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現場で杭の長さが足りないのは調査・設計のミスであるという人がチラホラいるのですが
実際の建築・建設業界では、調査・設計段階で数センチ単位の誤差で杭長を設計できるのでしょうか?
また、そのようなことが現実的に可能(たとえば、支持層が出るまで現場の土を全部掘り起こす等)だとしても
費用便益を考えた場合、調査・設計段階でそこまでするのでしょうか?

また、民間工事と公共工事では考え方に違いがあるのでしょうか?

質問者からの補足コメント

  • つらい・・・

    今回、18メートルでなくてはならない所、14メートルで設計したのですよね。
    これを誤差数センチと言い切るのも凄いですね。

    調査・設計段階で推定支持層・支持地盤に対して杭種、杭径、杭長、杭配置を決定すると思うのですが施工段階で設計と数ミリの誤差で支持層に到達するのが一般的なのでしょうか?という意味ですよ。

    No.1の回答に寄せられた補足コメントです。 補足日時:2015/11/05 17:31

A 回答 (7件)

調査を発注した内容(どの地点をボーリングするか)ということが報道では不明なので


調査ミスと断定することは無理だと思います。
仮に、問題の杭位置が調査地点に指定されていて、柱状図と現地が不一致なら調査の単純ミスまたは柱状図捏造の疑いがありそうです。
指定位置を何mか間違った位置でボーリングしていたなら、調査ミスは明らかです。
柱状図と現地が一致しているなら、読み間違いによる設計ミスが想定されます。

調査指定された位置が問題の杭位置から何mか離れているなら、杭長さ決定の設計ミス疑いあり。

調査を発注する時は、建物の支持地盤がほぼ水平、一定勾配または、激変なのかを付近の既調査結果を参考にして、ボーリング位置を指定して発注するなり、
付近の情報がない場合は、先ず建物の4隅と中央などを調査分析して、必要なボウリング位置追加の要否を判断することになります。
もし、上記のような段階なしに漠然(?)と調査位置を決めていたなら
調査・設計ミスというより、その前段階の計画ミスも想定されます。
何れにしても、報道された模型断面スケッチのみで原因の特定はしかねると思います。

>民間工事と公共工事では考え方に違いがあるのでしょうか?
一概に官民で区別はできないと思います。
大企業で専門部門があれば官より厳しく、極小企業だとお任せ発注も有りかと想像します。
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No5回答者です。


単に質問タイトルの【調査・設計の過失度合い】のみの私見を書いたため
今回の課題が【調査・設計の過失が原因である】と一方的に誤解されないように補足させてください。
質問者さんが指摘しているとおり、設計のための調査は費用便益を考えて全面試掘調査など行わないのが通例ですから、設計と現場の不一致は当然起こりうるものです。
だから、今回の杭に所定の支持力が得られないような、設計と現場の不一致があった場合、
施工者の施工管理者は、施工の品質・工程などを管理する義務があります。
また工事監理者は、設計図書のとおりに工事が行われているかを確認し、欠陥の発生を未然に防ぐ義務があります。
したがって、今回の事件は、例え調査・設計ミスが有ったとしても、①施工管理者の責任意識欠如、②工事監理者の職務怠慢の2点が問題の原因だろうと思います。
しかし、現状は工事監理者とは名前だけで、必要な業務に見合う費用が伴わない発注形態が多いという噂も無きにしもあらず。
結論
公式な問題調査結果を待つべきだと思います。
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> 数ミリ単位の設計ができますか?という質問ですよ。


杭の長さは「数ミリ単位の設計」で長さを指定しているでしょうね。

16メートル下に支持層が有れば、18メートルで指定していればよい。
支持層がでこぼこで15メートル下ならさらに3メートル掘る、17メートル下なら1メートル入るから、問題無い程度に支持層に支柱が設置される。

ところが設計は14メートルと杭の長さを指定しているから、これを作成して穴を掘って設置したのですね。
この時に「数ミリ単位の設計」がどんな意味を持って質問者が問題にしているのか理解は出来ないですが。
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この回答へのお礼

調査・設計段階で数センチ単位の誤差で杭長を設計できるのでしょうか?と質問文に書きました。もう少し詳しく書くと

実際の支持層と数ミリしか違わない設計が一般的な設計ではできるのかできないのか?という意味でした。

答えは、yes or noで答えてもらってその理由を教えてもらえると幸いです。

お礼日時:2015/11/06 09:21

工業製品と言えどもばらつきがあります。


大工工事で使う釘にたとえば、材料の鉄にも硬い柔らかいがあるし、太さも微妙に違ってきます。
地面の岩盤深さを測るにしても、測定者や測定機でばらつきがでます。
民間では、必要な強さに対してどれだけの余裕があるのかの安全率で計算します。

1mmの針金で充分なら、1.5mmの針金で設計します。これは太さがばらついても1.3~1.7mmの太さになると充分裏付けがあって、なおかつ検査で1.3mmより細い針金が現場に出ないようにするわけです。
で、鉄の柔らかい硬いのばらつきがあっても、作業者のばらつきがあっても1mm以上の針金相当になるように設計します。

今回の場合、10本の杭が必要な所を、図面上で20本していしてるなら倍の強さが有るわけです、5~6本届かなくても強度は十分と言いきれます。

問題は、本数ではなく、必要な強度に対してどれだけ足りないか、どれだけ余裕があるかだと思います。

戦艦大和の艦橋は柱6本で支える構造になっていますが、設計上はその内の3本が破壊されても充分な強度で設計されたそうです。
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> 数ミリの誤差で支持層に到達


そこまで厳密ではないでしょう。
数センチから数十センチ程度の誤差は見込んでいるはず。
支持層に1メートルから2メートル程度打ち込む事になっているという数字がそれを表している。
±50センチ程度は見込んでいるでしょう。

10メートル下に支持層が有るなら、杭は11メートルから12メートルの間くらいの設計ということ。
どれくらい余裕を見るかは各社の方針ということで。
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よくわからないでの返答ですが、数センチ単位はともかく お金を取って支持層まで届く設計を受注しているのですから、ちゃんと届くように調査、設計をしなければ詐欺ですよね。

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> 数センチ単位の誤差


今回、18メートルでなくてはならない所、14メートルで設計したのですよね。
これを誤差数センチと言い切るのも凄いですね。

基本的に設計図はミリ単位の数字で表記が常識のようですね。
この回答への補足あり
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この回答へのお礼

杭打設をする箇所すべてにボーイングを行わないのに数ミリ単位の設計ができますか?という質問ですよ。

基本的に設計図はミリ単位の数字で表記が常識のようですね。→その通りですよ。

お礼日時:2015/11/05 17:17

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