高度経済成長期に総合商社で世界を駆け巡って役員まで登った身には苦しかったでしょう。
25年前70歳目前でリタイア後も経済新聞をとり続け隅から隅まででむさぼるように読んでいました。
その総合商社も幾度かの経営統合などを経て、今は別の会社に生まれ変わったような感じです。
面倒見が良かったようで部下を家に招き入れていました。
よく遊びに来たかつての部下も散りじりになったようです。仲が良かった同僚も他界して行きました。
・退職後、数年間は非常勤顧問として週二回ぐらい出社していました。
・英語が堪能でした。フランス語とスペイン語も操っていました。
 父の定年後、一緒に何度か海外旅行をして会話力にびっくりしました。
 数年間は、会社業務の翻訳の手伝いをしていました。
 次第に業務内容漏洩の恐れがあるとの理由で会社が翻訳委託先を限定し翻訳の仕事がこなくなりました。
・近年は、訃報欄を見てあいつも死んだか。人事欄を見てずいぶんあいつも偉くなったなぁ・・・

ついに他界 父の遺言で会社(存続会社)には知らせました。
元役員なので、経済新聞には訃報が掲載されました。 会社からは生花をいただきました。
存続会社の社長さんが友人を連れ立って弔問に来られました。私と同じくらいの世代。大昔の部下であったそうです。
訃報を見てこられた方もいたようです。
(35年ほど前、祖父の葬式のときは数百人の会社関係の弔問があり、孫の私を含め親族がびっくりしました。)

前置きが長くなりすぎましたが・・・

これからの高齢化社会。自分も高齢の域に入り始める。

私も、高齢による障害を持ったとき、幼稚園のようなカリキュラムの通所施設だったら行きたくないと思います。(父が怒るのはもっともだと感じました。)

私は、今は外に出かけるのが趣味ですが、パソコンは趣味の域なんだろうと思っています。

これからは、団塊世代が高齢化、介護施設の需要が高まると思います。

企業戦士だった人たちが満足する、通所施設 というのは実現は難しいのでしょうか?

・企業戦士が好む、政治経済談義・・・これは口論に発展しやすい懸念はあります。

たとえば・・・グループワークで、今の日本をより良くするには? というセミナーとか。

国際化時代に対応するには? とかのテーマ研究とか

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

このような施設が存在することはテレビで知りました。 (住んでいる地域からは遠すぎる。)
http://longevity.ilcjapan.org/J/t_stories/0710.h …

質問者からの補足コメント

  • 介護職員にもビジネスマンとして活躍したような人がいないと難しそうですね。
    実際にはそのような人材が少ない?
    企業戦士だった人 企業人であっても社会人ではなかった?
    しかし、生かせるスキルがありそうな気はします。
    ただ、一定の地位があった人の中には人を見下す傾向もありますね。
    ここが難しいところか?

      補足日時:2015/07/05 09:38

A 回答 (5件)

私の祖母は現在96歳で、日常は私が面倒をみていて、週3回デイサービスに通っています。


10年ほど前に脳こうそくにかかり、以来左半身マヒの後遺症が残り、それからの通所です。

祖母は9人兄弟の長女。
小学校卒業後に丁稚奉公で働きながら自宅の弟たちの面倒を見、女は尻が重くなるから本など読むなと育てられた人なので、教養などほとんどありません。

しかしそんな祖母でさえも、デイサービスに行くたび「ボケ老人ばかりで嫌になる」とこぼします。
そして「あんなボケ老人の世話する職員は、本当に大変だ」とも。
難しい話など分からない96歳の祖母でさえ、そう思ってしまうわけです。

質問者さんのおっしゃることもよく分かりますが、デイサービスに通う老人の大半は、言葉は悪いですが、どっかこっかイカレた人でしょう。
祖母はオセロや五目ならべが好きなんですが、その相手となる人すらほとんどいない状態です。
デイサービスは、そういうイカレた人の世話から家族を救う役割も担っていますが、そういう人ほど手がかかり、職員もその対応に手が割かれます。

