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なぜ、りそな銀行は公的資金が導入されて国営化となったのに、拓銀や足利銀行といった地方銀行には投資されないのですか?

A 回答 (2件)

まず、拓銀は地銀ではなく、都銀でした。

東京にも拠点を築いていました。拓銀と足利銀は債務超過で、預金保険法に基づいて破綻処理されました。前者は北洋銀への営業譲渡、後者は一時国有化です。ちなみに、前者が破綻した1997年11月には一時国有化に関する法的枠組みはありませんでした。その法的枠組みは1998年10月にできました(同時に、長銀に適用)。また、債務超過額はすべて公的資金で穴埋めし、受け皿銀行に譲渡されます。ですから、公的資金は注入されます。しかも、返ってきません。拓銀の債務超過額の穴埋め+営業譲渡にかかった諸経費は1.8兆円です。
それに対し、りそな銀行は債務超過ではなく、資産超過であったものの大幅な自己資本不足ということで、しかも自力で増資することが難しく放置しておくと金融危機を引き起こしかねないということで、2兆円弱の公的資金が注入されました。政府がりそな銀行が発行する普通株を購入するという形で公的資金が注入され、その結果、政府が議決権の約70%を有することになり、経営権を握ることになり、政府の指揮のもと、経営陣の刷新を手始めに大規模なリストラが進められることになりました。りそなに対する公的資金は、拓銀や足利銀に対するそれとは異なり、将来、りそなが再生すれば返済されることになります。
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りそな=旧大和銀行=国会にATMがある=政府の金を預けている=つぶすと困る



ということでしょう。

一般的に言ってもりそながつぶれると経済への影響が大きいですが、拓銀や足利銀行がつぶれても無問題ですよね。(地元の人以外は)
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