最速怪談選手権

2バイ4住宅をリフォームしてシニア夫婦が住もうとあちこち聴いてみたのですが、あの壁、この壁は移動できないと言われて結局、内装のみとなってリフォームしてもシニア夫婦には快適ではないようで建て替えをも検討しているのですが、建築会社に聞くと平屋は高くつくと言われて、なぜ?と疑問を持ちました、平屋は階段なく、窓も少なく、木も少ないしで安く建てれるように思っていたので納得いきません、平屋も2階建ても同じなのはどうしてですか、教えてください、お願いします。

A 回答 (6件)

概要で皆さんが例を書いたので、なぜなのかはわかってきたとは思いますが


この疑問を持つのは「坪(平米)単価」という、家に対しての簡単な表示概念の弊害です。

そもそも家のことを構造的に理解していない人に家の値段を「超大雑把に」坪単価で表すものを、消費者が単純解釈してしまうので、木が減る、階段が減る分安くなるという思考をしてしまいます。

実際には表示坪単価には「〜」が付いていて最低価格が表示されているか、メーカーの用意した条件の中で、その単価で建つという表示なのですが、それを考えずに一足飛びにその単価を基準にしてしまうので、現実の理解が難しくなります。

平屋も、最上級住設セットで建てた家も、総二階で押し入れもない家までひっくるめて「うちの平均坪単価は65万です」と謳うより、「坪43万円〜」の方が客へのインパクトは大きいですからね。
で、実際見積もったら坪58万になったとか、それはメーカーの戦略なわけです。

というわけで、坪単価というのは雲をつかむような概念で、家のどこをとっても同じ坪単価で構成されているわけではないというのを、まず始めに理解しないといけません。

なので坪単価総額から材料を引くのではなく、必要な部屋を書き上げて(当然キッチンからトイレまで全て)
「平屋」として図面にします。これがベースです。
これを条件に合わせて一部二階にしたり総二階にしたりします。
一番の疑問の、二階に部屋を作るのには階段部分が必要になりますから、その分のスペースを書きます。
しかし二階に一部屋移動すれば平屋からは一部屋減ります。
さて、階段を増やした分と平屋から減った分はどちらが多いでしょうか。
あとは二階に持っていく部屋が増えれば階段無しで二階の廊下を足して、平屋の部屋は減ります。
最後に残った平屋の差分の「基礎」が安くなります。
「屋根」もその分安くなります。
階段廊下以外に増えるのは外部に面した外壁や断熱材。
(ただし平屋部は外壁も減りますよね)


あとはどこがどれだけ高くなるかは仕様によって違います。
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この回答へのお礼

難しいことをわかりやすく説明していただいてありがとうございます、要は自動車と同じでスタンダードと超デラックスグレードみたいな、と思いました(私的には) というわけでベストアンサーにさせて頂きました。投稿していただいた皆様に感謝します。

お礼日時:2016/06/24 21:46

>建築会社に聞くと平屋は高くつくと言われて、なぜ?


>立替えする場合、平屋も2階建ても同じなのはどうしてですか
平屋と2階建ては外観がちがいますが、
これを同じと言うには、何んか【条件】があるはずです。

延べ床面積、材質、設備の型式など規格を一定にして
平屋と2階建の詳細な積算をすれば平屋が高くなります。(理由はNo4さがん説明済み)

場合によっては、詳細な見積書を省略して、坪単価◯◯円の契約もあるようです。
この場合は、延べ床面積が一定なら、平屋も2階建ても同価格になります。
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この回答へのお礼

皆さんのご説明で大方ですが理解できました、要は平屋も2階建ても手間も設備費もおなじなので価格的には大差はないということでしょうか、ありがとうございます。

お礼日時:2016/06/22 11:50

「平屋も2階建ても同じ(金額)」と言うのは、正しくは有りません。



一般的に言うのは、「2階建てに比べると、平屋は、「割高」である。」と言う事です。

平屋では、「基礎」、「屋根」が、2階建て(総2階)と同様に必要です
(正確には、2階建ての基礎の方が若干頑丈ですが、大差ありません。)

