A 回答 (8件)
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No.8
- 回答日時:
>小選挙区を導入すると権力の集権化が進むんですか?
「権力の集権化」の意味が不明。
そもそも、そんなことは起きないと思います。
「集権」とは「様々な権力を1か所に集めること」であって、特定の権力が強くなることではありません。
小選挙区は、後述の経緯で結果として2大政党になることでそれらの発言力が強くはなりますが「集権」にはならないと思います。
2大政党になりやすいのは、小選挙区は一人しか当選者がでないからです。
そうなると、票は有力な党に集中し、当選者は拮抗する2党に集中します。(3党以上に分裂するのは稀な例です)
その2強で調整がなされると、他の党は勝てません。
小選挙区制については、負けた側が色々と文句をつけて与党批判の材料にしているようですが、今の日本の政界がそうなっていないのは、与党以外があまりにアホばかりなので与党に票が集中したのと、野党間で票が分散している為です。
それに比例区もあるのにこの有様では、小選挙区のせいにはできないと思います。
そもそも小選挙区制を求めたのは、自民党を離党して野党になった小沢一郎氏です。
当時の彼は、竹下派内の抗争で主導権を失って自民党を離党しました。
彼らが野党になった為に、宮沢内閣の不信任案が可決され総選挙(1993年)が行われ、細川政権で小選挙区制度が導入されます。
小沢氏の本音は、小選挙区制によって自分の党と自民党で2大政党制にする為でした。
(日本の為、票の格差? そんなの関係ねえ)
(13:15 中選挙区制というのは、落としたい人を落とせないんですよ。
13:42 定数5の中選挙区だったら、20%の議席越えたら、80%の人が「お前落ちろ」と言っても落ちない。それがいいんですかという反省があって小選挙区制を導入してる。
14:48 功績として、アホみたいな金権腐敗選挙はなくなりました。)
私は政治の制度に完璧なものなど存在しないので、時代や国状に応じて選択するべきであり、他の制度との比較において語られるべきだと思います。
以上から、私は自民党を全面的に支持してはいませんが、他は問題のある党ばかりなので、今の時点では中(大)選挙区を採用するべきではないと思います。

No.7
- 回答日時:
仮に、A党、B党、C党という政党があるとします。
それぞれの政党の支持率が……
A党 35%
B党 34%
C党 31%
だとします。大接戦です。
そして、すべての選挙区でこの割合は変わらない、とします。
その状況で選挙を行うとどうなるか、というと……
A党がすべての議席を獲得します。
つまり、小選挙区制というのは、その候補者の中で最も得票数を得た1人が当選するので、得票率と当選者の間に差が出来やすい、というわけです。上の例は勿論、極論ですが、理論上は、このようなことが起こってもおかしくないわけです。
まして、現実的に……
A党 40%
B党 20%
C党 10%
D党 5%
E等 4%
みたいな場合、C党以下はよほどのことがない限り、勝ち目はありません。
すると、C党以下の小さな政党はより不利になり、A党のような大政党はより有利になる、というわけです。
No.6
- 回答日時:
小選挙区制では当選は一人だけです。
だから、投票する人は、死票を怖れて、
当選しそうな人に投票します。
これを、デュヴェルジェの法則といいます。
この法則の結果、弱小政党には票が集まらなく
なり、集権化が進む、というわけです。
中選挙区制であった選挙区を、小選挙区制に
したのは、英米型の、二大政党性を目指したものですが
今のところ、成果は出ていないようです。
No.5
- 回答日時:
■各政党支持率(報ステ調べ)
・自民党 43.0%
・民進党 14.9%
・公明党 5.2%
・共産党 6.9%
・おおさか 2.1%
・社民党 1.3%
・生活の党 0.4%
・日本の心 0.0%
・新党改革 0.1%
・その他 0.1%
・支持なし 26.0%
▲
実際はこのように投票がなされます。
比例がないと、与党候補(自公)以外当選しようがありません。
小選挙区で勝てるようなカリスマのある候補は割と少ないのです。
比例があるから、一人二人当選します。
それではまったく与党になりえません。
議席数の過半数など夢の又夢。
寝言になってしまいます。
だから野党候補の公約など、あってないような夢物語ばかり語るのです。
で、以前の民主党や、その前の日本新党などの政権のように、何にも実現せずに右往左往して混乱だけして終わるのです。
そもそも主張がかみ合わないのに連立しても、空中分解するだけなのです。
No.4
- 回答日時:
http://teikitest.benesse.co.jp/chu/social/social …
こちらに細かく出てきます。
小選挙区制度では当選人数が少なくなるので、基礎票といわれる多くの支持層(団体や既得権などがからむ会社など)をもつ大政党の方が有利になります。
つまり、「小さな政党から当選者が出にくくなる」=「大きな一つの党の当選者が増える」=「その党による権力の集権化が進む」可能性が高くなるということです。
こちらに細かく出てきます。
小選挙区制度では当選人数が少なくなるので、基礎票といわれる多くの支持層(団体や既得権などがからむ会社など)をもつ大政党の方が有利になります。
つまり、「小さな政党から当選者が出にくくなる」=「大きな一つの党の当選者が増える」=「その党による権力の集権化が進む」可能性が高くなるということです。
No.2
- 回答日時:
自民党が6割の人気で民進党が4割の人気があるとすると(実際そんな場合が多々あります)、
1人だとすべての選挙区で自民党が勝ったりするんです。
2人当選すれば、自民党と民進党が1人ずつになる。
つまり、40%の人気があるのに、一人も当選しないことになり、民意が反映されずアンバランスに権力が集中し、暴走を許すことになります。
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