これ何て呼びますか

一般的に杭施工の場合は、費用便益を考慮してすべての杭打設位置でボーリングすることはしません。

そのため、実際に施工した時に設計時に想定して支持層と異なる場合があるのは全く不思議ではありません。

しかしながら今回の事件で調査ミス、設計ミスと勝手なことを言ってる人がネットで散見されてちょっと不安に思いました。

横浜の件でもすべての杭が改ざんされていて、その理由がすべての杭が支持層まで届いていない設計ならまだわかるのですが

設計どおりの杭長で支持層に届いている方が遙かに多いわけです。

このような誤解から設計者が悪者にされるのはよくないと思います。

A 回答 (12件中1~10件)

たぶん、昔の姉歯氏の耐震偽装事件のイメージが強い人たちかと。


今回は、現場での手抜きですね。
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杭を打つシステムの設計ミスですね。


プリンターの紙がなくなったから、記録できなかった。とか、
記録用紙が雨等で濡れたから、使い物にならなかった。とか、
10年前、20年前だったら理解できますが、今どきメモリー等に記録しないシステムなんて
設計ミスだとおもいます。

さらに言えば、そういった事を前提にした対策を用意していなかったという
会社や業界全体(監督官庁も?)の怠慢でしょうか。
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設計ミスとは言い切れませんが、スケジュール的に適切かは大きな疑問がありますね。


杭を作り直すとか溶接で延長する時間的余裕があるかの疑問はありますね。
またその杭が溶接できるタイプかも
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設計者にミスがあったというなら、設計のミスというよりは、監理のミスでしょうね。


業者が意図的にデータ改竄を行った場合にそれを見抜くのは難しいのでしょうが、設計した通りの施工が行われていることを確認するのは監理者の責任です。

あと、一部で噂されているように、支持層の位置が予想と違ったときにどのように調整するのか考えていなかったために、構造計算のやり直し→確認申請の出し直しになるような状況だったとすれば、それは設計のミスかもしれません。

もちろん、一番悪いのは、データを偽装した人ですけど…
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>杭打設時に支持層に到達しているか確認することが一般的です


>(届いてないならさらに深く打つ)
その時間と費用は元請け会社から出るのでしょうか?
元請けの調査では杭の長さは短いはずであり、その分の工賃しか
出ていないはずです。

>それって改ざんしていい理由になりますか?
>消費者が困るような施工しかできないのに受注する会社って
>コンプライアンスをしっかり考えている会社と言えるでしょうか?
おっしゃる通りで、コンプライアンスを考えていない会社です。
しかし、その会社を使った責任は元請けにもあります。
また、自分の調査ミスを棚にあげて、消費者の危険をかえりみず、
下請けに追加の時間と工賃を認めない元請けはコンプライアンスを
考えている会社と言えるでしょうか?

今回の件で修正するべきことは元請けの方に多いように感じています。
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1)「調査ミス、設計ミス」


 残念ながら、「設計ミス、調査ミス」と言われても、否定しにくい面は、認めないといけない、と思っています。

 杭設計に於いて、付近の地質データーの収集、敷地内のボーリング調査によって、想定支持層を設定するのが、一般的で
 あると思いますが、その時点で、支持層のレベルの変位、傾向に、設計者は気が付くべきだった、というように思います。

 地面の中は、解らないのだから、支持層の設定には、より慎重さが求められたのではないか、と思います。

 その点を考慮すると、追加のボーリング調査を行う等、通り一遍でない用心深さ(危険予知)が必要だったと
 思います。

2)「工事監理、工事管理」について
 「杭の施工者が悪い」が主流ですが、では、工事管理者は、何をしていたのか?と言う問題があります。

 杭施工に対して、対価を支払う以上、その工種が適切に完了したのか、を確認する必要があったはずで、
 業者が作成した「てんぷら」の報告書をただ受け取るような事で、お茶を濁していた、と言われても反論出来ないでしょう。

 工事管理者は現場内の全てに責任があります。

 一方「工事監理者」は何をしていた、と言う問題もあります。

 杭が「設計図書」通りに、適切に施工されたかを、工事監理し、設計者、施主に報告する義務があるはずで、
 当然、「支持層への到達」は、最重要課題でもあるので、「てんぷら」報告書を信じるのではなくて、現物で
 支持層到達を確認すべきだった、と言われたら、反論がむずかしいでしょう。

