dポイントプレゼントキャンペーン実施中!

erhellet aus folgendemに続く文です。

Um frische Luft zu schoepfen, ging auf eine Zeit ein vornehmer Herr um die Stadt, welchem
ein Bettler begegnete, und um ein Almosen ansprach; zu solchem Werk der
barmherzigkeit zeigte er sich ganz willfaehrig, greift in den Sack, gibt ihm, und nahm eilends
seinen Weg weiter. Der Bettler sieht, dass seinem Guttaeter aus dem Sack ein Brief entfallen, welchen er aufhoben, und mit Nachschreien dessen den Herrn ermahnt.

3行目のzeigte er sich ganz willfaehrig で、sich zeigen は「現れる」、willfaehrig は「人の言いなりになる」という形容詞ですから、「求められるままになり」という意味になりますか?

また、4行目のDer Bettler sieht ~entfallenは,「何々が~するのを見る」というような構文で、dass~entfallen までが落ちるのを「見る」ということになりますか?

最後の行のwelchen はBrief を指し、Nachschreienは辞書に載っていませんが、「後から叫ぶ」ということでしょうか。その後のdessen は乞食の2格ですか?mit dessen Nachschreien ではないのでしょうか?

A 回答 (1件)

先ほど回答したあと、NHKのテキストが気になってアマゾンで「なか身!検索」をしたところ、今月のテキストはウィーン関係が多いので、Kindl版を購入しました。

ちょうど、プリペイドカードの残金がわずか480円ほどになっていましたので、ちょうどよい使い道でした。

erhelletは、やはりこの文脈では単純な現在形ですね。要求話法ではないと思います。

sich zeigenは、「~という態度をとる」という意味ですから、「言われるまま、求められるままになり」という意味であっています。

entfallenですが、dassで始まる複文になっているので、「entfallen sehen」(落ちるのを見る)という不定詞句ではありません。あくまでもdassで始まる文で表されていることを見る、という意味です。dassの複文では、文末の動詞の活用は主語に必ず対応しますが、ここではein Briefが単数であるにもかかわらずentfallenという形になっているので戸惑われたかもしれません。これは、先の御質問中で触れた、gewesenやgebrachtのあとにistやhatが省略されていた文と同じ形です。entfallenは現在形ではなく過去分詞で、このあとにistが省略されています(dass … ein Brief entfallen ist.)。財布から手紙が落ちたのを見た、ということで、NHKのテキストの翻訳どおりです。

Nachschreienのnachは、nachlaufen(あと追いかける)などの動詞と同じで、遠ざかる人に向かって叫ぶということですね。dessenは、乞食ではなく手紙です。現代文ではこういう言い方はもうないでしょうが、Nachschreienという名詞化された動詞のあとに、その内容を示す事柄が2格で付け加えられている形です。Nachschreien des Briefes(手紙についての呼びかけ)ということですから、dessenは後置になります。mit dessen Nachschreienならdessenは乞食になりますが、この文は、主語がずっとBettlerで続いているので、ここで再び乞食のNachschreienと特定する必要はないと思います。よって、このdessenは手紙と判断できます。
こういうところを番組中で解説してほしいですね。
    • good
    • 3
この回答へのお礼

>entfallenは現在形ではなく過去分詞で、このあとにistが省略されています(dass … ein Brief entfallen ist.)
そうでしたか。dass以下がsiehtの目的になっているのですね。省略があったのですね。

>この文は、主語がずっとBettlerで続いているので、ここで再び乞食のNachschreienと特定する必要はないと思います。

どうも何故しつこく特定する必要があるのかとちょっと思いました。「手紙についてのよびかけ」だったのですね!

番組ではテキストの解説はありません。ドイツ人が読み、ドイツ人の若い女性が日本語訳を読みますが、書いてある訳文を棒読みするだけですので、どうせ書いてあるのに読み上げる必要はないのではと思っています。それより解説をして欲しいものです。

くだんのカマキリ教授は元々独文ではなくて、一橋大学の社会学部ご出身のようです。専門はオーストリアの現代史。テーマが歴史上の人物や時弊を扱うものなので任されたのでしょうか。それほどドイツ語がお出来になるわけではないのでしょうね。大学でドイツ語を教えている先生でも、1~2年留学して帰国なさった方がほとんどですから。
比べては失礼ですが、私と連れ合いは2年留学しましたが、目的が遊びで、Mitteleuropaの地理的条件を最大限に利用し、旅行ばかりして遊び呆けていました。それでドイツ語はさっぱりでした。一応身分を得るために大学に籍を置いただけです。
ありがとうございました。

お礼日時:2015/11/11 00:21

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!