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呉羽山活断層、砺波平野などで大きな地震が発生した場合、
熊本地震のように何度も余震が起こりますか?

A 回答 (1件)

そもそも余震って何ですか?本震に付随する地震ですよね。

熊本では大きな地震の後にさらに大きな地震が来たので本震が変更されました。でも本当にそんなことなんですかね。実はこの呼び方が大きな誤解を招いているんです。
例えば公園の砂場で山を作り、その砂山を崩しましょう。その砂場は手入れが悪く、石やてんぷらの時にダマのような塊がいくつもあります。
この山を少しずつ崩していきますと、砂をかいた時には周囲の砂粒が一緒に落ちてきますよね。中にダマがあればそれが落ちてきますし、うがった部分の上の所に石でもあれば支えを失った石はボトッと落ちてきます。
断層地震というのはこれと一緒。本震に伴うものであっても、地震そのものは歪みの解消でしかありません。それぞれが独立した地震であり、砂粒が落ちるのか、あるいはダマが落ちるか石が落ちるか、誰にもわからないんです。
しかも断層や歪みが完全になくなるわけじゃないですから、完全収束はありえない。
熊本では最初にダマが落ちて次に石が落ちたからあとの方が大きく本震が入れ替わったわけです。
なのでどこでも全く同じように、ひずみの多い断層がいくつもあれば、一カ所が崩れた影響であちこちでひずみ解消が起きる可能性があり、ひずみが溜まっていなければ、あるいは東日本の時のようにそれらが時間差が少なく一気に押してしまえば、本震以上の余震はほとんど起きないと言えるわけです。
なのでそれらの断層にどれだけ歪みが起きているか、そしてそれらがどのような形で解放され、地震が起きるかによって大きな地震が何度も時間をかけて起きるか、最初に大きな地震が起きてあとは比較的小さな地震で済むかが判れるわけです。
勿論小さな地震が何度も起きたのちに大きなひずみが解消される可能性もあります。それは地震学者などはある程度ひずみ計を使って図ることができるはずです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます
わかりやすい説明ありがとうございました

お礼日時:2016/07/05 21:33

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