政治談議などは、それが好きな人が集まれば、あとは放っておいても勝手に自分らでできるでしょう。
別席や空いた部屋にその人らを分けるだけでいいんですから、簡単。
しかしそれができないのですから、施設のカリキュラム的な問題ではなく、通所する人の質の問題ということではないでしょうか。

質問者さんのお父さまは、健常者の中でも専門知識の高い方だと思います。
となると、施設の中でその知識についていける人など皆無でしょう。
ある程度難しい話にも興味があり、多少の議論が可能な老人であっても、ごくわずかと思います。

ということで、非常にハードルが高い問題と思う次第ですが、
可能な策としては、これからはネットを利用したサービスで何か活用できそうな気はします。
知識レベルの高い人は、ネットに向き合うだけで楽しめる空間がいくらでもありますから。
それを職員がちょこっと手助けしてあげるだけでいいわけです。

通所介護の中で、体操したり、リハビリしてもらったり、お風呂に入ったりするのは、知識レベルによる不満はないと思います。
要は、折り紙などが企画された時間帯を、他に夢中になれることで埋めることができればいいのでしょう。
ネットの活用は地味だし、手抜きにも映りますが、可能性は無限です。
通所する人に向けた介護施設用のネット配信サービスというのも、おおいにあり得ますし。
これからは世代的にキーボードを打てる人が増えていきますし、現実的と思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます
なかなかいいアイデアですね。
オンラインテーマ雑談なんていいかも?

お礼日時:2015/07/07 19:11

要するに個別性をどれだけ重視できるかということと思われますが、これは当然コストとリンクしてきます。



高度な知的能力を有する高齢者に満足していただけるサービスを提供するためには、サービス提供者にも高度な知的能力が必要です。
その高度な知的能力を有するサービス提供者が、安い給与のサービス事業所で満足しているとは思えません。

すなわち、あなたのお父様あるいはあなたの給与程度の給与を払う必要があるでしょう。

現在の、高齢者福祉施設の大部分は、安い給与と、劣悪な労働環境で成立しています。

ちょっと想像して欲しいのですが、あなたのお父様あるいはあなたが満足するようなサービスを提供をしようとするには、どの程度のコストが必要でしょうか?

個別性を重視した良質なサービスを提供するコストを考えます。
毎日アパホテル程度の部屋と食事として1万円。
そこに福祉サービス提供者の人件費を考えます。
入居者10人を24時間対応とします。夜間1人、日中4人として、休暇を考えれば10人程度の職員が理想です。

食事・宿泊費だけで月30万円。
さらに、入居者1人で、サービス提供者1人分の給与を払わなくてはならない理屈です。
良質なサービスを考えれば、上に書いた理屈で、少なくとも自分が稼いでいた給与と同程度の支払いが望まれます。
これに食費を考えれば、「標準個室 74~87万円程度」というのは極めて理にかなった価格と思われます。

しかし、ご指摘の通り、この価格を払える人はそう多くありません。
そういう人たちは、公的サービスで我慢するしか無いでしょう。
となれば、公立学校に、個別性に対応した教育が難しいのと同様で、現実的には安かろう悪かろうの集団的画一的対応になってしまうのもやむを得ないかと考えます。
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この回答へのお礼

いわゆるインテリ層に分類される人の中で、引退後に変わることができなかった人の最期は不幸ですね。
集団レクレーションよりは、集団ワーク(頭を使うワーク)のほうがなじむ高齢者は結構いると思います。
・たとえば、社用車の運転手さん(そう高い地位ではない)は結構、会社TOPの苦悩の聞き役であったりするようです。(うちの会社の社長車の運転手さんから聞いたことがあります。・・・詳しいことは話せないと言っていました。・・・守秘義務)
会社人 どうすれば幸せな老後を送れるのでしょう。

