
No.2
- 回答日時:
試料の移動率は溶媒のしみこむ速度に依存しています。
展開槽に蓋をしないと薄層板から展開溶媒が蒸発してしまい、しみこむ速度が遅くなります。よって試料はあまり移動しません。そうなるとRf値は低くなります。蓋をして展開槽内に溶媒蒸気を満たすほど薄層板からの蒸発がおさえられてしみこむ速度が速くなり、Rf値は高くなります。薄層クロマトグラフィーは溶媒(展開溶媒)が薄層板上を通過してゆくときに生じる溶質(試料)の移動速度の差を利用して溶質の分離を行います、展開溶媒の液面下では溶媒の移動そのものが起こらない。試料は展開溶媒の液面より上になければ移動できません。
No.1
- 回答日時:
レポートの課題ということなので、ちょっと厳しく書いてみます。
ふたをしないということは、展開槽が溶媒蒸気で飽和状態にならないということです。ということでどんどん溶媒が揮発していきます。当然プレート上からも揮発します。
ヒントはここまで。わかりましたか?
スポットが展開溶媒に浸かると、スポットが四方へ拡散していきます。ということは…
この回答への補足
ということは、、、
薄層クロマトに展開溶媒が上がっていかないからRf値も上がらない。という事でしょうか?
スポットが浸かって四方に広がって、他のスポットと重なってしまう危険があるということでしょうか????
これしか浮かびません(>_<)
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