3)その他
 結局のところ、各々が自分の責務の重要性を自覚しないで、自分たちの「村」内の常識を形成して、
 もたれあっているから、このような事故が発生したのだ、と思っています。

 ただし、現実問題として、今回の事例は非常に特殊で、後から散見されているデーター偽造に付いては、
 「偽造したことの悪さ」、と「偽造した事を受けての建物への影響」は分けて考えるべきだと思っています。

 実際、後から出てきた事例では、恐らく、実害は無いのではないか、と思っていますが、マスコミが
 騒ぎまくるので、住まれている方がご不安であろうと、心配しています。
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「ミス」ではなく「偽装」あるいは「手抜き」でしょう。


両者は事の起こりが全く違います。
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>費用便益を考慮してすべての杭打設位置でボーリングすることはしません


それが通るならば、設計側は費用便益を考えて検査を省略した、
で通るのではないでしょうか?

全ての位置でボーリング調査をしないのが一般的なのはわかります。
でも、くい打ちの検査をしないのも施工側では一般的ではないのですか?
再工事や悔いの長さの追加の時間と費用が与えられていないばあい、
検査を省略するしか施工側は生きていけないのではないですか?
下手に検査をして悔いの長さが足りなければ大赤字になります。
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この回答へのお礼

でも、くい打ちの検査をしないのも施工側では一般的ではないのですか?

杭が支持層に到達していないと杭の意味がないのでくい打ちの検査ではなく、杭打設時に支持層に到達しているか
確認することが一般的です(届いてないならさらに深く打つ)

再工事やくいの長さの追加の時間と費用が与えられていないばあい、
検査を省略するしか施工側は生きていけないのではないですか?

それって改ざんしていい理由になりますか?
消費者が困るような施工しかできないのに受注する会社ってコンプライアンスをしっかり考えている会社と言えるでしょうか?


下手に検査をして悔いの長さが足りなければ大赤字になります。

一般的に検査はしません。

お礼日時:2015/11/06 11:46

たまたま目にしたどっかのワイドショーで同じことを言ってたような気がするが...。



横浜の例では、1棟あたり3カ所のボーリング調査。
その一帯は支持層が不陸になっている。
事前調査で支持層までの深さまでの杭を用意する。
支持層まで杭が届かなかったら杭を延長するが、不足した杭の納期が工事を遅らせる。
など。

自分は杭の予備を持っていない下請けが悪いと考えている。
不足した杭は元請けに注文すると納期まで時間が掛かるのは当たり前なのだ。
ならば足りなくなることを想定して杭の予備を自前で用意(在庫)し管理していない下請けがすべて悪いだろう。
「業界全体の仕組みがおかしい」なんて雰囲気を醸していた番組で腹が立ったのでちょっとだけ覚えている。

設計…調査から工事・建築そして完成までの工程の設計だろうか?
あえて言うなら、設計ミスだ。
工期が遅れることを設計に含まなかったというミス。
責任逃れはできない。
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おっしゃる通りです。


8割以上が施工側が検査を省略したことが原因です。

しかし、設計側(元請け)も罪は逃れられません。
>費用便益を考慮してすべての杭打設位置でボーリングすることはしません
今回は特殊な地盤であることがわかっていたので、もっと細かくボーリング
するべきでした。わずかな手間と費用を惜しんだ設計側のミスです。

>設計時に想定して支持層と異なる場合があるのは全く不思議ではありません
それがわかっているのならば納期に余裕を持たせるべきでした。
かつかつの納期を設定して、遅れたらペナルティが発生します。
改竄をするなという方が無理があるのではないですか?

>今回の事件で調査ミス、設計ミスと勝手なことを言ってる人が
実際に想定値と違う地盤の深さだったのですから、調査ミスで設計ミスです。
ただし、天気予報と同じで100%当てることは難しい物です。
それに対して、はずれたときの責任が全て下請け任せであったのが、今回の
事件の主たるポイントだと思います。
地盤の状況を判断して、設計に余裕を持たせるべきでした。設計とは
作業進捗予定や作業工賃まで含めたもののはずです。
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