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A 回答 (4件)
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No.4
- 回答日時:
No3でっすが、最後の方の文章に言葉が抜けていました。
dというのが一定値ではなく、毎期変動する確率変数ならば(債券2がある株式で、dがその株の配当金なら通常dは企業の業績によって変動し、一定でないのが普通だ)、債券2の価格Vと配当dと債券収益率rとの間には「非裁定条件」V= Ed/rが成立することになる。
と、「ならば」を付け加えてください。
いまdは一定値で、債券2の(実際)の価格V'とし、V'は非裁定条件を満たしていないとどうなるか、考えてみましょう。まず、V'>V=d/rならば、この債券の収益率はd/V'と、r(債券1の収益率)より低くなる。すべての投資家は保有する債券2を売却し、債券1に投資することで、より高い収益率(つまりr)を得ようとするだろう。逆に、V'<Vならば、債券2の収益率のほうが高い(つまりd/V'>r)ので、債券1を保有する投資家は債券1を売却し、より高い収益率をもつ債券2を購入するだろう。このように、債券2が非裁定条件を満たさないなら、保有する債券を変更することで利益(裁定利益)が得られることになるのです。
No.3
- 回答日時:
>でしたら非裁定条件を数式で表すと利子収入をAとすると債券1の価格=A/r、債券2の価格=d/rとなって条件はA/r=d/rということでよいのでしょうか
「非裁定条件を数式で表すと」、債券2の価格Vと配当dと債券1の収益率rとの間に、V=d/rが成立するということです。
債券1、たとえば、永久債の毎期の利子がAとすれば、その永久債の価値はA/rとなるでしょうが、そのA/rとd/r(1株の価格)が等しくなるとはかぎりません。たとえば、債券1の額面が1万円の場合と10万円の場合とでは支払い利子額は同じではないのですから、どの利子をAと呼んでいるのでしょうか?
なお、質問の文中にある「債券2は配当dが永久に毎期支払われる」という文が若干あいまいです。私は、毎期一定の配当dが支払われると解釈しましたが、dというのが一定値ではなく、毎期変動する確率変数(債券2がある株式で、dがその株の配当金なら通常dは企業の業績によって変動し、一定でないのが普通だ)、債券2の価格Vと配当dと債券収益率rとの間には「非裁定条件」V= Ed/rが成立することになる。ただし、Edは確率変数dの期待値を表わす。
No.2
- 回答日時:
No1への追加です。
英語では、non-arbitrage conditionあるいはno-arbitrage condition(ハイフンをnonあるいはnoのつぎに入れたほうがいいかもしれない)といいます。どちらも同じことで、前者を直訳すれば非裁定条件だし、後者を直訳すれば無裁定条件となる。また、同じことをarbitrage-free conditionという人もいます。No.1
- 回答日時:
同じです。
英語の、nonarbitrage conditionのことで、2つの債券の間に裁定利益が発生しないための条件、という意味です。答えは、債券2のファンダメンタル価格をvとすると、v=d/rとなります(債券2の価格がこれ以外の価格に定まると、どちらかの債券に裁定利益が発生することを確かめてください)。同様の問題に答えたことがある(↓)ので、参考にしてください。
https://oshiete.goo.ne.jp/qa/9275047.html
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回答ありがとうございます。
でしたら非裁定条件を数式で表すと利子収入をAとすると債券1の価格=A/r、債券2の価格=d/rとなって条件はA/r=d/rということでよいのでしょうか?