お礼日時:2015/07/06 18:36

お話の内容はよくわかります。

そこまでレベルの高い高齢者は確かに老後の過ごし方が難しいですね。
私は今60代前半でまだ現役ですが、うちのマンションの理事会メンバーの中には昨日まで黒塗りの車で迎えにきてもらっていた方がいます。うちの階だけでも、二人いますし。
そういう方々は、現役離れると寂しそうですね。80代以降のデイサービスとなると
もう、絶対にそういう「エリートビジネスマン」は入っていけないでしょうね。
ビジネスとして「ハイソサエティデイサービス」とかあってもいいかもしれません。
老人ホームでも「慶友病院」とかありますから。
高級高専賃のなかにそういうサービスを入れ込むのもいいかもしれません。

で、何をやるか。もう会社ごっこしちゃう。
「はい。今日は辞令交付します。」
「山田さんは、先週の業績を認めて。専務に昇格です。」
「私は、どうですか」
「加藤さん、ざんねんながら、もう点数がなくなりましたから、床のお掃除
 お願いしますね。いえ、大丈夫。ルンバの動きを見張ってるだけですから」

元気で頭もしっかりしてたら、家で株でも為替でもやっていたらいいんですけどね。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。その病院 よみうりランドホテルの跡地に建ったきれいな病院ですね。 どんなところだろうと以前から気にはなっていました。
調べてみたら
標準個室 74~87万円程度
2人部屋  50~53万円程度
4人部屋  45~48万円程度 ぎょっとしました。
これだけ払える人がどれだけいるのでしょう。

気になる相談を見つけました。
http://komachi.yomiuri.co.jp/t/2014/0124/639936. …

>1泊5千円のビジネスホテルと1泊五万円のシティホテルでは当然要求されるもの
>が違います。
> 働いている方の資質や雰囲気も違います。
> 高級な場所には高級なサービスを提供できるスキルのある方が求められます。
> 「本当ですか」という適当な相槌も最近よく耳にしますが、語彙力のなさに聞いて>いて呆れます。
>そういった施設に入られる方はインテリな方が多いので、豊富な知識や語彙、機転
>のきく頭の良さが求められます。

考えさせられました。

お礼日時:2015/07/06 06:41

人間は幾多のマウスの命と引き換えに不老長寿の薬を開発し


長生きした結果が460万人の認知症患者を含む超老人国になった。
逆に今では老いてボケて子供に迷惑はかけたくないと
「コロリ(拝むとコロリとあの世にいける)地蔵」を拝みに
集まるお年寄りが増えたという。

好みというものは個人によってバラバラだから
認知症の患者を満足させる施設なんて不可能でしょう。
それに認知症が進めば不満も云わなくなるし。

私の友人はいくら医者に注意されてもタバコを止めない。
おそらく認知症になる前に肺がんで人生に終止符を打つつもりだろう。
確かにそういう生き方もある。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。書き方が悪かったかも知れません。
認知症ではないです。脳梗塞での運動障害。頭がしっかりしています。
そのことから、少しでも生きがいになるかと思い翻訳の仕事を受けてみたことはあります。
しかしながら納期に追われ迷惑がかかるのでやめてもらいました。
父の弟(叔父)は煙草を1~2箱毎日吸っていました。それでも、がんにもならず、
88歳まで生きました。前の日まで普通に暮らし朝になったら冷たくなっていた。
ピンコロリ こんなこともあるのですね。

お礼日時:2015/07/06 06:28

精神科で入院経験のある者です。


入院中の回復期に参加したプログラムが、あまりにも簡単で、参加しませんでした。
質問者様のお父様が「女子供の」と言われた気持ち、確かに分かります(私は女性なので、厳密にいうと、男女関係なくですが)。

簡単にできて満足感を得られるカリキュラムを否定はしません。それに適した方もいるので。

でも、いろいろな種類、レベル、があった方が絶対に良いと、私も思います。
ぜひ、提案していくべきだと思います。

ただ、ただでさえ現場は人手不足が深刻で、スタッフによる暴力など多発している中で、豊かなカリキュラムまで手が回るか、、、裕福な利用者さん対象の、お給料のいい施設からなら、という気がします。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
介護職が手一杯 困りますね。

お礼日時:2015/07/06 06:19

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