アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

年に数回、癌などの治療に効果が期待される◯◯を発見というようなニュースを目にすることがありますが、その後の展開はどうなったのかと思うことがあります。
医学のめまぐるしい進歩と言われている割には、そんなに変わっていないように思うのです。昔から◯◯年後には癌などの特効薬ができているだろうなどと言われていたからでしょうか。
私には専門的な知識も技術もありません。薬の利用や治療を受けることしかできない立場の一方的な意見ですが、いつになったら癌の特効薬はできると思いますか?

A 回答 (2件)

こんにちは!



癌って身体の場所によって対処方法が違うし、増殖方法も沢山あるのです。

ので、Aの癌には効果があったがBの癌には効果がなかったっていう薬が沢山あります。

もとは自分の細胞の異常増殖ですから、本人を生かして該当の細胞のみ倒す特効薬はまだまだ完成するのは先だと思います。
    • good
    • 0

"がん治療に新たな可能性"みたいな記事は確かに散見されますが、まず知ってほしいのは"薬っぽいもの"が発見されてから薬として世に出るまでに大体20年かかるということです。

しかもそのほとんどは途中で重篤な副作用が見つかったりなんだりでリタイアします。新薬開発の確率は3万分の1といわれるくらいです。

従来の薬の探し方として、がんであれば、がん細胞にその辺から集めてきた"化合物"を振りかけて成長を抑えたものを候補とする方法がとられています。途方もない探索です。

最近の手法として、がんが進行する原因となるタンパク質を突き止めて、その立体構造からそれを邪魔するための"化合物"をデザインするという方法があります。格段に探索がスピードアップするのですが、国内ではまだ片手で数えられるほどの会社しか取り入れてません。こうして作られた薬はすべて"分子標的薬"と呼ばれる副作用の少ない薬になります。しかし、あるタンパク質に対して・・・という作り方なので、そのタンパク質が悪さをしているがんにしか効きませんし、そもそもターゲットのタンパク質を選ぶのが大変です。

同様のタンパク質に対して、生体内で獲得免疫を担うタンパク質である"抗体"も薬になっています。こちらも同じような特性を持ちますが、製造が大変なので高いです。

どんながんにも効く特効薬はできないでしょうし、できたとしてもとても副作用が強くて耐えられたものじゃないと思います。最近の薬は個々人に合わせて使えるようにという考え方になってきていて、その人のがん細胞を調べて、どんなタンパク質が悪さをしているかを決めてから、それに合わせた薬を選択するようになってきています。確実に進歩はしているんです。
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!