2階建てでは、2階の床、壁、窓が多くなりますが、平屋、2階建てに占める
「基礎」「屋根」の金額比率の方が大きく、結果として、「割高」と言う
表現が出てきます。

建設会社が「平屋は高くつくと」と言ったのは、その辺りの意味合いを
深く考えずに、省略していったのでしょう。

実際は、ご指摘のように、正確に積算してみないと、解りません。
地盤が悪いところ、屋根に瓦をのせるところ、鉄板系が普通のところ、平面計画の
内容で、積算金額は全く違ってきます。

しかしながら、「平屋も2階建ても同じ(金額)」というのは、
乱暴な表現だと思います。

念のため、例を示すと、(但し、金額、比率とも、便宜的な数値です。)
平屋:総額=1500万、基礎=350万、屋根=400万とすると、
基礎、屋根工事の工事費の合計は、750万で、全体の工事費の50%です。

一方、
2階建て:総額=2250万、基礎=350万、屋根=400万とすると
基礎、屋根工事の工事費の合計は、750万なので、全体の工事費の33%です。

総2階建てで、1階と同じ面積が増えているのに、2回分は、750万で出来た理屈に見えます。
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この回答へのお礼

つまり、平屋も2階建てもトイレ、キッチン、玄関、リビング、寝室等(以下Aと略します)は必要なので広いほうが安くなるということでしょうか、例えば30坪の平屋にAの設備を入れて計算すると60坪の建物のほうが安くなるということでしょうか、ご説明ありがとうございます。

お礼日時:2016/06/22 11:46

実は、私も同じ疑問を持っています。



No.2様の主張もごもっともですし、教科書的な正しい答えです。
だけど、感覚的には、それを考慮に入れてもなぜ?って思います。

本当に真面目に計算してみれば、やっぱり平屋のほうが安上がりじゃない?
って思います。

ですが、平屋にすると、
・階段がないので余計なスペースが減る(階段とセットの踊り場とか広場も減る)
・2階のトイレが不要(設備がなくなるだけでなく、床面積も減る)
などで、床面積も減ります。
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この回答へのお礼

その通りで、平屋のほうが安い価格で出してくれば納得できるんですが、皆さんのご回答を頂いてもっと安い平屋を考えてくれればと思います、今は2階建ての建て方で平屋の価格を出している気がします
平屋向けの資材や工法を研究していただいて(ならば、お前がやれと言われても、畑が違いますので無理なのですが)安い平屋を作ってほしいです。

お礼日時:2016/06/22 11:36

簡単なところでは



平屋 床面積と同じ基礎が必要。屋根も床面積+軒分。
二階 総二階なら床面積の半分の基礎面積で済む。屋根も軒先以外の面積は床面積の半分。
総二階でなくても重なる分は基礎と屋根が減らせる。総二階でない場合は棟が一階と二階に出来る
(屋根は平らな部分以外の部分が割高)

>平屋は窓も少なく、木も少ない

多いか少ないかは建て方によります。
窓は基本的に変わりませんけどね。おおむね各部屋に必要ですし。
木も少ないといわれても、一階で土台になる部分は、二階では梁が兼用になりますから、二階の方が少なく済みます
(細かい部分で拾い出していくと材木の総容積では多くなることも有りますが)

平屋では部屋が増えるほど廊下が必要になる(古い家のように廊下無しで部屋から部屋に通過する造りならまた別)

といったところです。

>安く建てれるように思っていたので納得いきません

大工から言わせれば、平屋の方が安いと思ってることに納得いきません。
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この回答へのお礼

確かに、mocmocさんが言われたように、木材の量や手間,基礎の具合等をトータルで考えると大差はないのでしょうか、mocmocさんのご投稿をいただいて、本田宗一郎氏がいわれました「軽も普通車も作る手間は同じ」という話を思いだしました。有難うございました。

お礼日時:2016/06/22 11:36

基礎が同じ。

屋根の広さも同じ。少なくなるのは、2階の外壁と柱と内装と床と天井ですね。同じではないですが、総二階を半分にした平屋でも3割引程じゃないかな。プラス、住宅会社のピンハネ分はどちらも同じ金額でしょ
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この回答へのお礼

わかりやすい説明で、大方理解できました、ありがとうございます

お礼日時:2016/06/22 11:36

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